後悔ばかりの人生を送らないために知っておきたい5つのこと

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浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

できるだけ後悔ってしたくないもの。

人は寿命が近づいた時、どんなことを後悔しやすいのか?

オーストラリアの病院の看護師さんが、病気で死を間際にした患者さんを調査し、多く口にした後悔について5つ紹介しています。

人生、後悔ができるだけ少なくなるよう参考にしてください。

 ①人の期待に応える人生ではなく、自分に正直に生きる勇気がほしかった

自分の人生は自分のもの。他人の期待に沿って生きているわけではない。

他人の目を気にせず、自分らしく生きる。

私が実践してみたところ、嫌われる確率は上がりましたね。

でも心は自由になった気がします。

嫌いたい人はほっといて、好きな人と付き合えばよいだけのこと。

まぁ、わかっちゃいるけれど、実行することができないって人が多いでしょう。

でも、それで本当にいいの?

「仕方ないじゃないか」って言い訳して、それで一生終えていいの?

自分自身に問いかけてみてください。

答えがNOなら、一歩行動に移しましょう。

 ②あんなに働かなければよかった

仕事が趣味!好きでたまらない!って人はこんな後悔はないかもしれません。

しかし、仕事がお金のため、名声を得るための手段である人は、後悔するかもしれません。

仕事に追われ、家族と過ごす時間も少ない。娯楽もせず働き続ける。

最近話題のブラック企業で働いて本当にいいですか?

会社のために生きているわけじゃないですよね?

収入や立場にこだわることで、あなたは本当に幸せになっているのでしょうか?

仕事で心の病気になった人なんかは、一度振り返ってみてください。

もっと、自分が望む生活パターンに近づけていけるのに、何かがんじがらめになっていませんか?

「そんなこと言ったって生活しなきゃならないし」なんて言って、ここを考えないと後悔するかもしれませんよ。

 ③勇気を出して自分の気持ちを伝えればよかった

愛の告白ってことでなく、自分の感情を表現すればよかったってこと。

周囲との摩擦を恐れて、自分の気持ちをおしこめる。

それはそれでよい時もあるでしょう。

でも、そういうのって「もっと言っていればよかった」って思いやすいんですよ。

何でもかんでも言えばいいってものではないけれど、もう少し気持ちを伝えるようにしてみてはいかがでしょうか?

 ④友達付き合いを続ければよかった

大人になると友達付き合いも減ってきます。

仕事や家族のことで忙しいので仕方のない側面もあります。

それでも友達とはつながっていた方がよいのです。

実際に、研究でも人とのつながりがある人の方が幸福度は高くなりやすく、寿命も長くなる結果が出ています。

何もたくさんの友達がいる必要はありません。

数人でもよいので、気軽に話せる人がいるってとっても大切なことなんですよ。

 ⑤自分が幸せになるのを許せばよかった

自分の幸せって、もっと選択できたってこと。

生活に充実感がない。でもそこから飛び出すのはいろいろ不安。

他人のこと、将来のことを考えて、自分の望むことができていない。

そんな風に生きていると後悔しやすいってことかもしれません。

「自分はもっと苦労しなきゃダメのでは」「他の人もこんなに大変なのに我慢してるし」とか、そういうのってやめた方がいいです。

後悔しますよーって、調査で出ています。

もっと楽に幸せに生きて良いのですよ。
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