ネガティブ思考に陥りやすい5つの思考パターンと対策



浦和すずのきクリニックの鈴木です。


ネガティブ思考で悩んでいる人にありがちなのは「ポジティブ思考にすればよい」という間違い。

ネガティブな時にポジティブに考えようとしてもポジティブには考えられない自分に落ち込むだけになります。

このためポジティブ思考以外の選択肢を知ることは重要です。


ネガティブ思考への対策の一つは自分の考え方のクセに気づき、柔軟な考え方ができるようになること。

ネガティブな時は考え方が偏っていますが、それに気づきかずどんどん落ち込む状態になっています。

例えば友人からのメールの返信が遅いと「嫌われている」と考える人がいたとします。

単に友人が忙しくて返せないなど他の理由があるのかもしれないのにもかかわらず、嫌われている以外の可能性を考えられなくなるのです。

その時、自分の視野が狭くなっていることに気づき、メールの返信が遅いことへの他の可能性が考えらることで落ち込みを軽く出来る可能性があります。


この記事ではネガティブ思考に気づきやすくするため、ネガティブな思考5つのパターンに分類してその対策について解説しています。

ネガティブ思考の大半はこの5つのどこかに当てはまるものです。

今自分が悩んでいることがどの考え方のクセに当てはまるかを考えて、対策してみてください。




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不安で眠れない人がやるべき5つの対処法


浦和すずのきクリニックの鈴木です。


不安なことを考えてなかなか眠れない人もいますよね。

そんな人の多くはだいたい眠れるようになることとは逆のことをしています。

それに気づかずに眠れず、不安も大きくなっていくのです。

フィーリングミュージックを聞いたり、リラクゼーションをしたりなど一般的に調べれば出てくる方法をしてもなかなかうまくいっていないのではありませんか?


この記事では不安で眠れない人や、眠れないことへの不安がある人がどのように考え行動したら結果的にこの問題を解決できるのか?について状況別に説明します。

以下が内容です。

1.寝る前に不安を考える時

2.寝床に入って不安なことを考えだした時

3.なかなか寝付けない時

4.あまり眠れなかった翌日の対応

5.眠れないこと自体の不安への対応


困っている人は参考にしてください。


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【社交不安症】緊張で声が震える!克服するポイント3つ紹介

浦和すずのきクリニックの鈴木です。


人前で話す時に緊張して声が震えてしまう、体が震えてしまうことで悩んでいる人はいませんか?

学校や仕事で支障をきたすようになってくると「社交不安症」といわれることがあります。


緊張しない・震えない方法を調べてリラックスするとか、ポジティブに考えるなどしても改善しない人がほとんだと思います。

話し方教室に行っても、何度も場数を踏んでもダメだったのではありませんか?

原因の一つは改善するためのポイントがずれているからです。


そこで今回はこの症状について改善するために必要な3つのポイントについて説明します。

認知行動療法という社交不安症に効果的な方法に基づいたものですので、参考にしてください。



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【加害恐怖】過去に悪いことをしたかも?と不安な症状の対策ガイド




浦和すずのきクリニックの鈴木です。


・過去の自分の一言で友人が傷ついていたらどうしよう

・昔、仕事でミスをしていて大変なことになっていたらどうしよう

・記憶はないけど過去に○○という犯罪をおかしているのではないか?


など「過去に悪いことをしたのでは」と不安になる強迫症の症状があります。

不安になって確認したり、誰かに話したりしがちですが、このようなことが実は悪化要因になっていることを知らない人は多いです。


そこで今回はこの症状への基本的な対策法をご紹介します。

過去の不安に振り回されない力がついてくると思います。



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【パニック症】人混みの不安を克服する5つのポイント

浦和すずのきクリニックの鈴木です。


パニック症で人混みが苦手という人は多いでしょう。


克服するためにはあえて人混みにいく練習が必須となります。

しかし、ただただ人混みにいくだけだと不安だけが残り「もう行きたくない」となってしまいかねません。

これは基本的な練習方法を知らないことが一因です。



今回はパニック症の人が人混みのいく練習をする時に知っておきたいポイントを5つ紹介します。

実施することで人混みでの不安は軽減していきます。




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【うつ病】休職中から復職までの過ごし方を解説



浦和すずのきクリニックの鈴木です。


うつ病で休職になったらどう過ごせばよいのか?

どんな感じになったら復職してよいのか?

わからないって方が多いのではありませんか?


医療機関では「とりあえずゆっくり休みなさい」とだけ指示されることが多いかと思います。

そこで今回は、うつ病で休職したら復職に向けてどう過ごしていけばよいのか?を解説します。

うつ病で休職中の人は参考にしてください。





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強迫症の人は必須知識!強迫症が悪化する3つの要因




浦和すずのきクリニックの鈴木です。

強迫症を悪化してしまう要因を知っておくことは重要です。

ネットや書籍で調べているつもりでも、正確の情報を得ていることは少ない印象です。

そこで今回は強迫症が悪化する要因3つについて説明します。

どのタイプの強迫症の人にも必須知識なので参考にしてください。


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吐く不安を解消!嘔吐恐怖症の2つの治し方とコツ


浦和すずのきクリニックの鈴木です。


吐くこと、吐いている人を見るのが怖い。

よく嘔吐恐怖症といわれます。

※DSMー5という診断基準では限局性恐怖症の一つ


嘔吐関係のことを恐れて日常生活に支障をきたします。

純粋な嘔吐恐怖症でなくても、パニック症、強迫症、社交不安症などでも嘔吐関係で悩みがでてきやすいです。

しかし、あまり知られていないと言われていて悩んでいても「吐くのは誰も怖いよね」と病気だと思われないことも多いのです。



そこで今回は、嘔吐恐怖症など「吐く」ことに関して困っている症状の特徴と改善方法について説明します。

悩んでいる人は参考にしてください。


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【強迫症】確認しても記憶に自信がない 特徴と改善策







浦和すずのきクリニックの鈴木です。

強迫症の中でも確認強迫に多いのが「確認したのに記憶に自信がなくて何度も確認してしまう」という現象。

ガスの元栓など戸締りを何度確認しても記憶の自信が持てない人も多いはず。


なぜ記憶に残らないのだろう?

記憶障害になったのではないか?


と疑問を抱いたことはないでしょうか?

強迫症で記憶に自信がないことについての特徴を知っておくことは改善のためにも重要です。

知らないと間違った対策をしてしまうためです。

そこで今回は強迫症と記憶に自信がないことについて解説します。

この記事を読むことで強迫症がなぜ記憶に自信がなくなるのか?改善するためのポイントがわかるので改善のきっかけにしてください。

確認強迫中心で説明しますが、他の強迫症の方にも参考になるはずです。




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嫌な思考が頭から離れない!ぐるぐる思考への対処法



浦和すずのきクリニックの鈴木です。


「なぜ心の病気になってしまったのだろう」

「なぜ自分ばかり嫌なことが起こるのだろう」

など、マイナスのことが頭から離れず考え込んでしまうことがありませんか?


このように解決しない悩みをグルグルと考えこむことを「反芻(はんすう)」と言います。


反芻は気分や不安を悪化させるため、対処法を知っておくことは大切です。

今回は反芻思考に対してどのようにすればよいか?2つの方法を説明します。

練習することで悩む時間が減り、有意義な時間を過ごす時間が増えるでしょう。


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