「 2016年07月 」一覧

うつや不安を改善するポケモンGOの使い方のコツ

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

ポケモンGOやっている人多いですよね。

私はポケモン世代ではないので、同年代ではプレイしている人は多くはありません。

しかし、うつや不安の改善に役に立ちそうだなぁと思ったことがありました。

 

今回はポケモンGOをうつや不安の改善に役立ちそうな3つのことと、どんなことに気を付ければよいのか?について書いていきます。

 

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ウォーキングしてカロリー消費はムダ。運動しても太ってしまう心理学的理由とは

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

衝撃的なことかもしれません。

ダイエット目的で運動するのは太る原因の一つなんです。

 

なぜなら、運動すると食べる量が増えやすいからです。

 

なぜそうなるのか?

どうすればダイエットにつながるのか?

今回はこのことについて説明します。

 

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不潔恐怖症の人はチェック 帰宅時にやってしまう3つの行動と対処法

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

不潔強迫は自宅をきれいにしておきたいため、帰宅したときに強迫行為からはいることが多いです。

帰宅したらすぐに入浴するとか。

強迫行為をやめていかないとなかなかよくなりません。

しかし、どこをどのようにやめていけばよいのかわからない人も多いでしょう。

自分や一般的な基準で何をするかしないかを決めると強迫はよくなりません。

帰宅した時にやめるべき行動を3つ挙げます

不潔強迫の人はこれらをやめるよう実践してみてください。

 

 

 ①手洗いと入浴

 

帰宅したら手洗いしたり、入浴したりする。

外は汚い、自宅はキレイってイメージがあるんですよね。

自宅をキレイにしておくために手洗いと入浴してしまいます。

 

「帰宅したら手洗いってフツウじゃないの?」って思うでしょう。

フツウの人でもやっているから、やっても構わないのでは?と。

しかし、強迫じゃない人は手洗いしなくても、やろうと思えばできます。

強迫の人は手洗いしない時の恐怖が強すぎてやろうとしてもできません。

ですからフツウかどうかは関係なく帰宅時の手洗いや入浴はしないようにしましょう。

もちろん、ウェットティッシュやアルコールスプレーもダメですよ。

 

 

②着替え

 

帰宅したら部屋着に着替え。

不潔恐怖の人はやっちゃダメなんです。

これも「着替えはフツウじゃないの?」と思うかもしれません。

しかし手洗いと同様、着替えなくても自宅にはいっていろいろできるのに対し、不潔恐怖症の人は着替えずに他の部屋にはいることができません。

外からエアコンの業者とか来てズカズカ入られるのが嫌ではありませんか?

着替えずにそのまま室内に入ることが必要です。

 

 

③バッグなど外から持ってきたものの置き場所を作っている

 

外で使ったバッグや小物を部屋に持ち込むのが怖いため、置き場の専用スペースをつくっていませんか?

またバッグや小物を拭いたり、洗ったりしていませんか?

中にはお金や財布まで水洗いしてしまう人もいます。

当然これもやめなければいけません。

 

 

でも、昔から手洗いはやってたからやってよいのでは?って疑問

 

「昔から帰宅したらすぐに入浴してたし、着替えもしてたけど、やめないとダメなの?昔はそんなことしていなくても強迫になってなかったし」

と思う人もいるでしょう。

 

以前の習慣でやっていたとしても強迫の治療のためには入浴や着替えをやめることは必要です。

治すためと思って割り切ってやりましょう。

 

こちらの記事も参考にしてください。

強迫性障害のワナ フツウの人くらいの時間で確認や手洗いをする方法

 

 

他の専門家から「帰宅したら手洗いはフツウだからやってもよい」といわれたけど?

 

カウンセラーなどに相談した時に「帰宅した後の手洗いくらいは私もやっているし、みんなやっているしやってもいいんですよ」など言われることもあるようです。

専門家からいわれると「それでいいんだ」と思ってしまうでしょう。

 

はっきり言ってしまうと、間違った指導法なんですよ。

強迫性障害への対処法はカウンセラーや精神科医の中でも、きちんと知らない人が多いのです。

 

改善しないか、改善したとしてもある程度で止まっている状態になり「付き合っていくしかないか」とあきらめる結果となりかねません。

 

どんな治療者を選ぶかで、良くなるかどうかが変わってきます。

 

 

強迫行為をやめたらそのまま自宅を汚していこう

 

玄関先で手洗いなどを止めたら、キレイにしておきた場所をどんどん「汚して」いきましょう。

ベッドやソファ、自分が大切にしているもの。

キレイと汚いの境目をなくしていくと不潔恐怖が小さくなってきます。

詳しい治し方はこちらを参考にしてください。

不潔恐怖の治し方 3つのステップとコツ
うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。

 

 


心理学的にジャンケンに勝つ方法とは

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

ジャンケンは強いですか?

