「 2012年01月 」一覧

眠れない時に時計は?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

寝る時って目ざまし時計をどうしていますか?

近くに見えるようにおいていません?

不眠の人が近くに時計を置いているのは注意です。

眠れないなぁと思うと時計を見る。
「まだ2時か~」と思い、眠れないことを自覚。
無理に寝ようとしてあせる。
さらに眠れない。
また時計をみる・・・という事になりかねないのです。

だから眠れない人は時計を見えない場所においておくことをお勧めします。

そうすると「さらに気になって眠れなくなるのでは?」と思うかもしれません。

最初は気になる可能性はありますが、長期的にみると眠れない習慣からの脱出に役立ちます。

このように不眠の人は悪い習慣に陥っています。
不眠については、薬だけではなく睡眠についての知識を提供するようになっているはずですが、実際のところほとんどされていないのが実情ではないでしょうか?

眠れない時は薬だけでなく、気をつける点についても専門家に聞くようにしましょう。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


パニック障害の人が考えやすいこと

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

パニック障害の人が発作になった時に陥りやすい考えの一つに「このまま発狂してしまう」と考えることがあります。

「おかしくなる」「誰かを傷つけてしまうのでは」「心臓発作では」など、色んな考えが浮かぶと思います。

覚えておいてください。

パニック発作で発狂することも、おかしくなることもありません。

結構基本的なことですが、医療機関を受診してもこのことを聞いていない人も多いようです。

パニック発作は不快なものではありますが、危険なものではないのです。

わかっていても怖いと思ってしまいますけどね。

パニック障害はお薬や認知行動療法によって改善していくことが多い病気です。

知識や対処法を身につけていくことが大事ですよ。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
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人を操ることは簡単にはいきません

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

先日のテレビで「人を操る」ということをテーマで番組をやっていました。

テレビでやる心理学的なことって、いい加減なことが多いので見ないことが多いのですが、よく患者さんから質問されることもあるので、気が向いたときはみるようにしています。

家事を手伝わない夫に包丁やらエプロンやらを買ってあげたら家事をやり始めた、なんて実験をしていました。

実際のところはそうはうまくいかないとは思いますが、なかなか面白い手ですよね。

男性は形から入る人が多いから物を買ってあげる、という理由だそうです。

それ以外にも理由はありそうですけどね。

例えば返報性の原理という心理的な作用なんか考えられるのでは。

返報性の原理というのは、他人から何かをしてもらうとお返しをしなければならないという感情が働きやすくなることです。

心理学の実験でも確かめられています。

この原理を利用して企業なんかが物を売る時によくやっているのですよ。

試食なんかが典型例です。
返報性の原理も狙っていることはあまり気づきませんよね?
「無料でプレゼント」なんていうものもそうですよ。

つまり返報性の原理から解釈すると、夫は包丁やらエプロンやらを妻に買ってもらうことによって、何かお返しをしなければならないという感情が働き、妻の言うことを聞きやすくなった、とも考えられます。

もちろん、いくらもらっても「嫌だ」という人もいるので、簡単にはいきません。

しかも「最初のうちは家事を手伝ってくれたけれど、いつの間にかやらなくなった」ということが多々あります。

つまり、家事という行動を一度起こさせるだけでは不十分で、それを維持させていく手段もセットで考えないといけません。

人を操るなんて、そう簡単にできるもんではありませんよ。

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育児は楽しくなければならない?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

よく芸能人が子どもを出産した後、「育児が楽しい」と言っています。

子育て中のお母さん達の中には、そのような芸能人のはなしを聞くと「育児を楽しいと思えない私はダメ」と落ち込んでしまう人が結構います。

育児雑誌にはバランスの良い食事、上手なしつけの仕方、効率のよい家事の仕方などが書いてあります。
読書が実際にやっているのをのせていたりします。

そういう本を見ると「自分は普通以下にしか育児をできていない」と自分を責めてしまう人もいます。

こういう自分を責める人って、ある人がいいところがあると「みんなそうなんだ」と、過度に一般化していることがあります。
あと、自分が出来ているところは「こんなことはできていて当たり前」と思ってしまう。
そうすると自己否定ばかりになってしまいます。

育児は楽しいこともあれば、苦しいこともあります。

しつけはうまくいくときがあれば、うまくいかずイライラする時もあります。

家事だっていつも完璧ばかりであるはずもありません。

そんな感じの人は、自分の考え方の癖に気づき、現状の自分をまず自分が認めてあげて、自分ができていることを意識してみて下さいね。

それができない場合は、周囲や専門家に助けを求めてみましょう。

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口コミはやっぱり注意

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

口コミ業者が嘘の口コミを書かせたニュースが先日までニュースをにぎわしていましたね。

よくよく考えてみたら以前の記事、「体験者の声について」で、口コミには気をつけるように書いていました。

口コミはあたかも体験しているかのように書いています。
体験談の方が心に残りやすいもの。
それが嘘の体験談であっても。

相変わらず書籍やインターネットで安易な「治療法」がまん延しています。

悩んでいる時は冷静な対処ができなくなっていることも以前書きました。

心の悩みを抱えている人は悩んでいます。
しかし、どんな治療法をうければよいのか、どこにいけばよいのかわからないものです。
そんな時、口コミを信じてしまう可能性があります。

口コミが役に立つこともありますが、安易に信じることには注意しなくてはいけませんね。

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埼玉県の西浦和で業界No.1のカウンセラー?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

CMや広告で
「この商品が選ばれる理由は○○が業界No.1だから」
ってよく見ますせんか?

