「 講演会・学会 」一覧

どう人を動かしたらよいのか?の講演

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

今日は、都内にある企業で講演をやってきました。

都心にあるキレイなビルのオフィス。

いつもクリニックでのほほーんとやっているので、雰囲気の違いを感じますね。

こんなビルでカウンセリングができたらかっこいいかもしれません。

講演の中身はメンタルヘルスというわけではなく、人をどうしたら説得できるのか?動かすことができるのか?についてです。

出席者のほとんどが部長以上。

少し緊張します。

ここでもきちんと科学的根拠のある心理学的技術をお話してきました。

企業においてどう部下を動かしたらよいのか?どうすれば人間関係がうまくいくのか?は結構重要な問題です。

叱咤激励のみに偏りがちな指導が多いと思います。

そうすると人間関係がぎくしゃくしていきますし、メンタルヘルスの問題もできてきますし、企業にとってはものすごい損失なのです。

大企業を中心にメンタルヘルスの問題に力を入れてきているところが多いですね。

これからは、うつ病に対してどう接するか?だけではなく、どうしたらうつ病が少ない職場にできるか?という予防的観点が重要です。

予防的観点については、まだ取り組みがされていない企業が多いです。

ただ先駆的な考え方をしている方がトップにいると、そこを取り入れているし、うまくいく印象です。

やっぱり組織は「人」が重要なんだなぁ、ってつくづく思いますね。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


埼玉県の川越でうつ病の講演会やってきました

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

今日は川越で講演会の講師をしてきました。

テーマはうつ病を中心とした心の病気への対応について。

会場は医学アカデミーという、専門学校です。

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学校でやったといっても学生さんではなく、対人援助の専門家対象です。

3年前にもやったのですが、立ち見になった方もいたようなので、今回は広い会場になっていました。

川越市の地域包括支援センター主催でケアマネージャーのみなさんが対象でした。
看護師さんや、介護福祉士さん、など様々な資格をもっている方が集まっていました。

今日は会場まで車でいこうと思っていた私。
そうしたら昨日からの雪で道路が凍っているではありませんか。
もともと車の運転はそれほど得意ではなく、後部座席に悠々と座っているのが好きなタイプなので、凍っている道を走りながら会場に行く時、かなりドキドキしながら運転しました。

うつ病も含めて精神疾患については教科書的なことはわかっていても、実際のところのはどうなのかと迷っている専門家も多いもの。

うつ病って診断されていたら、本当にうつ病なのか。
がんばれっていうのはダメと言われているけれど、本当にダメなのか、どうすればよいのか。
教科書的な対応だけで本当によいのか、など。

薬飲んで休んでいれば治る「うつ」ばかりではありません。
マニュアル対応だけではうまくいかないもの。
だから、その人に合った治療計画が大事。

あたりまえといえば当たり前ですが、実行するのは難しいものです。

2時間半の講演はあっという間でした。
終わるころには喉がガラガラに。
しゃべりすぎました・・・。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


企業で研修会を開催

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

クリニックは休みになりましたが、私は来月開催する講演会の資料作りでバタバタしています。

今年もブログには書いていませんが、色々と研修会をやりました。
中でも一番多かったのは企業での研修会講師でした。

心の病は企業にとっても大きな関心事のようです。

「うつ病はげましていけない、と言われるけど、ではどうすればいいのか?」
「どこまでが病気で性格なのかがわからない」
「診断書にはうつ病と書かれているけれど、本当にうつ病なのか?」
「どこまで業務をやらせてよいのかわからない」

など、一般の方にはわかりにくいことが多いようです。

特に「教科書的なところはいいから、実際のところはどうなの?」
と、いうニーズがたくさんありました。

研修では管理者向けで、心の病について、部下に対する話しの聴き方、マネジメントスキルなどをやりました。

臨床心理士が会社でのマネジメントスキルを?と思う人もいるかもしれませんが、実は行動療法と同じ原理を応用したマネジメントスキルっていうのもあります。

行動療法の原理っていろんなところで使われているのです。

行動療法を一般の人が学んでいくと、病気の治し方だけではなく、部下の扱い方、パフォーマンスの上げ方、子どものしつけの仕方、声かけの仕方、ダイエットの仕方などいろんなことに使えます。

カウンセリングで行動療法を受けた方は、生活の中で使えるところがあるので、応用してみると面白いかもしれませんよ。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


飯田橋にきています

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

26~28日まで、日本行動療法学会参加のため飯田橋に来ています。

会場は飯田橋レインボービルが中心です。

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このため、28日の月曜日はカウンセリングの予約はとれません。
29日からカウンセリングは再開となります。

