「 2014年01月 」一覧

好きなことを仕事にした方がよいのか?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

昨年12月から大学生の就職活動が解禁になりました。

これからどんな仕事につけばよいのか迷う人もいますよね。

よく話題になるのが、好きな仕事についた方がよいのかどうかということ。

好きな仕事の方が意欲がでるかもしれない。

一方で好きなことを仕事にしてしまうと嫌いになった時に困るということも聞いた、というもの。

いろんな方を見てきているとどっちが良いとも言えません。

好きな仕事をしてイキイキしている人もいるし、好きなことは趣味でやり仕事はソコソコでイキイキしている人もいます。

好きなことが嫌いになる人もいれば、嫌いだと思っていた仕事が好きになる人もいます。

「結果をみてみなきゃわからない」「人それぞれ」という、まぁ、なんとも無難な答えになってしまうわけです。

そんな結論でこの記事を終えるのもなんなので、なんか参考になるものを。

自分は人生において何を大切にしているのか、価値をおいているのか、というのを考えてみては。

仕事かもしれないし、家族かもしれない、趣味、ボランティアかもしれない。

仕事にそこまで価値を置いていないなら、どうしても仕事を好きなものでなければいけない、ということにこだわる必要もないでしょう(もちろん好きなことの方がよいかもしれませんが)。

自分が価値のおいているものに時間をとれるような仕事を優先した方がよいかもしれません。

仕事に価値を置いている人であれば、仕事のどんなところにモチベーションを感じているか、満足感得ているのかを考えてみてもよいかもしれません。

好きなこと、楽しいことをやることがモチベーションとなるのか、お金、地位、達成感、なのか。

仕事に価値をおいている=好きなことをしている、とは限りませんので。

まとめると、自分が満足のいく人生を送るのに、好きなことを仕事をする必要があるかないか、という視点で仕事について振りかえってみてはいかが?ということ。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


パニックで電車が怖い人がよくやるパターン

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

先日朝の通勤ラッシュ時に電車に乗っていたら急に電車が停止。

緊急停止信号があったとのこと。

通勤ラッシュでものすごく混んでいたせいかすれほどスマホを見ている人がいなかったのですが、止まった途端急にスマホをいじりだす人がたくさん!

スマホをいじるのは様々な理由があるとは思うのですが、パニック障害の人もいたのではないのかなぁと。

パニックの人で電車が止まった時にスマホをいじるなどして気を紛らわさないと過ごせないって人いませんか?

スマホをいじらないとその場を過ごせない状態ということは、良くなっていない証拠。

あと、こういう時にありがちなのは出口を探しているパターン。

人によっては予防のために入り口付近とか、端っこに立とうとしますよね。

このような行動パターンをしている人も、不安が続いてしまう人のパターンです。

こころあたりのある人は、上記のような行動をしなくても過ごせるように練習しましょう。

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自分の気持ちを伝える時のポイント

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

前回記事
相手が「何もしてくれない」と思ったら
https://www.heartcompany.co.jp/urawasinri/2014/01/27/post-0/
の続きです。

話し合いのタイミング、心配ごとをどう話しあえればよいかについてです。

まず話し合いのタイミングですが、お互いに感情のコントロールが難しい時は避けた方が無難です。

疲れている時、相手への不満が最高潮の時、夜中など。

そんな時に言い方を変えるくらいの工夫をしてもうまくいきません。

もう少し安定しているときを見計らいましょう。

伝え方については「自分の気持ち・言いたいこと、要求はどこか」というのをきちんと把握することです。

「家族なら病気について調べるもんじゃないの?」というのは伝えるべき気持ちではありません。

「自分に関心がない」という相手への決めつけなんです。

家族の方も同様です。

「治ろうとする気持ちがないんじゃないの?」というのも決め付け。

治りたいと思っているんだけど、なかなか動けないものなので。

では何をどう伝えればということになりますが、慣れないうちは使ってみるとよいパターンをご紹介。

①状況(わからないことが多い)
②自分の気持ち(不安なんだけど)
③提案・意見(病院を調べたり、病気について知ってもらいたい)
プラスで頼む場合は提案を聞いてもらうとどんな気持ちになるのか(助かる、うれしい)

考える時は③から始めた方がブレずに伝わりやすいかもしれません。。
①や②から始めると説明ばかりが長くなり「結局何がいいたいの?」となりやすいんです。

③のどうしてもらいたい?
そして①と②でなぜ(完結に)?