強くないって方は、どうすればジャンケンに勝てるか?

今回は、心理学的ジャンケンの勝ち方という、軽いネタをご紹介します。

 

もしかしたらいざ!って時に役に立つかもしれません。

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不安なことをやっても悪くならない パニック障害の克服方法

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

パニック障害は不安なことに挑戦していくことで治ってきます。

電車が怖かったら電車に乗るとか。

 

ここでよく聞かれる疑問。

「不安なことをやったら余計悪くならないのですか?」

 

今回はこの疑問に答えていきます。

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人間関係で疲れた時はどう考えればよいか?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

人間関係って面倒ですよね。

他人がどう考えているかを気にしたり、他人に伝えてもわかってもらえなかったり。

分かり合えない人っているもんです。

そんな感じで人間関係で疲れている人はどうすればよいか?について。

 

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育児でイライラして怒鳴ってしまう どう対処すればすればよいか

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

育児は大変。

子どもの虐待のニュースを見て「いつ自分が子どもを虐待してもおかしくない」と思う親は多いです。

 

ネットで芸能人が「育児が楽しい」って見るとイライラしたり落ち込んだりしません?

「そんな余裕ないよ」って。

 

育児でイライラして、怒鳴り散らしてしまう。

怒鳴った後に「ひどいことやってしまった」って落ち込む。

でも、言うこと聞かない子どもを見るとイライラして怒鳴ってしまう。

 

そんな人はどのように対処していけばイライラを減らし、もう少し穏やかに過ごせるのか?について。

 

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対人恐怖症の人が仕事で悩むことへの対処法

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

対人恐怖症の人が仕事をするときに困りそうなことがあります。

・電話している時に誰かに聞かれる不安

・人が自分のことを「変だ」とみていたり、自分の表情が不快にさせているという不安

・会議などで発表するときの不安

 

これらの3つの不安について、どうすればよいのか?

これまでの過去記事にリンクしておきましたので、困っている方は復習してみてください。

 

 

 電話をしている時に誰かに聞かれるのが不安

 

電話がかかってきたときに、その内容を聞かれて「間違ったことをいっているのではないか」と不安になります。

電話をとらないようにしているとか、逃げているとずっと不安なままですよー。

 

対処法はこちら

電話対応が苦手な人が楽になるには

 

 

 

 人が自分のことを見ている、自分が不快感を与えているという不安

 

同僚が自分のことを「変な奴」と思ってみているのではないかと不安なります。

また自分が相手に不快感を与えていると思っている人もいます。

どっちも自分の考え方のクセなのですが、理屈で説明してもだいたいダメです。

いろいろ実体験することが必要ですね。

特に人目を気にする人は、人を見ていないってことに注意しましょう。

 

対処法はこちら

どれくらい人は他人のことを見ているのか?コンビニで実験してみました

 

 

 

 会議で発表する不安

 

会議で発言するときに、声や体が震えるのが怖くなります。

リラックス法を学んでも無駄です。

会議の前に薬飲んでごまかしていても、治るわけでもないですよね。

きちんと対処法を練習しておきましょう。

 

対処法はこちら

自己紹介で緊張する人が克服するために知っておきたい7つのコト

 

 

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


うつで休職中に近所の目が気になって外出ができない時の対処法

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

うつ病で休職している時によく聞く悩みがあります。

「外出すると近所の目が気になって外に出られない」こと。

「働かないで何してるんだろうって思われるのでは」と考えます。

男性の方が多い印象です。

 

外出しないとうつ病ってあまり良くならないです。

やることが少なるので嫌なことを考える時間が増えます。

職場に復帰するための心と体の体力もつきません。

なんとなーく復職すると、また再発する可能性が高くなります。

 

では、この悩みについてはどう考えていけばよいのでしょうか?

 

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確認しても記憶がない それ強迫性障害のシワザですよ

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

鍵やガスを何度も見ても記憶に残らないで不安、ってことは強迫性障害ではよくあります。

確認しても「さっきのは見間違いでは」「ちゃんと見ていなかったのでは」となりますよね。

記憶がないので、じーっと見つめたり、指さし確認したり。

何十分とやって中には外に出られなくなる人もいます。

いくら記憶に残そうとしても安心できないのですよ。

 

では、どうすればよいのでしょうか?

今回は何度も確認しても記憶に残らない確認強迫の対応について。

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