ご不便おかけして申し訳ありません。

飯田橋駅を出ると、すぐ神楽坂。
行きたいお店は色々ありますが、我慢して会場へ。

いつものことながら方向音痴の私は会場につけずにウロウロしていたら会場係に声をかけられ、やっと会場に。

今日は朝の9時半から20時半まで会場で研修会でした。

毎回のことながらなかなかハードです。

昔はこの歳になって朝から晩まで勉強しているなんて思いませんでしたが・・・。
それでも私は研修が好きなので結構あっという間です。
今回は話す方ではなく聞く方なのでかなり楽ですし。

海外での最先端の動向など参考になる話しがたくさん聞けました。

カウンセリングを通して皆様に還元していきます。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
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情報の安売り

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

私が講演会や研修会の講師をした時に、「そんなに教えてもらっていいのですか?」「ちょっと小出しにした方がいいですよ」と主催者から言われることが度たびあります。

はじめは何のことやら、わかりませんでした。

よくよく聞いみるとメンタルヘルス研修や企業での部下への接し方など、そのような情報はあまり資料にして渡さないこともあるし、小出しにしてお金を稼ぐ方もいるそうです。

それで利益を得ている会社もありますね。
研修料金が信じられないくらいの高額です。
どうしてそんなことに大病院や大手企業までもお金をかけるのかがわかりません。

情報=お金、と見れば私は安売りしているのかもしれません。
研修のコンテンツは多い方だと思います。

まぁ、私は講師を中心に仕事をやっていくつもりもないし、講師の仕事は半分社会・地域貢献のためにやっているつもりなので、あまり気にしないです。
しかし、中身は妥協しないで良い研修会にしようと思ってやっています。

そもそも専門的な知識はどんどん変わります。
下手をすると対応一つとっても常識が変わるのです。

その時に最善の情報を提供できるのがプロ。
情報提供をケチっていることがおかしい。
数年後、持っている医療的・心理学的情報が役に立たない可能性があるわけですから。

それにしてもカウンセリング手法を教える様々な業者がいるものですね。
会社や病院が経費削減するなら、大して効果のない研修を減らした方がよいのでは?と思うのは私だけかな?

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
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他院通院中の方、どこにも通院されていない方も受け付けています。


「心理カウンセラー」になるためには・・・

臨床心理士の鈴木です。

今日は、昨日に引き続き社会福祉協議会の職員さん対象の研修講師2日目です。

昨日の研修で声を出し過ぎたので今日の喉の調子が心配でしたが、大丈夫でよかった。
喉は大切にしないといけませんね。

今日もほとんど2時間しゃべりっぱなしでした。

研修を受けた多くの方が臨床心理士を見たことがないそうです。
私が「初」臨床心理士だそうです。
珍しいといわれます。

でも日本には2万人もいるんですけどね。
特に首都圏では余っているくらいです。

ちなみに「心理カウンセラー」は誰でもなれます。
そう!このブログを見ているあなたでも。
心理カウンセラーになるためにはどうすればよいかというと・・・

「私は心理カウンセラーです」と宣言すればよいのです。

そんな資格はないので誰でもなれるわけです。
「評論家です」
というのと同じようなものです。

あとカウンセラーの資格はいろんなものはありますが、お金を払ってちょっと研修を受けると取れるものがほとんどです。

う~ん、そんな現状でよいのだろうか。

怪しげな「治療院」もたくさんあります。

気をつけましょう。

カウンセラーを探している人は、私がいうのもなんですが臨床心理士を持っている人を探した方が無難です。

さて、研修の方は何とか無事終わりました。
今日はずっと立ちっぱなしだったせいか、腰が痛くなりました。
歳かな・・・。
今度は座ってお話しよう。

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講演会講師をやってきました-専門家のうつ

臨床心理士の鈴木です。

今日は大宮でさいたま市社会福祉協議会の職員さん対象の研修をやってきました。
ほとんどが看護師さんなど医療、福祉の専門家の方です。
人数が多いので2日間やります。

今日は一日目。
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基本的なテーマはストレスマネジメントですが、リクエストがあり、うつへの対応や精神科的な基礎知識についてもお話してきました。

リクエストにこたえるため、2日前に資料の半分を作り変えるというバタバタはあったものの、何とか資料づくりが間にあいました。

よかった・・・。

色々と事情があり演習はなしで、ちょっとした性格テストをやってもらった以外は、私のトークのみの研修です。
2時間しゃべりっぱなしです。

ちなみに私は普段無口な方です。
多分・・・。

さて、対人援助を行う専門家の人はストレスが多いといわれています。
その人たちのストレスをどう処理していくか、というのが今回の主なテーマでした。

こういうストレスに関する対処として
「リラックスしましょう」
「気分転換しましょう」
「プラスに考えましょう」
ばかりが言われていますが、これでは悩んでいる時にうまくいかないものです。