忘れていけないのが、「助かる」とか「わるいんだけど」とか相手を思いやる言葉。
コミュニケーションの書籍なんかでは注目されていませんが、結構重要なことです。
「家族ならやってもらって(わかってもらって)当然」という伝え方ではうまくいきません。

本人であれば
「一人だとわからないことも多いし、不安だから一緒に病気について調べたり病院を探したりしてくれると助かる」
というのが自分の気持ちをきちんと伝えられて、言い方もマイルドですよね。

家族や周囲の方は「実際のところどうしてよいかわからない」という気持ちの方も多いでしょう。
それを素直に
「いろいろ調べてみたけれど自分もよくわからないことも多いんだ。一緒にどうしたらよいか考えてみない?」
「わからないことが多いから、自分もどうしていいか知りたいんだ。一緒に診察いってみない?どうかな?」
ということをメッセージで伝えてもよいかもしれません。

共通しているポイントは
「相手は○○と考えているだろう」
言われていないことを想像で伝えないということ。
主語が「あなたは」になりすいんです。
「YOUメッセージ」と言われています。
「(あなたは)私のことなんてどうでもいいとおもってるんでしょ」
「(あなたは)治ろうとする気持ちがない」
など。

その代わりに
「自分が○○という気持ちだから○○してもらえると助かる」
「自分が」こういう気持ちなんだけど・・・のように伝えることです。
そうすることで相手への決めつけを少なくできます。
自分を主語にするので「Iメッセージ」と言われています。

やり方をわかっていても気持ちを伝えるのって難しいんですけどね。

参考にしてください。

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相手が「何もしてくれない」と思ったら

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

自分が心の病気になった時、家族の対応に疑問を抱く人がいます。

今回取り上げる例として

「家族が病気について調べてくれない。どうでもいいと思われている」
といったパターン。

「家族ならば心配して病気について調べるべきだろう」という考えがあるようです。

「家族ならもっと病院を調べるとか病気について調べるとかするべきじゃないの!」って主張していくと事態は悪化していくことが多いでしょう。

実際にご家族の方にお話しをうかがうと、
「ある程度は調べたけれど、どうしてよいかわからない」
「どうしてよいか分からないからそっとしてあげていた」
「自分なりに気をつかっていたつもりなんだけど・・・」
とおっしゃる方がほとんどです。

きちんと相手のことを考えています。

つまりコミュニケーション不足なことが多いのです。

話してみないとわからないもの。

落ち着いて心配ごとについて話し合うと、お互いに誤解が解けることもあります。

ただし話し合いのタイミング、心配ごとの伝えたかについてはちょっとしたコツがあります。

それは次回の記事で。

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パニック発作の原因はストレスか?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

パニック発作ってストレスで起こるって思っている人はいませんか?

以前はそのように考えられていましたが、そうではないことがわかっています。

特に理由がなくても起こってしまうのです。

だからパニック発作の原因を考えてもあまり良いことはありません。

下手に考えていくと
「電車にのったからだ」
「幼いころのトラウマが原因だ」
とか、症状悪化や間違った原因探しになりがちです。

パニック発作への知識をもって、起こった時にどうすればよいかを考えていった方が改善していきます。

ただしストレスは悪化要因にはなります。

原因ではないといっても、あまりストレスがない方が良いのでストレスはためないようにしましょう。

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うつの人のためのおすすめ本

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

よく「認知行動療法のおすすめの本ってありませんか?」聞かれます。

いつも参考図書としてすすめているものをご紹介しようかと。

ただ困りごとによって参考図書が異なります。

今回は「うつ」の認知行動療法の本について。

こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳
著者:大野裕
出版社:創元社

一応言っておきますがこの本を読んでも本のタイトル通りに・・・心が晴れることはあまりないと思います。

「だったらすすめるな!」というツッコミがきそうですが・・・。

この本が悪いということではなく、本を読んだくらいで何とかならない人がこのブログを見ているような気がするので。

かといって全く意味がないわけではありません。

使い方の問題です。

一般の方向けにうつの認知行動療法の基本的なことが一通り書かれています。

ワークブックとして使えます。

薄くて読みやすいですし。

こんな人におすすめです。
・認知行動療法がどんな感じのものか知りたい
・うつに陥らないための基本的な方法を知りたい
・ウツの認知行動療法を受けているが、教科書的なものがほしい

