うつで悩んでいる時の家族の対応

臨床心理士の鈴木です。

うつで悩んでいるときに周囲に言われたくない言葉。
うつに限らず心の病気を抱えている方のご家族は、普段言っていないかチェックしてください。

よくあるのは・・・

「気の持ちようだ」
→気の持ちようではどうしようもないから悩んでいる

「そんなの誰でもあるよ」
→「あなたの悩みは大したことない」と言われている気がする

「こんな風に考えたら」
→頭でわかっていても、心から思えないことが多い

「気分転換でもしたら」
→気分転換しようとしても嫌なことばかり考えてしまう、気分転換できない自分に落ち込む

「あなたの気持ちはわかるよ。でもね~」
→結局否定している、つまりわかってはいない

時と場合によっては上記のような言葉も有効かもしれません。
しかし、ほとんどはうまくいかないと思います。

特に「正論」を悩んでいる人に押し付けるのはほとんど役に立ちません。

気をつけましょう。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
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他院通院中の方、どこにも通院されていない方も受け付けています