人目が気になる人の忘年会対策

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

忘年会シーズンですね。

話すことが苦手な人にとっては苦痛な忘年会。

その中でも誰かと話ている時に「相手は自分と話してもつまらないと思っているのでは」と極度に不安になる人について。

そういう人の中で会話中にず~っと
「これを話そう」
「次はこれを話そう」
と考えてしまう人いませんか?

そうしてしまうと会話に集中できなくなってしまうんです。

結果として会話がチグハグとなってしまい、「相手は自分と話していてもつまらないと思っている」という確信が一層強くなってしまいます。

できるだけ人を避ける→さらに怖くなる→もっと人を避ける→忘年会は苦痛、という悪循環にハマります。

さて、どうやって克服していけばよいと思います?

このままただただおそらく無理に人前に出て行っても、うまくいかないでしょう。
苦痛なだけです。
話し方教室みたいなものも行く人がいますが、これもうまくいかない可能性があります。

練習の仕方があるんです。

これは話し方教室では教えてくれません。

まずこのような方は「これを話そう」「次はこれを話そう」と考えていることを止めなくてはいけません。

安全確保行動というのですが、これをやめないとといくら練習しても不安には慣れていかないでしょう。

「そうしないと大変なことになるのでは?」
と考えると思うのですが、本当にそうなるのかを試してみることとなります。

当然怖くてできない!となりますので、少しずつ普段から練習してみましょう。

普段の会話でも同じようにしている傾向があると思いますので。

なかなか注意が頭の中ばかりに行ってしまうという人は、ご相談ください。

注意の移行する練習、コツをご紹介します。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます


強迫性障害の人が手洗いを短くする方法

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

不潔強迫、洗浄強迫の人が手洗いを短くするためにはどうしたらよいか、ということについて。

なんとか手洗いを短くしようとしてもうまくいかないでしょう。

仮に短くなったとしても不安は強いままであることもあります。

その理由は、いくら手洗いを短くしても不潔だなぁという場面に直面していないからです。

例えば手洗いが長い&ドアノブが汚いと感じて触れない人が、ただただ手洗いを短くしようとしてもダメなんです。

ドアノブに触るということをしなくてはいけないのです。

その上で手洗いをしないということが大事。

ドアノブに触ったあと「1分くらいなら手を洗っていいだろう」と思ってやったら意味がありません。

ですから手洗いを短くするには、手洗い云々の前に自分が恐れていることに接近しなくてはいけないのです。

1日中手洗いをしない、という練習をしても、何も不安なものに触らないとなったら意味がないので。

だから手洗いを短くする計画の前に「自分が怖いものはいったい何か」「どのように怖いのか」を把握していきましょう。

こちらの記事も参考にしてください
スマホと不潔恐怖
「一回だけ確認」の誘惑に負けない

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アパレル関係者の心理テクニック

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

先日、洋服を買いに行きました。

洋服を買いにいくと店員が話しかけてくるのはややうっとうしい感じがします。

ただ私は買いに行くと店員がどのように自分を説得してくるか楽しみにしているのですが、今いちマニュアル的というか「またか」というものが多いです。

先日も洋服を見ていたら
「それは限定生産で・・・」
「昨日入ってきたのですが、あと一着で・・・」
というよくテクニック「希少性の原理」を使ってきます。

希少性の原理とは、手に入りにくいと思うと物の魅力を増大することです。

また
「今季人気商品で売れています・・・」
「今日だけで〇着買われた方が・・・」
と「みんなも買ってるものですよ」に代表されるように他人がやっているものは正しいと判断しやすい「社会的証明の原理」を使っています。
行列に並ぶ、というのもそんな感じですよね。

どれも古典的な心理テクニックです。

古典的ですが今でもかなり多くの接客業の人・営業マンが使っています。

みなさんも営業マンの話していることを分析するとわかることもありますよ。

「つまらないなぁ」というのが今回の買い物の印象。

よくあるテクニック+「とにかく買え」と言っているようにしか聞こえないので。

見え見えのテクニックなんか使わないでお客さん側の立場に立った接客してくれる(正確に言えばそのように思わせてくれる)店員さはいないのかなぁ、と思うのは私だけでしょうか。

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うつ病は偽の薬で治る?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

プラセボ効果って知っていますか?