こんな人にはおすすめしないか別の書籍をおすすめします
・うつがひどく本が読めない方
・強迫性障害などの不安障害が中心の方

本を読んだだけだと、だいたいの人は「難しいなぁ」で終わります。

どう実践していけばよいのかまではどんな本を読んでも一人だとわからないもの。

だから本格的に取り組むのであればカウンセラーと一緒にすすめていくことをおすすめします。

テニスを始めようと思ってテニスの本を読んだだけだと、なかなかうまくいかないのと同じです。

ウツでお悩みの方は本屋さんで一度目を通してみてください。

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感情をコントロールするコツ

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

「感情をコントロールする方法」
なんてタイトルがついた記事や本を見たらちょっと見たくなりますよね。

そのような記事や本を見てもだいたいは物足りないと思うのではありませんか?

感情を完全にコントロールできる方法なんてありませんからね。

そんな方法があったら私が知りたい。

逆にコントロールにこだわりすぎると、コントロールできない自分に落ち込むことにもなります。

「どうして自分はこんな風にマイナスに感じてばかりなんだろう」
って感じで。

感情のコントロールができない、って言っている人の多くが悪い感情をもたないことばかりを考えています。

気分や感情には波がありますからね。

良い時もあれば、悪い時がある。

実はそれを受け入れていく方が、感情の安定につながります。

感情を完全にコントロールできる方法はありませんが、感情の波を小さくしていく努力はできます。

感情をなくす、ではなく感情との付き合い方を身に着けることが感情をコントロールに結び付くのかもしれません。

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うつについての情報はよく検討しましょう

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

最近とある一般の方向け雑誌で「うつ」についての特集をしていました。

本当のことからちょっと怪しいことまで満載です。

雑誌の中では薬への批判はしつつ、実は科学的根拠のないあやしげなサプリメントをすすめていたりしている人もいます。

ブログではいえませんけど・・・。

どれが今のところ科学的根拠あるのかないのか、一般の人にはわからないと思います。

雑誌に限らず書籍やネットの情報もどれが本当かわからないってことも多いですよね。

得られた情報は鵜呑みにしないことも必要です。

慎重に判断しましょう。

これって本当?って思ったら、カウンセリングで聞いてくださいね。

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正月太りをした人の対処

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

正月が過ぎたころから毎年のことながら正月太りがニュースに出やすい時期です。

週末を利用した断食を企画しているホテルなどもあるようです。

しかし、このブログで何度も書いているようにそのようなダイエットのほとんどは効果が持続しません。

ダイエットの9割が5年以内にリバウンドするというデータがあるようです。

これだけ毎年のように新しいダイエット法が登場するのも効果が示されていない証拠でしょう。

過食嘔吐がある人は特に注意してください。

「一回痩せれば何となる」

と思ってダイエットをすると、過食嘔吐がひどくなります。

正月太りで困っている人は、食事を通常に戻していく、定期的な運動など、生活習慣として継続できそうなものをやるようにして少しずつ戻していきましょう。

まぁ、「断食してリセット」というフレコミと比較して、地道なんでやりたくないとは思いますが大事なことなんで・・・。

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電車で自分は変だと思われていると考えたときは

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

先日、始発の電車に乗った時のこと。

私が席に座ると、隣に座っていた人(知らない人)が席を立ち、別の席に移動しました。

皆さんはその人はどうして別の席に移ったと思いました?

こういう時の解釈ってその人の考えやすい傾向がでるもの。

普段から「嫌われている」と思っている人は
「自分のことが嫌だと思ったから」

普段から自分の臭いが気になっている人は
「自分のことがくさいと思ったから」

普段から自分の表情が気になっている人は
「自分の表情が他人を不快にさせたから」

と思うかもしれません。

実際のところ正解はわかりませんよね。

本当は自分と関係なく、他に居心地のよさそうな席を見つけたからかもしれないし、入り口に近いところであったので寒いと思ったからかもしれない。

考え方のクセが強く出ている人は、そういう可能性を考えられないモノです。

自分の考えは真実だ、と疑わない状態になっていませんか?

そんな人はいろんな可能性を考えられる訓練をしていくと良いです。

もう少し人目が楽になってくると思います。

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