それをみて「おっ、良さそう」と思って、ついつい買ってしまいたくなりますよね。

このフレーズって、仕掛けがあるのですよ。

まず「~だから」というフレーズ。
理由を伝えることで人を説得しやすいという心理学的な実験があります。

だからよく人に何かを頼む時は理由を言った方が良いのです。
例えば、職場で上司が部下に「これやっといて」というより、「○○までにやらなくてはいけない案件で、忙しくて手がまわらないんだけど、手伝ってくれると助かるんだけど」とか。
そんなうまくはいかないと思いますが「これやっといて」というよりは印象よいですよね。

カウンセリングの中では自己主張の練習なんかにもよく使われています。

あと「業界No.1」というフレーズ。
「No.1」と言うだけで、その商品が良いとは一言も言っていないのに、その商品は良いのではないかと感じてしまう、という人間の思い込みを利用しています。

「埼玉県の西浦和でうつ病のカウンセリング治療成績No.1臨床心理士の鈴木です」
というと、なんとなく腕が良さそうに見えません?
西浦和周辺で精神科の病院ってあまりないので、うつ病のカウンセリングをやっている臨床心理士は多分私しかいませんけど(他にいたらすみません)。

こんな風に見てみると、違った角度でCMや広告が見られるかもしれませんね。

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人前で話す時に緊張してしまう人はどうすればよいか

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

私が講演会の講師をやることがある、というと「鈴木さんは人前で緊張しないんですね」と言われます。

そんなわけはありません。

多くの人の前で話すのは緊張します。

時間が近づくにつれ、胸のあたりに独特の感覚が出てきます。

時々足が震えることもあります。

「つまんない講演会だったな、って思われたらどうしよう」とも考えます。

すぐに治まりますけど。

人前で話すのが緊張して困っている人の多くは、不安を下げようとばかりする傾向があります。

深呼吸したり、プラス思考にしたり、リラクゼーションしたり、頓服のんだり。

それですめばよいのですが、本当に緊張する時ってそんなことはあまり役に立ちません。
むしろ、悪循環になってしまうことが多いでしょう。
対処方法ばかり考えていたら、だんだん疲れてきて、人前で話すことを避けるようになってきてしまいます。

緊張感が出てきたときのコツは緊張感を受け入れていくこと。

「緊張感を受け入れたら緊張感はなくなる」というのは受け入れたことになりませんよ。

「受け入れる」というのは緊張を下げるのではなく、「緊張との付き合い方」を変えていくということに近いかもしれません。

それは認知行動療法の中で練習方法があるので、人前で話すことが苦手で困っている人は相談に来てください。

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埼玉県の川越でうつ病の講演会やってきました

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

今日は川越で講演会の講師をしてきました。

テーマはうつ病を中心とした心の病気への対応について。

会場は医学アカデミーという、専門学校です。

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学校でやったといっても学生さんではなく、対人援助の専門家対象です。

3年前にもやったのですが、立ち見になった方もいたようなので、今回は広い会場になっていました。

川越市の地域包括支援センター主催でケアマネージャーのみなさんが対象でした。
看護師さんや、介護福祉士さん、など様々な資格をもっている方が集まっていました。

今日は会場まで車でいこうと思っていた私。
そうしたら昨日からの雪で道路が凍っているではありませんか。
もともと車の運転はそれほど得意ではなく、後部座席に悠々と座っているのが好きなタイプなので、凍っている道を走りながら会場に行く時、かなりドキドキしながら運転しました。

うつ病も含めて精神疾患については教科書的なことはわかっていても、実際のところのはどうなのかと迷っている専門家も多いもの。

うつ病って診断されていたら、本当にうつ病なのか。
がんばれっていうのはダメと言われているけれど、本当にダメなのか、どうすればよいのか。
教科書的な対応だけで本当によいのか、など。

薬飲んで休んでいれば治る「うつ」ばかりではありません。
マニュアル対応だけではうまくいかないもの。
だから、その人に合った治療計画が大事。

あたりまえといえば当たり前ですが、実行するのは難しいものです。

2時間半の講演はあっという間でした。
終わるころには喉がガラガラに。
しゃべりすぎました・・・。

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睡眠薬を飲んだ後は

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

睡眠薬を服用している方は、服用した後何をしていますか?

睡眠薬を飲んでからインターネットやら掃除やら色々と活動して、いざ寝ようとすると眠れない、ということを聞きます。

睡眠薬を飲めば強制的に眠れると誤解している人が結構います。

睡眠薬を服用している場合でも、やはり寝る1時間前くらいには刺激的な活動は避けましょう。

刺激的な活動の代わりに、自分なりの眠るための行動(アロマ、リラクゼーション、ホットミルクなど)をして下さい。
その行動が本当に睡眠にきくかどうかは別として、寝る前にはまずは刺激的な活動以外のことをすることが大切なのです。

そのようにしながら少しずつお薬がなくても眠れるような生活習慣をつけていくとよいですよ。

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自律神経失調症という病名は・・・

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

自律神経失調症っていわれることないですか?

実はそのような病名はありません。

精神科の診断基準はDSMというのとICDというものがあるのですが、どちらにも自律神経失調症なんて病名はありません。

似たようなものはありますけど。

実際のところは自律神経の乱れによる症状自体はあるわけです。

ただそれは精神科の病気(そうとも限りませんが)にともなって起こる症状という理解をした方がよいのかもしれません。

病名って難しいですよね。

一般の人に広まっている「病気」と思われているものでも、そのようなものがなかったりします。

あと精神科の病名って、ず~と診断基準も病名も同じではないんですよ。

時代によって診断基準や診断名も違ったりします。

例えば現在は「神経症」っていう言葉は診断基準の名前としてはでてきません。

うつ病も今と昔では診断基準は違いました。

結構精神科の診断って難しいものです。

一般の人はもっと大変ですよね。

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