簡単に言うと何の有効性のない成分の薬(偽薬といわれることもあります)を使った場合でも、病状が良くなっていくといったものです。

近いものとして動悸がした時に安定剤を飲んだら一分くらいで「すぐに効きました」と思ってしまうこと。

そんなすぐに安定剤は効きません。

よくお薬やカウンセリング方法との比較でつかわれます。

偽のお薬とちゃんとしたお薬を比べた場合、ちゃんとしたお薬の方が統計学的に良くなった人が多ければ効果があったとなるわけです。

ではこのプラセボ。

病気に対して全く効果がないかと言われればそうではありません。

お薬や認知行動療法より効果は低いのですが、例えばうつ病の研究でもプラセボ(偽薬)を使った人達の中でも結構良くなっていっている人もいるんです。

この理由として
・お薬を出してもらったという期待
・偽薬といえどもお医者さんと会って「効く」と言われるお薬を出された安心感
とか、いろいろ考えられています。

ある有名な先生が
「ということは、うつ病でもお薬や認知行動療法をやらずに、いい薬ですよとお医者さんがお薬をだして話をよく聞いてもらえれば、ある一定の人はよくなるということになっちゃいます」
と言っていました。

まぁ、そういうことになりますかね。

あとうつ病の場合は自然に治っていく人もいますし、そういう研究結果もあります。

だからといって全ての人が何も治療しなくていいということではありませんので誤解のないように。
重度のうつ病は抗うつ薬が効果を示しています。

ちなみにそのプラセボ(偽薬)が値段が高いと言った方が効果が高いという研究結果があります。

安いサプリメントより高いサプリメントが効きそうな気がしますから。

思い込みも良くなるためには大切な要素かもしれませんね。

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いろんな方法をどうぞ試してみてください

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

このブログではできるだけ治療効果が認められている方法について書いています。

効果のある治療法は自分でどうやって変えていけばよいかというものがほとんどです。

しかし、中にはそのような治療法は嫌だ、という人がいるでしょう。

そうなると色んな治療法を試してみることになります。

私はそれはそれでいいんじゃないかなぁと思うようになりました。

どこかで「もっと楽にパッと良くなる方法ないのかなぁ」って思って治療法を探している状態の人は認知行動療法のような方法は向いていません。

努力という、面倒なことをしなくてはいけないからです。

ですから、いろんな方法を試してきて「やっぱりおいしい方法なんてないんだ」って感じたら、相談に来てもらえるといいのかなぁって思っています。

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欠点を見せてもよいのです

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

昔飲み物のCMで
「まずい!もう一杯」
というものがありました。

本来ならば商品の良いところをアピールするところですが、欠点をアピールしているのです。

この効果の一つは、欠点を認めることで商品の信頼性を増させるのです。

これは人間関係でもいえるのではないのでしょうか?

自分の欠点を見せないようにしている人いません?

