【強迫症】知らないとマズイ!頭の中でやってしまう強迫行為とその対処法

浦和すずのきクリニックの鈴木です。

 

強迫症(強迫性障害)の人は自分がやっている強迫行為をきちんと把握できていますか?

強迫行為とは、不安な考え(汚れたのではないか?鍵をしめ忘れたのでは?)が浮かんできたときに、繰り返しやってしまう行動(手洗い、確認)です。

 

実はこの強迫行為をきちんと把握できていない人は多いです。

把握できていないと、強迫行為をいつまでもやってしまうので、ある一定のところからなかなか改善しません。

 

特に目に見える強迫行為(手洗い、確認など)はわかっていても、「頭の中でやってしまう目に見えない強迫行為」は知らない人も多いのではありませんか?

 

そこで今回は頭の中でやってしまう強迫行為とその対処法について解説します。

 

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視線恐怖症の治し方 カウンセラーが変顔をして実際にやってみた

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

「他人が自分のことを見ているのでは」と人の視線恐怖で悩んでいませんか?

 

「他人は自分のことをそれほど見ていないよ!だから気にする必要はない」と言われても、なかなか納得がいかないでしょう。

 

なぜ納得いかないかというと、自分を見ていない経験をできていないからです。

 

意外かもしれませんが、他人の視線を気にしている人は他人を見ていません。

視線が怖いから見ないようにしているんです。

 

人が見ているかどうかは確かめてみないとわかりません。

例えば「店員が自分の表情が変だと思っている」って不安な人は、店員を見てみるとよいのです。

そうでないとずっと「自分のことを見ている」と思い続けることになります。

 

しかし、いざやろうと思うと不安ですよね。

「やっぱり変だと思われてジロジロみられそう」って。

そこで「変な顔で買い物しにいったが店員はジロジロ見ているのか?」

これを確かめるために私が自ら実験してきました。

 

今回は、認知行動療法というやり方を元に、視線恐怖を克服するための方法を実験を通して説明します。

視線恐怖症の人は必見です。

 

 

 

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容姿に自信がない!醜形恐怖症とはどんな病気?治し方は?

浦和すずのきクリニックの鈴木です。

 

こんな症状で困っていませんか?

容姿に自信がないことで・・・

 

・一日中容姿について考える

・鏡を一日中見る

・マスクをするなどして隠す

・整形を繰り返す

 

もしかしたら「醜形恐怖症」「身体醜形障害」かもしれません。

 

今回は醜形恐怖症はどんな病気か?どんな治療法があるか?について解説します。

自分でできる醜形恐怖症の対応方法も書いたので、悩んでいる人は参考にしてください。

 

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パニック障害の人がカフェインを避けるとマズイたった一つの理由

浦和すずのきクリニックの鈴木です。

 

パニック症(障害)でカフェインを避けている人はいませんか?

医療機関やネットなどでカフェインは避けた方がよいという情報を得て、コーヒーを飲まなくなった人もいるのではありませんか?

 

実はパニックの人でもカフェインを絶対にとってはいけないことはないのです。

むしろ、カフェインを過度に怖がっていることが悪化要因になることもありますし、あえてカフェインをとりいれて治療に活かすこともあるのです。

コーヒーを飲んでいてパニックがよくなった方もたくさんいます。

要は使い方次第なんですよ。

 

今回はパニック症の人がカフェインとどのようにつきあっていけばよいのか?治療にどういかせばよいのか?について書きます。

カフェイン好きのパニック症の人は是非見てください!

 

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事例で学ぶ!パニック症の人が飛行機に乗って海外旅行にいけるようになった3つの理由

浦和すずのきクリニックの鈴木です。

 

パニック症の人でカウンセリングを受けて改善した人がどのような気持ちで治療をしていたか知るのは役に立ちます。

 

パニックを克服するためのコツがわかるから。

 

今回はパニック症(障害)で乗り物全般がダメだった人が、飛行機で海外旅行に行けるようになった事例を通して、パニックを克服する3つのコツを紹介します。

 

※ご本人にはブログ掲載の許可を得ていますが、プライバシー保護のため一部修正して紹介しています。

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不潔恐怖の治し方 3つのステップとコツ

浦和すずのきクリニックの鈴木です。
このような症状で悩んでいませんか?

