コツコツやることが苦手な人は

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

やらなくてはいけないけれどちょっと負担になる活動が続かなかった経験ありません?
規則正しい生活をすること、バランスのよい食事を作ること、健康のために運動をすることとか。

ブログもその一つでしょう。
私はこのブログを数年続けていますが、続けられずそのまま・・・って人もいるのではないかと。
コツコツやる系のものってすぐに爆発的な結果が見えるわけではないからついつい挫折しやすいんですね。

こういう活動を継続するコツの一つは「完璧を目指さない」ということです。
「60%くらいでいいや」が重要です。

こんなことを書くと「このブログは60%の手抜きブログか!」と怒られそうですが・・・。
ずっとこのブログを見ている人ならわかると思いますが、誤字脱字はあるし、わかりにくい時もあるだろうし、ネタもつまらなこともありますよね。

しかし、毎回面白くて、わかりやすくて、誤字脱字もなく完璧!なものを書くというと、おそらくブログは続けられないでしょう。
まぁ、それができたら売れる本が書けそうです。。

それと同じでコツコツやる系のものは完璧を目指すと挫折しやすくなります。

うまくいくこともあるし、いかないこともある、ちょっと手を抜きたいこともある。
いろんな感情を受け入れていれて「まぁ、60点くらいだけどいいか」でやっていくと継続しやすくなってきます。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


人前で緊張を気にせず話せるようになるためには

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

人前で話す時に緊張してしまう人が、話せるようになるためにはどうすれば良いか?
このあたりのコツがわかっていると、今よりも楽になってきます。

そのコツとは・・・緊張しないようにしよう、ということをやめること。
緊張しないようにしようすると、緊張はもっと強くなります。

「緊張しないようにしよう」と思っているってことは、緊張についてずっと考えることになるから。
だからリラックスしようとてしてもほとんどうまくいきません。

頓服でお薬を使用して安心している人もいますが、今度はお薬がないと不安になり、ずっと飲み続けることになるかもしれません。

では、どうしていけばよいかというと緊張を受け入れるようにしていきます。
下手にリラックスしようとか対処をやめて、緊張がありながらも話すことに注意を向ける練習をしていくんです。
うまく話せないと思っている人は、緊張を収めることばかりに注意が向いて話すことに注意が向いていないんですね。
そこをちょっと変えてあげると良いのです。

あと「緊張していたらうまく話せない」と思っている人が多いのですが、ほとんどの人が自分が他人からどのように映っているかを誤解しています。
だいたいは「自分の緊張が伝わっていて、人から否定的にみられているだろう」と考えているのです。
この誤解について理解していくことでもっと変わってきます。

すごく話すことがうまい!とは思われることはなくても、緊張していてもフツー程度に話せるようにまでにはなります。

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お酒を飲んだ次の日に体がだるいと思った時に読むお話

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

少しずつ暑い日が増えてきましたね。
人によってはビールで一杯したくなる!って人もいますよね。
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そんな人に注意をしてほしいこと。

寝酒はしてはいけません。

よく「寝つきを良くするためにお酒を飲んでガッと寝てしまえばよい」と思っている人がいます。
お酒は寝つきをよくします。
しかし、後半の睡眠の質を悪くしてしまう作用があるのです。
翌日疲れやすくなります。

またトイレが近くなるので、途中で目覚めやすくなります。
お酒は脱水作用があるから。
水分としておしっこで出てしますので、ビールは水分補給にはならないのです。
もっと喉がかわきます。

夜にアルコールを飲むときは、寝る2時間前までにすませるようにすると良いと言われています。
お酒との付き合い方には注意しましょう。

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ダイエットをすると食事へのこだわりが強くなる

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

ダイエット、摂食障害など極端に食事制限をしている人は、「食」についての興味が強くなることが知られています。

興味が強くなる例として・・・
・プロ並に料理にこってみる
・おいしいものを探すことが好き
・栄養士、フードコーディネーター、料理人など食に関連した仕事につこうとする

などなど。

公私とも一日中食事のことを考えることになります。
これによって人によっては摂食障害の症状がさらにひどくなる人もいます。
もちろん、問題なく過ごされている方もいますけど。

ダイエットをしている人を見ていると、本当は食べることが好きな人が多いような気がします。
それを我慢するから、一日中食事のことを考えて生活が不自由になるワケで。

極端な食事制限をやめれば、好きなものを調整して食べられて(これは多少知識が必要となります)、心も体も楽になります。

「太った」「痩せた」に囚われず、自由に好きな食事ができる生活にしていきましょう!

