「 2013年09月 」一覧

高速道路や渋滞が苦手なパニックの人

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

今月は2回3連休がありましたね。

高速道路は大渋滞だったようです。

私は普通に渋滞は嫌いなのですが、よく渋滞情報に出てくる地名は「どんなとこだろう」って気になります。

小仏トンネル、矢板パーキングエリア・・・気になる。

まぁ、そんな私のどーでもいい興味はさておき、渋滞が苦手なパニック障害の人って多いですよね。

渋滞中、高速道路で
「パニックになったらどうしよう」
と不安になり、避けます。

トンネルもそうですよね。
トンネルがパニックになるきっかけとなり不安になり、長いトンネルを避けます。

そうしていると不安はどんどん強くなります。

「じゃぁ、ずっと高速道路とトンネルを避けた人生を送ればいいだけじゃないの?」
と思うかもしれません。

しかし、不安というものはいくらでも状況と結びつきます。

苦手な場面を避けているということは、パニックへの恐怖を克服できていないので、新たに苦手な状況広がっていくのです。

ずっとパニック発作への恐怖におびえた生活になりかねません。

だから高速道路、渋滞、トンネルが苦手な人は避け続けないで克服する練習をしていきましょう。

「パニックにならない」ではなく「パニックになっても対処できる」がポイントですよ。

乗り物に乗ってどこか旅行に本当は行きたいんだけどなぁ~って思っているパニックの人はこちらの記事も参考にしてください
パニックの時に気をそらしてもよくならないことも
埼玉でパニック障害の認知行動療法を実施
乗り物が苦手な人がやってはいけないこと

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


長い間不安に悩まされている

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

強迫、パニック、対人恐怖などの人はカウンセリングに来る時点で悩み始めてから、または治療を始めてからもう何年も経っている人が多いです。

若いころから不安で悩み、病院で薬を飲み始めたけれど、一進一退。

そのうち不安が強くなり生活範囲はせばまる。

薬は止めたいけれど、頓服を手放すこと自体が不安になり何年も経っている。

医療関係者からは「別に害はないからずっと通院して飲んでたら」と言われる。

カウンセリングに行けば過去をほじくりかえされるか、話を聞くだけ。

あんまり悩んでいる期間が長いと
「もう治らないからこうやって付き合っていくしかないか」
と考えている。

こうなっていませんか?

それで本当にいいのですか?

あきらめてはいけません。

長い間悩んでいるからといって治るのに何年もかかるとは限らないのです。

きちんと不安への対応方法を学び、練習をすることによって早期に改善していく可能性があります。

もちろん「練習すれば」ですけど。

勇気をだして、不安への対処を練習していきましょう!

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病気が治ったらやってみたいことをできるようになるには

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

うつや不安などで悩むとやりたいことができなくなることがあります。

電車にのってどこかへ行く
コンサートに行く
趣味を楽しむ
友人と遊ぶ
仕事をする
子育てをする
・・・などなど

良くなったらこれをやりたい!というものを持っていることは大事です。

治療へのモチベーションとなります。

もう一つ大切なことがあります。

多くの場合やりたいことは「完全に良くなってからやろう」ということではありません。

「不安をもちつつやりたいことをやる」ことが症状の改善につながっていきます。

例えばパニック障害で電車に乗れなくて旅行に行きたくても行けないって人。

「良くなったら電車に乗ろう」
だとダメなんです。

電車に乗ってみないと大丈夫かどうかなんてわからないのですから。

だから不安はあるけれどやりたいことをやってみることが必要なのです。

やりたいことが出来るようになることで「もっと良くなりたい」という治療へのモチベーションになりますよ。

「不安だけれどやってみるって怖いなぁ」って思った人はこちらの記事も参考にしてください
・心の病気は休んでも良くならないことが多い
・不安に直面して悪化することはあるの?

