認知行動療法を本人が拒否する時は

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

マスコミでも認知行動療法が取り上げられることが多くなってきました。

それはそれでよいのですが、認知行動療法をやるにあたって注意点があります。

よくあるケースは本人がカウンセリングをやる気がないのに家族が無理矢理連れてくること。

認知行動療法はある程度自分で何とかしたい!という気持ちがなければ難しいやり方です。

ですから家族が
「あなたはマイナス思考だから認知行動療法でプラス思考にしてきなさい」
とか
「あなたのせいでみんなが困っているのだから、認知行動療法やりなさい」
と無理やり連れてきてもうまくいかないことが多いでしょう。

不登校になっているお子さんのご両親、
うつの夫をもつ妻、
というケースが多いかもしれません。

不登校のお子さんは学校に行きたくない、けれど親としては行かせたい。

うつの夫はカウンセリングなんてわけのわからない方法はやりたいくない、でも妻はこのままではうまくいかないような気がするから行ってほしい。

本人と家族との意識のギャップが大きいのです。

無理やり連れてこられると本人は
「2度と来るか!」
「とりあえずカウンセリングは適当に流して、次はもう行かないっていえばいいや」
となります。

まぁ、無理やり連れてきて話を聞いたらやる気になる、というケースもなくはないのですが。

本人がやる気がない場合はまずは家族だけ相談にくるという手が無難です。

それで家族としてできることや対応などについて話し合っていったほうがよいかもしれません。

あと本人に認知行動療法をすすめる場合は
「こんなやり方があって、良くなっていくみたいだよ」
とやんわりすすめるくらいからスタートして、反応をみながら治療につなげていってみてください。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


ホットミルクを飲んでも眠れない

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

テレビや雑誌などで
「眠れない人はこれを飲めば眠れる!」
というは昔からありますよね。

よく言われているは
・ホットミルク
・ハーブティ
など。

〇〇の成分がはいっていて眠れるようになる、という説明があります。

別に飲むこと自体は悪くないのですが落とし穴が。

飲みすぎる、という点です。

寝る前に飲んで夜中におしっこに行きたくなる人が結構います。

これではもともこもありません。

まぁ、ホットミルクやハーブティで眠れるようになればそれにこしたことがないのですが、不眠で悩むくらいの人はちょっと何か飲んだくらいで眠れない人も多いと思います。

そもそも不眠症にホットミルクが効くという噂の科学的根拠についてはあやしいところです。

寝る前に何かやろうなんて努力する方が逆に寝ることを意識しすぎて眠れなくなることも。

不眠を改善するためには何か飲んで寝ようとする前に変えなきゃいけないことはたくさんあります。

「これだけをやれば眠れる!」というものはありません。

気をつけなきゃいけない細かいことはこのブログのカテゴリにある「不眠」を参考にしてみてください。

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過食嘔吐によって出現する症状

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

摂食障害の人で過食や嘔吐を繰り返している場合、身体と心に影響がでます。

よく知られているのは

・歯がとけてくる、虫歯になる
・生理がこなくなる
・手に吐きダコができる

などです。

実はそのほかにもいろいろあります。

心の症状としては
・気分の落ち込み
・疲れやすくなる
・無気力になる
・自己嫌悪に陥りやすい
・いらいらしやすい
・集中力の低下

などなど。

身体の症状としては
・むくみやすくなる
・食べた後にお腹がはったような感覚になる
・腰痛
・便秘
・頭痛
・低血糖

などなど。

いっぱい他にもありますが、症状にこころあたりがある人もたくさんいますよね。

症状が気になる人は過食嘔吐をやめていかなくてはいけません。

もちろん、すぐに治すということは難しいのですが治すための行動していけば徐々によくなっていきます。

治療しようって思う時って、過食嘔吐をやり始めてから何年も経っていることが多いでしょう。

50代から始める人もいます。

それでも十分に良くなっていく可能性はありますのであきらめずに治療していきましょう!

・ヘルシーな食べ物は太るもと?
・やってはいけないダイエット
・過食症の治療はどんなことをするのかについて

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スカイプカウンセリングもいいかも

浦和すずのきクリニック臨床心理士の鈴木です。

今更ながら最近スカイプを使ってみることになりました。

何かと遠い友人などと顔を合わせながら楽しめるかなぁ・・・なんて軽い気持ちで。

カメラが付いていれば顔が見られるで、スカイプでカウンセリングなんかできたら本当は便利なのかもしれませんね。

結構遠くからカウンセリングに来る方もいらっしゃるのでそういう人には特に。

あと認知行動療法をやりたくても地域に専門家がいない場合とかに役に立ちそうですね。

スカイプカウンセリングって受ける側の方はどう思います?