リラックス、気分転換しようとしても嫌なことばかり考えるし、そもそもプラスに考えられたら悩んでいません。

そこをどうすればいいかについてお話してきました。

終わった頃にはやや声がかれていました。
はりきりすぎたかもしれません・・・。

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企業研修の講師をしてきました

臨床心理士の鈴木です。

今日はある企業で研修の講師をしてきたました。

メンタルヘルスの問題が取り上げられることが多いのですが、やはり問題となるのは人間関係。

最近の研修は人間関係について話してほしいという依頼が多いです。

今日のテーマは「話の聴き方」でした。

話を聴くことって簡単なようで難しいもの。

ついつい余計なことを言ってしまいがちです。

何度か書きましたが、妻が夫に相談する時、妻はただ話を聴いてもらいたかったり、味方になってほしかったり、一緒に考えていってほしいという願いだったりするけれど、夫はすぐに「こうしたら」と言ってしまう。
これが夫婦のすれ違いとなっていきます。
このパターンが一番多いです。

これと似たようなことが仕事場でも起こりうるのです。

もちろん、具体的な解決策が必要なことが仕事では多いのですが、すぐには解決しない問題、上司が味方してくれればそれで気が済む問題、一言ねぎらいの言葉があれば大きくならない問題もたくさんあります。
無理に解決しようすることが問題となることがあることを理解しなくてはならないのです。
プロセスを大事にしないと結果もついてきません。

私の研修では実践を大事にするので実際にその場で練習してみることが多いのです。
ここでも「実際に行動してみましょうか」という私のいつものカウンセリングスタイルがあります。
今日の研修も皆さんかなりがんばって取り組んでいらっしゃいました。

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部下とのコミュニケーション

臨床心理士の鈴木です。

今日は某大手企業で研修講師をしてきました。

「メンタルヘルスに問題を抱えてた部下に対する話の聞き方」が主なテーマです。
実習をした時に参加者の皆さんが一生懸命取り組んでいる姿が印象的でした。

職場のストレスの多くが人間関係がからんでいるものです。

例えば仕事がわからない時に上司の相談したら「自分で考えろ」と怒られる。
自分でやってみたら「なんで相談しなかったんだ」と怒られる。
そんなことを繰り返しているうちに、職場のことを考えると朝起きられなくなる。
よくあるパターンです。
似たような状況が昔CMになっていたことがありましたね。

改善のためには部下、上司共コミュニケーションを振り返ってみること、
上司は新しいコミュニケーションスキル、マネジメントスキルを身につけること
部下(だけとは限りませんが)は考え方や行動の幅を広げていくこと
が必要です。

このような問題は医療機関だけでなく職場全体で取り組んでいくとさらに良いのでしょうね。

日本において精神疾患等による社会的損失は逸失利益9000億円台と予想れており、今後本気でメンタルヘルス対策に取り組まなければならなくなるでしょう。
それにもかかわらずまだまだ精神疾患に対する知識、対応方法とも十分に広まっていないのが現状です。

精神疾患の正確な知識、対応方法をコツコツと世間に伝えて少しでも社会貢献できればと思っています。

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うつ病の講演会

臨床心理士の鈴木です。

さいたま市緑区役所で、区役所職員や看護師、ケアマネージャーの皆さん対象に研修会の講師をしてきました。

私はいつも道に迷うので、今回は会場まで迷わないようにと、車のナビに従って行きましたが・・・。
私の車のナビはどう考えても私を迷わそうとしているとしか思えません。
なぜか紛らわしい小道にはいり、曲がれない道路を曲がれと言います。
これは嫌がらせに近いですねぇ。
設定を変えたくても私は機械が苦手なので変えられません・・・。
予定よりも早く出たので遅刻せずにすみましたが・・・。

研修テーマは「精神科的基礎知識~うつを中心に~」。
うつの診断や薬の副作用、うつ病への対応について、看護師さん等医療・福祉のスタッフの皆さんが教科書的な知識ではわかりにくいと思われることを中心にお話してきました。
わかりにくい「うつ」。
身体の病気と「うつ」。
休んで薬を飲んでいても治らない「うつ」。
「うつ」でだるくて動けないときはどうすればよいか。
認知行動療法的な戦略、など。
ボイスレコーダーにとられているにもかかわらず、いつものように余計な話が多かったような。

印象に残ったのは、研修終了後の交流会で司会者の方がお話された私への印象。
私は研修会の時のマイクの持ち方に特徴があるそうです。
「先生がカラオケでマイクをもつ時はあんな風にもつんだろうなぁ、と思ってみてました」
と言われました。
どんな持ち方なんでしょう・・・。

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