結婚式で「うつ」の話題

臨床心理士の鈴木です。

先日、知人の結婚式に出席しました。

銀座でのレストランウエディング。

銀座な街が見渡せるレストランで高級フレンチ。
ゴージャスです。

このような場に出席するとどんな職業かとよく聞かれます。
臨床心理士と答えると、「うつ」のことについての話題となることが多いです。

どの職場も「うつ」が多いとのこと。
そしてメンタルヘルスの専門家には「うつの人には励ますな、薬のんでやすませるように」と言われる。
「じゃぁ、周囲は何もするなってこと?」と思うらしい。
よくよく話していくと「うつ」の人にやや攻撃的な感情を持っている様子。

つまり専門家の話に納得いっていないのです。

このようなことは「うつ」の方の家族、職場の人間にも言えるでしょう。
「休んでいいよ」と言いつつも微妙に怖い顔をしている人なんかそうかもしれません。

ちなみに「うつ」が表面上には良くなっているけれど、まだまだ無理ができない場合もトラブルが起きやすいですよ。
周囲は「もう治った」と思いこみ、ここぞとばかりに叱咤激励するパターン。

こんな場合でも認知行動療法のような積極的なカウンセリングがあること、「うつ」に効果があることがわかると、家族が協力的になってくれることもあります。

家族に対する「うつ」の情報提供が大事なんだろうなぁと再認識させられました。

結婚式は「涙のない結婚式」にしたいという新郎新婦の希望だったそうです。
その希望通り最後まで笑いのたえない結婚式でした。

うつと不安のカウンセリングご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他院通院中の方、どこにも通院されていない方も受け付けています。


一人が良いけど、一人は嫌だ

臨床心理士の鈴木です。

「人付き合いが苦手」と悩んでいる人でこのような人はいませんか?。

人とつるむのが苦手。
できれば一人の方が良い。
だけどずっと一人は嫌だ。

「一人が好きだけど、一人は嫌だ」という一見矛盾しているようです。
どっちも自分の本当の気持ちなんですけどね。
「一人が好きなこともあれば、一人が嫌なこともある」ということ。
だから「どっちが本当の自分か」と考える必要はないのかもしれません。

そもそも「人付き合いが苦手で悩んでいる」という時点で「一人は嫌だ」って言っているようなものです。
つまり人付き合いを重視しているのです。
本当に人付き合いがどうでも良いと思っている人は、あまり人付き合いでは悩みませんから。

このように悩んでいる事柄には、自分が大事にしている願望や価値観が見え隠れするものです。
「悩んでいることを忘れよう、変えよう、何とかしよう」とするのは当然の気持ちかもしれませんが、今一度自分のストレス、悩みごとを振り返ってみてはいかがでしょうか。
自分の気持ち、価値観を考えるチャンスになるかもしれませんよ。

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カウンセラーのすべった話

臨床心理士の鈴木です。

仕事が終わった後、都内で認知行動療法の勉強会。
19時30分から始まり、2時間くらいかなとおもったら22時30分まで休憩なしでの勉強会となりました。

アメリカ人のカウンセリングセッションを見るものでしたが、目が悪い私が眼鏡を忘れてしまい・・・。
仕方ないので前の方に座り、にらみつけるように見ていました。

色々と参考になりましたが、私が一番印象に残ったこと。
カウンセリングセッションでウケ狙いの話がすべっていました。
有名なカウンセラーでもすべることがあるんだなぁ、とちょっと安心したような。

もちろん私もすべらないように気をつけますよ。
でもすべった話をしたらすみません・・・。

一応「最先端」の認知行動療法で中身は非常に充実していました。

カウンセリングにいらっしゃった方に今日の成果を還元できたらと思っています。

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渋くて、ゆるーい西浦和

臨床心理士の鈴木です。

先日、職員の送別会がありました。

送別会の場所は西浦和駅ロータリーにある「soba-ya 榛名 (ハルナ)」。

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お蕎麦屋さんを貸し切りです。

綺麗な蕎麦屋さんでした。

西浦和にお越しの方はランチによってみても良いかもしれません。

先日発売された「散歩の達人」という雑誌で大宮・浦和が特集されていました。
「渋くて、ゆるーいのが魅力」だそうです。
西浦和もちょっとだけ紹介されていましたが、情報量が少なすぎますね。
今度西浦和も特集組んでくれると良いですね。
もっと「渋くて、ゆるーい」と思います。

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ポジティブ思考という考え方

臨床心理士の鈴木です。

カウンセリングに来る多くの方が、これまでに色んな解決努力をされています。
一番多いのが自己啓発本です。

自己啓発本は多種多様にありますが、基本的には「ポジティブ思考にしよう」という趣旨のものが多いようですね。
ポジティブ思考を否定するわけではありませんが、調子が悪い時はそんな風には思えないものです。

もちろん「ポジティブに考えよう!」と思って、ポジティブになれたらそれで良いのですが・・・。
それが出来ないから困難が生じるはずなんですけどね。

そうするとポジティブになれない自分に落ち込むこともあります。
「またネガティブに考えてしまった」「もうこんなこと考えたくない」など。

「うつ」が良くなりかけていた人が再び「うつ」が来たときに、具体的な出来事で悩むというより「またうつになってしまった」と「うつになること自体に落ち込む」に似ているのかもしれませんね。

ポジティブに考えられない時にポジティブに考えようというのは、底なし沼で必死にもがき、さらにおぼれているようなもの。

そこから抜け出すのはポジティブに考えることでも、「うつにならないためにはどうしたら良いか」と考えることではないとしたらどう思いますか?