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土曜日のカウンセリング予約状況

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

現在のカウンセリング予約の混雑状況についてです。

土曜日は現在も混雑しています。

最短で11月上旬となります(キャンセルがあれば予約は可能です)。

平日は若干混雑が解消されつつあります。

曜日、時間帯によっては混んでいますが、予約は以前よりも取りやすくなっています。

このためカウンセリングを新規でご希望の方は平日の予約をおすすめしています。

ご不便をおかけしますがよろしくお願いします。

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連休後の仕事がつらい

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

世の中は3連休が2週続いています。

私は土曜日に休むことが少ないので2連休ですが、普段連休がない私にとっては貴重です。

こう連休が続くと仕事が嫌な人は連休の最終日がつらいですよね。

翌日のことを考えると休日最終日の午後あたりから憂鬱になってきませんか?

以前にも書きましたが、こういう時は翌日のことを考えることに取り組まないことが大事です。

「明日どうしよう」「いやだなぁ」
って考えても解決しません。

それどころかどんどん憂鬱になってきます。

まぁ、取り組まないようにしようとしても考えちゃいますけどね。

そういう人は休みの日に何もしていない人が多い印象です。

暇があると余計なことばかり考えてしまいます。

何かやること(なんでもよいので)を見つけるのも考えすぎないためのコツです。

あと早く寝た方が良いです。

夜に考えるともっと憂鬱になりますからね。

また夜は論理的に考える力が低下しているので良い結果となりません。

将来のこと、過去の事、色々考えちゃいますけど・・・明日考えましょ

ついつい考え込んじゃうって人はこちらの記事も参考にしてください
いつも悩みっぱなしの人の特徴

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電話対応が苦手な人が楽になるには

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

職場なんかで電話にでることが苦手な人っていませんか?

「周囲に自分の電話対応を聞かれているのでは?」って不安になって。

不安になると電話にできるだけ出ないようになっていきます。

そうするとさらに苦手意識が高まり症状はひどくなります。

こういう人の場合、電話に出なければOKなのか?というとそうはなりません。

不安は連鎖して他の部分にも広がっていきます。

だから電話対応を避けている人はきちんと克服しなければいけません。

克服のためのコツの一つは「うまく話そう」と思いすぎないことですね。

うまく話そうと意識しすぎると「どうしよう」「人からどう思われているのかな」と自分の不安に注意が向きます。

肝心の相手の話を聞いて対応をする、というところに意識が向かないです。

そうすると緊張が強くなるだけでなく実際にちぐはぐな対応になってしまいます。

意識を「うまく話そう」から「今やるべきこと」に移すようにできると、電話対応も楽になってきますよ。

練習が必要ですけどね。

人前で話すのがものすご~く気になる人はこちらも記事も参考にしてください
・赤面してしまう人の思い込み
・人前での自己紹介―苦手な人がやってはいけないこと
・大勢の前で話す時はどこを見たらよいか?
・話している時にどう思われているか気になったら何をすれば良いか?

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「倍返し」饅頭を買いたくなった

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

半沢直樹見てますか?

あまりドラマは見ない私ですが、流行っているので見ています。

そんな時「倍返し饅頭」という半沢直樹にちなんだ人気のお土産ある聞いたので、都内で仕事をしたついでにお店に寄ってみました。

そうしたら・・・

本日分は売り切れでした。

販売しても売り切れるらしく、売り切れのこのチラシをみんな立ち止まって見ていました。

ネットで買おうとしても来月になるみたいです。

こんな感じで売り切れてなかなか手に入らないと人間はもっと欲しくなるという心理が働きます。

「希少性の原理」というやつです。

「あとわずか!」
「限定〇〇個!」
「今日だけのお買い得商品」

っていうのも同じ原理です。

どんどん在庫を出して売っていくよりは、なかなか買えないと思わせた方が魅力が増しますからね。

私もこの原理に流されてしまいます。

買えないとなるとますます倍返し饅頭がほしくなるのです。

頭のどこかで
「食べたら普通の饅頭なんだろうなぁ」
って思ってはいるのですが・・・。

こういうチラシについつい影響受けてしまうなぁと思った人はこちらの記事も参考にしてください
・笑いは作られているのかも
・人は失いたくない気持ちが強い
・最初にポイントとプレゼントする理由
・人は中間の選択をしやすい