「欠点を見せたら嫌われるだろう」って。

良いところしか見せない人ってどこか信用ならなく見えるものです。

少しくらい欠点があった方が人は身近に感じると言われています。

上司と部下の関係、親と子ども関係、先生と生徒の関係、など「常に上のものはしっかりしたところをみせなくてはいけない」というのは、堅苦しいし、上の役は疲れてきます。

もちろん欠点の見せ方は工夫は必要ですけどね。

人から信頼されたい、相手に心を開いてもらいたいっていう人は自分の欠点を見せることをしてみてはいかがでしょうか。

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みんなから好かれようとすると誰も振り向かない

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摂食障害と人格障害

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

先日の学会で摂食障害で有名な先生がいっていたこと。

「摂食障害の人に人格障害というレッテルをつける専門家が多すぎる。そのようなレッテルを貼るべきではない」
という旨の内容。

私も同感です。

摂食障害に限りませんが、なんでもかんでも極端な性格であったり自傷行為をしたりする患者さんに人格障害というレッテルを貼っている医療関係者をよく見かけます。

人格障害=治らない、薬が効かないとしてしまうのです。

まぁ、摂食障害自体に薬が効くという明確な根拠はないのですけど。

私はほかの医療機関で「人格障害」といわれた人を何人も見てきましたがほとんどが「?」と思うような人ばかりです。

人格障害というレッテルをつけて良い方向に行くのならよいのですが、だいたいレッテルのつけっぱなしになっています。

じゃぁ、何をどうすればよくなるの?という問いには答えられないのです。

本当かどうかわからない病名をみて、人を見ないというのはどうなんだろう、って思います。

摂食障害の方の場合、極端な性格傾向は人格障害によるものではなく、摂食障害に至るまでの悪循環でそうなるのです。

人格障害の基準を満たした人でも、摂食障害が良くなると人格障害の基準を満たさなくなっていることが多いといわれています。

摂食障害の人で人格障害というレッテルを貼られた方は「病名」に惑わされず、あきらめないで治療を受けて良くしていきましょう!

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電車で息苦しくなったら降りる、は注意

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

先日電車に乗っていたところ
「具合の悪くなったかたは電車からおりて・・・」
という旨のアナウンスが流れました。

体の病気で調子が悪いとかそういう人は当然早く降りて病院に行った方がよいでしょう。

しかし、パニック障害の人は注意が必要です。

ちょっと発作のような症状が出たらすぐに降りてしまうとマズイのです。

もっと怖くなりますし、なかなか降りられない快速や駅の間の区間が長いところが苦手となってきます。

最初のうちハードルを下げる意味ではいいかもしれませんが、治療のためには発作が起こりそうでも降りずに対処できるようになることが必要なのです。

発作を怖がっているうちは良くなっていったとしても、息苦しさやドキドキを感じると「また発作では」「再発したのでは」と思いぶり返すパターンが多いようです。

電車に乗って練習するときは、
「動悸がしてきたから降りる」
に注意しましょう。

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うつ病治療は行動することから始まります

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

今日25日の日曜日は、朝からビッグサイトに行きました。

認知療法学会の研修会です。

朝9時~20時30分までと、ちょっとハード目の研修。

その中でとある偉い先生がうつ病の治療で言っていた言葉。

「考えているだけでは現実は変わらない」

いくら結論がでないことをあーだこーだ考えても
「やっぱり何もできない」
「やっぱりダメ」
「どうしよう」
ということになってしまいます。

どうしてもうつ病になると考えたくなくても考えちゃんですけどね。

ただ考えることで一つ避けられていることがあるんです。

全ての人というわけではありませんが、
「現実と向き合って行動していく」
ということ。

本当はどんな人生を歩みたいのか?
どんな生活をおくりたいのか?
振り返って行動に起こすことがうつ病治療につながります。

「それができないから困っている」
となるのですが、それをやるためにできるところを探していくといいんです。

うつの時は
「何をやっても無駄」
となります。

以前の記事
どうせやっても無駄か?
でも書いたように、悩んでいるときは今のままでは良いと思ってはいません。

無駄だとは思いたくないハズ。

「うつ」がそのように「考えさせている」といえます。

頭の中の「うつ」に左右されずに、できるところから行動していくことがうつ病が改善する一歩となります。

諦めずに専門家と一緒に治療をしていきましょう。

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心の病気を一人で治すのはきついと思っている人へ

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

心の病気になると「どんな風にしたらよくなるのだろう」となります。

本やインターネットで調べるわけです。

認知行動療法なんかは一般の人用の本がたくさん出ています。

本を読んで役に立った人もいるでしょう。

しかし、本を読んでもうまくいかない人もいます。

やり方が間違っている場合が多いのですが、ほかにも理由があるでしょう。

その一つは
一人でやっていると頑張れない、というもの。

例えば筋トレをすることって自分でもできると思います。

しかし、やり方がわかっていてもなかなか続きません。

そんな時にコーチのような人がついていると良いと思いませんか?

・どんな方法をとればよくなるのか教えてくれる
・どのようにやったらよいかを教えてくれる
・うまくいかない時に一緒に考えくれる
・一人ではついつい勇気がでなかったり、さぼりがちになる練習を後押ししてくれる
などなど。

コーチのような役割もカウンセラーのお仕事です。

カウンセリングを受けるメリットの一つでしょう。

誰かと一緒だからやれる、ということもあります。

一人でうまくいかずにくすぶっている人は相談に来てみてください。

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