ポジティブ思考以外に八方塞で困っている状態から抜け出せる手段はたくさんあります。
そのためにはまず「プラスに考えなきゃいけない」という考え方から柔軟にする必要性があるかもしれませんね。

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急な坂とカウンセリング

臨床心理士の鈴木です。

先日、勉強会があって県外に行ってきました。

時間があったのでホテルに荷物を置き、周囲を散策。

もともとあてもない散歩が好きではない私。

何を思ったか、たまには歩いてみようとウロウロしていると・・・急な坂が。

この坂は最近運動不足気味の私にとってはこたえました。

「つらいなぁ」「やっぱり散歩してもつらいだけだなぁ」なんて考え、急な坂を上っているとこんな建物が・・・

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「急な坂スタジオ」とそのまんまのネーミング。
しかし、インパクトはありますよね。
おしゃれな?デザインのロゴですし。
新しい発見とういうか、ちょっと力が抜けました。

「散歩が嫌だ」と思って散歩をしてなかったらこのスタジオには出会わなかったでしょう。
嫌だなぁと思って下を歩いているだけでは見つからなかったかもしれません。
たまには普段と違う行動をとってみると新しい刺激、出会い、発見があるかもしれない、とも言えるでしょう。
ちょっとカウンセリングでやっていることと似ているのかもしれませんね。

うつと不安のカウンセリングご希望の方は
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家族の相談について

臨床心理士の鈴木です。

Q&Aにも書いていますがよくある問い合わせ。

「(病気や症状がある)本人が来なくても、家族だけ相談に行っていいですか」

もちろん構いません。

相談機関によっては「本人が来なければ治療にならないので、家族だけ来ても意味がない」と言うことがあるそうです。

確かに本人が治療にくることは重要ですが、本人が拒否している場合はどうすればよいかとなります。
私は「どうしたら本人が相談にくるか、という相談」は重要だと思っていますので、遠慮なくご相談ください。
とりあえず家族がどうしたらよいか話し合っていきます。

また「カウンセラーってどんな人か」「カウンセリングってどんなことするのか」と不安なご家族もいらっしゃると思います。
そのような場合でもとりあえずご家族が私と会って、カウンセリングの必要性や「どんなことをするか」を話し合ったり、「カウンセラーがどんな人か」と偵察にきても構いません。

ご家族が安心していただくのも、カウンセリングの役割なのです。

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年末について

臨床心理士の鈴木です。

今年もあと一日となりましたね。

皆さんはどのような年末をお過ごしでしょうか?

私は一足早く実家に帰省し、すでに埼玉の自宅に戻っています。
イベント事にそれほどこだわりはありませんが、とりあえずは世の中の流れに合わせて年末年始にやることはやろうとしていますので、今年も最後までバタバタしそうです。

それでは皆様も良いお年をお迎えください。

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カビとカウンセリング

臨床心理士の鈴木です。

先日、今度は浦和すずのきクリニックでの忘年会がありました。

今回の忘年会もクジで商品があたるというイベントがありました。

しかも、一応参加者全てに景品があたるとのこと。

当たった景品はこちら。
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名前は「うるおいきのこ」
加湿器です。

加湿器で「きのこ」というとカビでも生えそうな気がして何とも言えないネーミング。

何に使おう・・・。
カウンセリングのお部屋に加湿器がないので使いたいところですが、明らかに部屋の雰囲気と合っていません。
仮に置いたらカウンセリングに来た人はこれをみてどう思うのでしょうか。
もう少し検討してみよう。

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ビンゴと苦悩

臨床心理士の鈴木です。

12月は忘年会シーズン。

先日、毎年恒例の浦和すずのきクリニックやその他の関連施設合同の忘年会が開かれました。

グループ全体ということもあり、参加者は数百人。

立食なのでいつも腰が痛くなります。

忘年会の目玉は何といってもビンゴ。
旅行券や電化製品など結構豪華賞品があります。
しかも今年は90人以上があたるのこと。
忘年会の様子はこちら。
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実は私、この忘年会でのビンゴで商品があたったことがありません。
以前からですがクジには弱い私。
期待と現実とのギャップが大きい時に人間の苦悩は生まれるのもの。
だから期待してはいけないと思いつつ、どこかで期待してしまう。
考えることはやめられない。
期待も不安もそれは同じと思い、ビンゴに臨みます。

今年こそは!と気合いがはいった結果が・・・
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やはり・・・。
来年がんばろう。

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