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診察とカウンセリングで迷ったら

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

窓口の問い合わせでよくある質問。

「診察とカウンセリング(認知行動療法)どっちを受けたらよいですか」

それぞれの機関によって若干違いますがこんな感じです。

一般的に「診察」は
・医師がやっている
・薬を出す
ことが主です。

「カウンセリング」は
・主に臨床心理士がやっている
・薬は出せない
・認知行動療法などの専門療法を実施する
ことが主です。

よく誤解があるのですが、医師が認知行動療法をやってくれるだろうというもの。

そういうお医者さんはほとんどいないし、やれたとしても色んな事情でできないといってよいでしょう。

初診以外で長く時間をとって診察することは少ないのではありませんか?

だから薬がほしいと思えば医師の診察を受けるようにしてください。

長く話をきいてもらいたい、認知行動療法などの薬以外の方法を知りたい、ということであればカウンセリングを希望してください。

「診察を受けて必要だったら医師が認知行動療法をすすめてくれるだろう」
と思っているとずっと受けられないことがあります。

基本的に日本の精神医療は薬物療法が中心ですから、自分からすすんで認知行動療法を希望しないと受けられないことが多いでしょう。

それでもどうしようか迷ったらとりあえずカウンセリングに来てどっちがいいかゆっくり相談するのも手です。

カウンセリングの方が敷居が低いと思う人も多いので。

ちなみに私のカウンセリングを希望される方は、医師の診察の必要はないので直接「カウンセリングの予約」をしてください。

他の医療機関に行っている人やどこの医療機関に行っていない人でも受け入れています。

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洗浄強迫・不潔強迫の治し方

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

日本人は潔癖症のところがあると言わています。

そのせいか不潔強迫・洗浄強迫の人って結構います。

治療に来ていなくても、病気の域までいっているのかなぁっていう人ってたくさんいるような。

さて不潔強迫・洗浄強迫の治し方ですが、よくあるうまくいかない方法。

「手洗いを少しずつ短くしていこう」
というやり方。

全く意味がないわけではなく、ある程度までは手洗いを短くできる可能性はあるのですが、なかなか治らないでしょう。

少しでも手を洗ってしまうと止められないものなのです。

治すための練習の仕方としては
・汚くて触りたくない場所(トイレ、ドアノブなど)
・汚いのを広げたくない場所(自分のベッド、洗った洗濯物など)

を、まず把握します。

汚いと思っている場所に触る→広げたくない場所に広げる
手は洗わない。

というのが基本的な治し方になります。

いくら手洗いを短くしようとしても、怖い場所にさわっていない、キレイにしておきたい場所を守っているといううちは良くならないと思ってください。

実際のところ自分でやってもうまくいかないことが多いと思いますので、できるだけ行動療法の専門家に相談しながらやっていった方がよいと思います。

不潔強迫・洗浄強迫でお悩みの方はこちらの記事も参考にしてください
・不潔強迫、洗浄強迫が良くならないならチェック
・強迫観念の対応方法
・スマホと不潔恐怖

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現在カウンセリングが混雑しています

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

現在、予約がとりにくい状態になっております。

キャンセル待ちです。

土曜日ですと10月下旬までキャンセル待ち。

平日ですと2週間程度のキャンセル待ちです。

もちろんキャンセルが出れば当日予約も可能です。

タイミングになってしまいますので、カウンセリングご希望の方は空き状況をこまめにご確認いただければと思います。

土曜日ご希望の方は、キャンセルが出るのをこまめに確認してもらうか、最初のうちは平日にきてもらうかすると予約が取りやすくなります。

平日ご希望の方も日程に余裕をもって予約していただけると、予約はとりやすいと思います。

「キャンセルが出たら連絡」ということはできませんのでご了承ください。

また混雑状況解消について打開策を検討中です。

もうしばらくご不便おかけしますが、よろしくお願いします。

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