ポジティブ思考は歪んでいる

臨床心理士の鈴木です。

例えば上司にひどく怒られた時に
「あの上司は自分のことが嫌いに違いない」
と、考えたとします。

さて、このように考えた場合、この考え方は正しいのでしょうか?

よく
「上司はこれからのあなたに期待して怒っているんだ」
とポジティブに考えると良いという人もいます。

しかし、この考えも正しいのでしょうか?

実際はどっちの考え方が正しいかどうかはわかりません。
本当に上司は嫌っている可能性が十分あります。

つまりどちらの考えも一つの可能性にしかすぎません。
ポジティブ思考と言われているものも歪んだ考えと捉えることもできるのです。

そんな歪んだポジティブ思考にしようと思ってもうまくいかないものです。
中途半端なポジティブ思考は役には立たないでしょう。
重要なことはポジティブに考えることではありませんし。

ではこんな場面ではどのように考え、行動してけばよいのでしょうか?

一つの指針として、自分にとってどのように考え行動することが「役に立つか」、というものがあります。
それを提供できるのが認知行動療法です。
このような観点から、「ポジティブ思考はできない」という方や、抑うつ的な思考や不安を治していきたいという方は、認知行動療法が役に立つかもしれません。
「ポジティブ思考」以外の観点が提供できると思います。

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