 

・洗っても汚れが落ちている気がせず入浴が長い

・汚いと思うものがたくさんあり、何か触る度に手を洗う

・家族にも手を洗わせる

 

強迫症という病気の中の不潔恐怖と言われているモノかもしれません。

日本人に多い強迫の一つです。

 

「手洗いを少しずつ短くしていく」ということをやりがちですが、それではなかなかうまくいかないことが多いです。

 

改善にはコツが必要です。

 

そこで今回は不潔恐怖の治し方について説明します。

 

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不潔恐怖症の克服の流れを事例を通して説明します

 

浦和すずのきクリニックの鈴木です。

 

 

今回は強迫症(強迫性障害)の中の不潔恐怖が改善した事例について紹介します。

 

強迫症(強迫性障害)の中でも不潔恐怖は日本人に多いといわれています。

何時間も手洗いや入浴したり、触れるところが限定されるなど支障をきたします。

 

不潔恐怖は認知行動療法をやることで早く改善する可能性があります。

決して楽ではありませんが、実践することで症状は軽くなります。

 

といっても、実際にどんな感じですすめて、改善しているのかイメージがわかない人もいるでしょう。

 

このような時は実際の事例を知ることが一番。

そこで今回は不潔恐怖で悩んでいる方が改善した事例について紹介します。

 

※事例のご本人にはブログ掲載の許可は得ていますが、プライバシー保護のため内容を変更・簡略化しています。

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なぜ加害恐怖症に「大丈夫」と安心させてはいけないか?治し方2つのステップ

浦和すずのきクリニックの鈴木です。

 

このような症状でお困りではありませんか?

 

・歩いている時に「誰かにぶつかってケガをさせたのでは」と考える。

・車を運転している時に「誰かひいてしまったのでは」と考える。

・包丁をにぎっていると「誰かを刺してしまうのでは」と考える。

 

強迫症という病気の中でも加害恐怖と言われているものです。

「他人を傷つけた」「他人を殺した」など、人に迷惑をかけてしまうことを恐れます。

不安なことが起こらないように何度も確認したり、不安な場面を避けて日常生活に支障をきたすようになります。

 

このような症状があると「自分は何もしていないから大丈夫」と安心しようとしていませんか?

実は、それがなかなか治らない原因の一つ。

やみくもにやっても改善しないどころか悪化していくだけ。

かといって、どのように克服すればよいか知らないという人も多いでしょう。

 

そこで今回は、加害恐怖をどのように克服していけばよいかを説明します。

実践することで、加害恐怖が軽くなり生活が楽になります。

 

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縁起の悪い考えが頭から離れない!縁起強迫の超実践的な治し方

浦和すずのきクリニックの鈴木です。

 

縁起の悪いことが頭から離れない強迫症の一種、「縁起強迫」というものがあります。

こんな症状で悩んでいませんか?

・「4」「死」など苦手な文字や数字を避ける

・「○○しないと悪いことが起こるのでは?」と考え、特定の行動を繰り返す

・縁起の悪いことが頭に浮かんだら「良いイメージ」を思い浮かべ打ち消そうとする

 

縁起をかつぐことは誰でもありますが、いきすぎて日常生活に支障が出てくると治療が必要となります。

治療は薬か認知行動療法が有効であることが実証されています。

特に認知行動療法はもっとも治療成績が良いです。

 

今回は、縁起強迫をどのようにして治していけばよいか、認知行動療法やり方をもとに説明していきます。

縁起強迫が楽になっていくのでぜひ実践してください。

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30年強迫性障害で悩んだけれど一ヶ月で改善!本人にインタビューしました!

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

今回は30年間悩んでいた強迫性障害の方が認知行動療法をやることで短期間で改善した事例を紹介します。

 

改善した人の話を聞くのはとても重要です。

強迫性障害の人にとって、認知行動療法が有効なのは知っていてもなかなか一歩踏み出せない人が多いです。

そこで実際に認知行動療法をやって良くなっ人の話を聞くことで、「やってみよう」というモチベーションが高まるでしょう。

 

またよくあるこのような疑問も少しは解消されます。

「本当によくなるの?」

「実際のところどんなことするの?」

「やっみてどうだったの?」
ご本人の好意で事例とインタビューを載せられることになりました。

強迫性障害の方は是非ご覧になってください。

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