実現するにはそれなりにハードルがありますが、将来的に様々なニーズにこたえられるようになるとよいのかもしれません。

さて、スカイプに登録したまではよかったのですがここで問題が。

周囲でスカイプをしている人が全然いなかった・・・。

使い方を忘れそうです。

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人を信用させる文字は

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

さて私の生まれ年について。

どっちだと思います?

A:昭和40年

B:昭和39年

直感でお考えください。

どうでしたか?

もしかしたらAと答えた人が多くなったかもしれません。

Aの方が文字として太いので見やすいですよね。

人は見やすいなぁと感じた方を信じやすい傾向があるのです。

あとコントラストをはっきりさせたり、カラーなら中間色より明るい赤や青にした方が信用されやすいと言われています。

私のブログのような文字の色は淡い感じなので、本当は良くないワケデス。

お仕事でのプレゼンや誰かに何かを文字で伝えたい時は、相手にとって見やすい文字で書いてみるとよいかもしれません。

ちなみに私の生まれ年はどちらも不正解ですので。

秘密の多いカウンセラーなんです。

今日から役に立つかも・・・しれない心理学実験記事はこちら・外見が良ければ選挙に当選する?
・人は中間の選択をしやすい
・思い込みが強い人
・冷静な判断をするには

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パニックの時に気をそらしても良くならないことも

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

パニック障害の治療について本を読むと
「パニックになりそうなときは気をそらしましょう」
と書いてあることがあります。

広告をみたり、スマホをいじったり、フリスクをかじったりといった対処をする人が多いわけです。

しかし、この対処方法は落とし穴があります。

気をそらす道具がなかったらどうなるの?って自分に問いかけてください。

スマホがなかったら不安、
水を持ち歩いていなかったら不安、
フリスクを持ち歩いていなかったら不安、

ってなっている人がいたら注意。

一時しのぎの対処にしかなっておらず、パニックに対する怖さは克服できていません。

むしろ多いのが「水がなかったら不安」となり、さらに条件がふえていっていること。

「頓服薬がないと不安になってしまう」
ってやつと同じですよね。

いつまでもやめられなくなります。

「気をそらす」という対処をしていることがよくなることを邪魔していることがあるのです。

何年もパニックで悩んでいる人は、怖いなぁって思う場面で自分がやっていることを振り返ってみてください。

そこに良くならない要因が潜んでいるかもしれません。

パニック障害のあれこれはこちらの記事も参考にしてください
・パニック障害から脱しましょう
・パニック障害の人はコーヒーを飲んだらダメ?
・過換気症候群かな?と思った時の対処

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人は失いたくない気持ちが強い

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

洋服を買いに行くと
「これ新作なんですよ」
「人気なんですよ」
「ぴったりなサイズですよ」
と言ってくることよくありますよね。

う~ん、と渋っていると
「これ人気であと一点なんですよ」
「次にいつ入ってくるかわかりません」
と言ってきませんか?

お決まりのパターンですよね。

どうしてみんな同じことばかり言うのだろう。

売ることばかり考えているようにしか思えないんですよね。

この会話のパターンは
「希少性の原理(手に入りにくいものほど魅力が上がる)」か
「損失回避」という人の特性を利用した会話になっています。

人は利益を得るよりも損失を回避したいという心理的な傾向があります。

「人気」「ぴったり」
という利益を得るより
「売り切れそう」
と買うチャンスを逃してしまう損失の価値を高くみるのです。

洋服屋さんのお決まりのパターンなので、こういう接客をされるとがっかりしちゃいます。

ただこの理屈を利用する手もあります。

「これをすると月に1000円節約できるよ」
というより
「これをしないと月に1000円取られ続けるよ」
と言った方が、相手は動いてくれるかもしれません。

説得の心理テクニックとして使えるわけです。

使い方によっては役に立つ原理なので使ってみてください。

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赤面してしまう人の思い込み

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

赤面してしまう時ってありますよね。

恥ずかしいなぁって時とか。

「赤くなってるよ」って言われた経験はありませんか?

