うつの時の否定的な考え方

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

うつ病になっている時の否定的考え方について。

・自分に対して否定的
「自分は何をやっても駄目な人間」

・他人や物事に対して否定的
「周囲は自分のことをダメ人間と思っているだろう」

・将来に対して否定的
「今後良いことなんてないだろう」

こんな感じでなんでもかんでも否定的にとらえるわけです。

本当は自分にもよいところがあったり、現在良いことが起こっていても気づかないか、過小評価してしまいがち。

このような考え方のクセに気づき、柔軟にしていく練習がカウンセリングですることの一つです。

考え方のクセに気づくようにしたり、
その考えは本当?
100%そうなの?
友達がそういう考え方してたらなんていってあげる?
などなどのツッコミをいれたり質問を投げかけたりします。

認知行動療法の中の代表的な練習ですね。

やっているとだいたい「心からそうは思えない」「こんなことやっても良くならない」という「否定的な考え」が浮かびますので、その考えに対してもツッコミをいれるとよいかもしれません。

うつの時は何をやっても否定的になります。

否定的だなぁということに気づいて別の考え方はないか検討してみてください。

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