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どうせやっても無駄、と思った時に読むお話

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

「どうせやっても無駄だ」という言葉は、魅力的な思考である。
そう考えることによって、真剣に問題に取り組まなくても済むのだから

Scott Spradlin

結構きつい言葉です。
私もついつ「どうせやってもも・・・」と思ってしまうことがあります。

ものごとがうまくいかない時、不安とかに挑戦する勇気が出ない時。

どうしても逃げたくなってしまうんですよね。
「どうせ何やっても変わらないし」
「今更なにやったっていいことない」
と思うと、困っている現状から抜け出そうとすることをやめる理由となります。

しかし、そんな風に考えている時は心も体も「今のままでは苦しいから何とかしたい」と「症状」になってメッセージを発しているもの。

「どうせやっても無駄」という考えは、本当に自分が望んでいる方向とは逆ではありませんか?

何をすればよいのかわかっている時は、変化を起こしてみましょう。
どうしても勇気が出ない時、何をすればよいかわからない時は、ひとりで悩まず誰かに相談するなどして一歩踏み出しましょう。

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うつをチェックするときの注意点

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

「自分でうつ病のチェックテストをやったらうつ病に当てはまったけど、うつなんだろうか?」と思ったことありません?

時々医療機関でもチェックリストだけの結果を見て「あなたはうつ病です」と言われることがあるようです。
これはやや乱暴なような気がしますが、診断について私はやってよい立場ではないので詳しいことはいえません。

ただ知っておいてほしいのは、チェックリストで「うつ病」となっても必ずしもうつ病なわけではないのです。

大人になってからうつのチェックリストをやると結構うつ度が高く出ちゃうのです。

「気が沈んで憂鬱だ」
「朝に気分が晴れない」
「何となく疲れる」
「生活が充実している」
「いつもよりイライラする」

うつチェックでよくある項目です。

どうですか?「よくある」って思いません?
結構多くの人は「当てはまるなぁ」っとなります。

むしろ「いつも気分が晴々していて、疲れもせず、毎日楽しくて充実してます!」って人はそんなに多くないんじゃないかなぁって思います。

実際に昔勤務していたところで職員にうつ病のテストをしてみたら、半分以上がうつ病レベルと出たことがあります。
もちろん、その人たち全員がうつ病ということはありませんでした。

これがうつに限らずチェックテストの弱点です。

このようなテストはうつ病の人を見逃さない、というメリットがあります。
しかし、うつ病ではない人までうつ病としてしまうデメリットがあるんですね。

チェックテストは限界を知った上でやってみましょう。

もちろん、うつかな?っと思ったらまずは相談に来て下さい。

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快速や新幹線が不安な人は「のぞみ」がおすすめ

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

パニック障害で電車の快速が苦手な人はいませんか?

そんな人におすすめの乗り物がこちら!

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新幹線「のぞみ」です。

途中駅に停車することが少ないので。
「そんなの無理です!」って声が聞こえてきそうですが・・・。

「のぞみは嫌だけどこだまなら」という人は「こだま」から乗っても構いません。
しかし新幹線を乗る機会は少ない人がほとんどだと思います。
だからやる時はおもいっきりやった方が良いです。
また少しずつやっていくやり方だと時間がかかり、不安に囚われてる時間も増えて、挑戦するモチベーションが下がってきます。
そして結局「のぞみは怖くでなかなかできない・・・」となりやすいので注意が必要です。

最初は怖いかもしれませんが、乗ってしまえば大丈夫な方が多いです。
当然今までトラブルになったことはありません。
もちろんきちんと準備をしてからですが。

「のぞみに乗れなくたって、こだまにのれていればいいや」って思っていません?
それはパニックがきちんと治っていない証拠です。
苦手なものを残していると、一時期良くなったとしても、後で再発しやすいと言われています。

だからきちんと挑戦しましょう!
いつかやらなくてはいけないのですから。
やっていけばパニックの不安から解放されていきます。
やりたいことをやりたいようにできる自由な生活になりますよ。

のぞみ以外であれば、東北新幹線の「はやて」「はやぶさ」もおすすめです。
パニックの治療ついでに復興支援で東北観光などいいかもしれません。

夏休みにいかがでしょうか?