それからだんだん「赤くなっているのでは?」と不安になり、赤面を隠すようになるとつらくなってきます。

赤面恐怖ってやつです。

赤面恐怖の人は陥っている人がよく思いがちなことを3つ。

①自分がいつも赤面していると思い込んでいる
「顔が熱くなっている感じがするから、赤くなっているハズです」と答える人が多いのです。
実際赤くなっているかを確かめる必要があるでしょう。

②周囲が赤面に気づいていると思い込んでいる
実際にはいわれていないことを想像しています。
だいたい相手の表情をきちんと見ていないことが多いので、相手のどこをみるかなど検討する必要があります。

③周囲は赤面している自分を見て変だと思っている、と思い込んでいる
これも言われていないことを想像して不安になっています。

赤面を避けるために顔を隠すようなことをすると、怪しげな行動になるので実際に注目を浴びてしまうことも。

赤面恐怖の人がこの3つを「思い込み」といわれると納得いかない人もいると思います。

「人から言われたこともあったし、周囲はなんかよそよそしい感じがするし」
と。

しかし実際にどうかは確認できていないことがほとんどです。

一つ一つ実験をして確かめてみるとその考えも変わってきて、赤面がそれほど怖くなるなるものです。

実験の方法を認知行動療法などで提供しているので興味のある人はご相談ください。

赤面で悩んでいる人はこちらの記事も参考にしてください
・「変だと思われている」と感じたら
・サプリメントで緊張はなくならない
・人前での自己紹介―苦手な人がやってはいけないこと

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いつまでも悩みっぱなしの人の特徴

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

あーでもない、こーでもない、と考えている時。

私も良く考えますよ。

そんなに悩みってなくなりませんからねぇ。

「これで悩まない」「これでストレスがたまらない」なんて本ってたくさんありますけど、そんなことってありえません。
本のタイトル騙されないようにしましょう。
そこにあなたの求める答えはありません。

悩んでいる時はそういうのにすがりたくなるのもまた人間なのですが。

私たちができることの一つは少しでも役に立つ考え方にもっていくことです。

悩んでいる時ほどほとんど何も役にたっていないことが多くありませんか?

考えても役に立たない時の特徴は・・・

・考えていることが抽象的
「自分は何をやってもダメ」「今後どうなるんだろう」など。

・「なぜ」を考える
原因をさぐってもせいぜい自分か他人を責めるだけ。
「原因がわかったら悩みが解決する」という考え方は心の問題では全く役に立たないところか、考える時間をいたずらに増やすだけ。

・行動より考え込むことを優先
考え込むこと優先している時は、現実に直面することを回避していることが多いもの。
何も決められず結論は先送りになり考える時間がさらに増えます。

ただし、考えることのすべてが悪いわけではありません。

考えることが役にたっている時の特徴は・・・

・考えていることが具体的
「具体的に何が問題なのか」「現在何がおこっているのか」など。

・「どうやったらいいか」を考える
「具体的に何をやるか」など

・考え込むより行動優先
いくら考えても行動に移してからでないと結果はわかりませんからね。

上記の特徴を頭にいれておき、役に立たない考え方に気づいたら早めに役に立つ考え方・行動にもっていきましょう。

考え込んでしまうクセのある人はこちらの記事も参考にしてください
・失敗して落ち込んでいる人へ
・考えるな!感じろ!
・悩み続ける時は

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あなたの病気はうつでないかも・・・

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

今日から都内で認知療法・行動療法の学会が開かれています。

日本で認知行動療法をやっている医師や臨床心理士の多くが集まっています。

今週末は全国で認知行動療法の専門家が不足しているのでは。

さて今日話を聞いてきたことの一つが双極性障害。

躁うつ病といった方がピンとくる人もいますよね。

躁状態(元気になって浪費したり、寝ないで働いていたり、いろんなところに電話をかけたり、活動的になったり、急に海外行くっていいだしたり、ちょっとしたことでイライラして周囲と喧嘩したり)とうつ状態を繰り返す病気です。

元気になったと思い込んでいる時期に色々とやりすぎてうつ状態になるなどします。

うつといっておきながら、急に元気なって動き出したと思ったらまたうつになるって人いませんか?

うつ病と診断されてなかなか良くならない人、何度も再発を繰り返す人の何割かは双極性障害ではないかと言われています。

うつ病と診断されて抗うつ薬を飲んでいると悪化することがしばしば。

また躁状態の時を「以前の元気な状態が本来の自分」と誤解していることが多いのも特徴です。

うつ病の治療をして良くなった、と思っていたら躁状態でそのままでいると大抵悪化します。

しかもうつでも躁でもない状態が半分をしめるといわれているので治ったって思いこんでしまいます。

ですからうつ病と同じような治療をしていてはいけないのです。

元気になったり、うつになったりを繰り返している人は、そう状態のエピソードがなかったか振り返ってください。

もしあったとしたら主治医に相談してみましょう。

双極性障害の場合は薬物療法をやったうえで、認知行動療法も有効であるので自分でやれることがあれば・・・という人はカウンセリングを受けてください。

躁状態ってどんな状態?って思った人はこちらの記事も参考にしてください
・躁状態は注意
・躁状態のエピソード

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