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過去は変えられます

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

何をやってもうまくいかず「これまで過去にいろいろ失敗したしダメダメだったから、人生お先真っ暗だなぁ」と落ち込んでいる人!

過去は変えられます。

なぜかというと、これからの人生が楽しくなれば、つらいと・失敗と考えていた過去は楽しい人生を得るための「糧」と言えるかもしれないし、単なる「思い出」「プロセス」程度となるかもしれないから。

過去が未来をつくるわけではないのです。
未来が過去をつくるのです。

過去が作り変えられるって魅力的じゃありません?
未来を変えちゃえばいくらでも変わってきます。
もちろん変えるための行動を起こすことが必須です。

正確に言うと過去に起こった事実は変わらないけれど、過ごし方次第で過去へのとらえ方が変わっていく、ということなんですけどね。

頭の中で「過去の失敗を糧と考えるようにしよう」と思い込むことが大事なのではありませんよ。
未来のために行動していくことが大事ですからね。

クヨクヨ悩むと何もかも投げ出して、引きこもりがちになります。
それでは未来も過去も変わりません。
過去のことは十分悩んだはず。
一歩踏み出してみませんか?

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不潔強迫や洗浄強迫の人が入浴後にやるべきこと

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

不潔強迫の人が入浴した後絶対にやった方が良いことがあります。

それは・・・
汚いと思っているものに触る、ということ。

せっかくきれいにしたのに・・・と思うかもしれません。

しかし、不潔強迫や洗浄強迫の人は「キレイと汚いの境目をなくすこと」「24時間汚いという感覚にさらすこと」をしていかないとなかなか良くなっていきません。

キレイになる場所、時間があってはいけないのです。

だから入浴した後や手を洗った後は、必ず汚いと思ったものに触るクセをつけていきましょう。
入浴したら、ドアノブ、床、便座にさわるとか。

また汚いと思うモノを携帯しておくと便利です。
例えば一枚ハンカチを準備してもらい、そのハンカチを汚いと思ったものにこすりつけます。
いろんなものにこすり付けてどんどん汚いと思える感覚を増やしていきます。
それを手洗いや入浴の後に触りましょう。

多くの強迫性障害の方が、行動療法を受けて改善しています。
強迫性障害で問題となるのは、強迫に悩まされてる時間です。
ものすごい時間を費やしているハズです。
強迫に時間を使いたくないですよね。
強迫のための時間から、自分のための時間に変えていきましょう!

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薬以外で治したいと思ったら

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

心の病気を治したい時、薬以外の方法はないのかなぁ、って思った人はいませんか?

強迫性障害やパニック障害、社交不安障害に対しては認知行動療法が有効であることが実証されています。
だから薬以外であれば認知行動療法をおすすめします。

ただ一般の人はこのように思うかもしれません。
「医療機関に行けば有効な方法を何個か紹介してくれるだろう」
「有効な方法だったら、医療機関にいけば、必要に応じて認知行動療法をすすめてくれるだろう(説明してくれるだろう)」と。

例えば「強迫性障害には薬と認知行動療法が有効で、どちらにもメリットデメリットがあって・・・」といった感じで。

まずこのような説明を受けることはほとんどないと思っていいでしょう。

医療機関にいけば「薬を飲みましょう」となります。

下手をすると「強迫性障害に認知行動療法?そんなの効かないよ」って言われることすらあるようです。
これは日本が薬物中心の治療となっているため、専門家の間でも認知行動療法についてきちんとした知識が広まっていないことが一要因です。
うまく治っていくのなら良いのですが「調子はどうですか?」「様子を見てみましょう」の連続で月日が経っていることが多々あります。

ですから、薬以外の方法をやりたい人は、自分から認知行動療法という有効な手段があるということを知り、自力で治療者を探す、ということをしなければならないのです。

特に地方の方は治療者を見つけるのが大変だと思います。
この現状が変わっていくと良いのですが。

あ、薬が嫌だからといって怪しげな治療法やサプリメント、栄養療法に走るのはおすすめしませんので気をつけてください。

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