嫌だなぁっと思うことをやるには

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

宿題とか運動とかなかなか続かないものってありますよね。

そういうものをもっとやるようになるにはどうしたらよいか、ということについて書いてみます。

解決策の一つとして有名な心理学の原理「プレマックの原理」というものが使えるかもしれません。

ものすご~く大雑把にいうと、よくやっている行動の前に、あまりやっていない行動をやると、あまりやっていない行動が起きやすくなる、というものです。

例えば、よくゲームをしている子どもに、勉強をやった後にゲームをやるようにすると、勉強をやる頻度が増えるというものです。

これを応用すると、
よくコーヒーを飲む習慣がある人が、普段はあまりやっていない掃除をした後にコーヒーを飲むようにすると、掃除をよくするようになる、となるのかもしれません。

テレビをよく見ている人が運動を習慣づけたければ、運動した後にテレビをみるということをすればよいのです。

だから嫌だなぁ、面倒だなぁってことをしなくてはいけないときは、その嫌なことをした後に自分がよくやっている行動(できるだけ好きでやっていること)をすると、嫌だなぁとか面倒だなぁってことをやりやすくなります。

ホントかいな・・・と思うのもごもっともですが、こういうことはやってみるとわかってきます。

この原理は一回やったから効くというものではありません。

何度も続けていると変わってきます。

何か嫌だなぁとか面倒だなぁ、と思うことがある場合にお試しください。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます


書いて覚えられない

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

今の時期受験勉強で必死になっている人もいますよね。

受験って大変です。

たくさん覚えなくてはいけないことがたくさんありますし。

多くの人が暗記をする時に、書いて覚えますよね。

様々な研究で書いた方がいい!っていう結果が出ているようです。

ただこれを一般化するのはどうかなぁと個人的には思います。

私は記憶の専門ではないのですが、ちょっと調べたものによると、書くことで深く記憶に刻まれるのではなく、書いて覚えると書いて回答するような試験の時に思い出しやすいということらしい。

だから、単に書くことが覚える手段として有効だということではないようです。

見る、聞く、想像するなど、様々な手法を混ぜた方がよいとのこと。

ちなみに私は書いて覚えることが苦手で、これまで受験勉強などでも書いて勉強したことがありません。

ほとんど見て覚えていました。

勉強しているように見えないようで、学校の先生からはよく怒られてばかりでしたが・・・。

書く以外の記憶方法の方が得意であるということを理解してもらえないのが、書いて覚える習慣ない人間にとってのデメリットかなぁとつくづく思います。

書く、見る、想像する、などその人にとって記憶のしやすさは様々です。

書いて覚えているだけでなかなか覚えられない人は、別な記憶方法をとってみた方が良いのでは?

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症状が改善するということ

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

カウンセリングで良くなっていくということはどういうことか、と聞かれることがあります。

ケースバイケースといえばそうなのですが。

少なくとも
「何にも不安がなくなる」
「悩むことはなくなる」
ということではありません。

不安を抱えたり、悩むことがあっても、それに囚われずに生活していけるようになる、といえます。

人生歩いていれば転んでしまうことがよくあります。

転んだら立ち直ることができればよいのです。

転ばないようにしようとするとその場に立ち止り前に進まなくなります。

それはそれで人生苦しいものです。

不安やうつを恐れ、生活の範囲がせばまります。

要は症状がよくなってきたのにぶり返したな、って思ってもまた対処できるようになることが大切ということです。

ですから不安だなって思ったら立ち止まるのではなく、一歩進んで行動してみること良いのです。

まぁ、転んでばかりでは前に進む気力もなくなりますので、成功体験を積み重ねていきましょうね。

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好きになってもらう方法

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

バレンタインデーということで今回は
「どうすれば好きな人と恋愛関係になりやすか?」
について。

心理学的にはいろいろ言われています。

その一つで「吊り橋効果」というのものがあります。

これはものすごく簡単に言えばハラハラ・ドキドキを共有すると親密になりやすい、というのもの。

心理学の有名な実験でありました。

これを応用すると
・ドキュメンタリー映画よりはホラー映画
・動物園よりは遊園地のジェットコースター
・のんびりできるところよりは、揺れる吊り橋・高い所などスリリングな場所
が、より親密になりやすい、ということになります。

なんとなくイメージがわきやすいですよね。

まぁ、これは親密になりやすいというだけで、実際に親密になれるかは別問題。

ジェットコースターが嫌いで動物園が好きという人を、無理やりジェットコースターに乗せたら嫌われる可能性が高いと思いますのでご注意を。

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吐くことが怖い人がよくやってしまうこと

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

受験シーズンです。

受験生は緊張しますよね。

緊張すると動悸もするし、人によっては吐き気が伴う人もいます。

吐き気が怖くて、電車に乗れない、人前に出られない、という人もいますよね。

結構吐き気が怖いという人はいっぱいいて、しかも長い間悩んでいることも少なくありません。

ごまかして生活してきていたら何年もたっちゃったとか。

なんとかやり過ごせるとよいのかもしれませんが、人生においてはそうもいかなくなることもあります。

そうすると治療が必要です。

悪化しやすい人がよくやっていることは
・吐いたらまずい状況を避ける。
・居酒屋など吐く人がいる場所を避ける
・エチケット袋を携帯
・吐かないようにする対策ばかり考えている。
・外出時はトイレの場所をチェックしている
・人前で食事をしない

などです。

上記のことをやっていると、一時的に安心はしますが、苦手意識がなくなることはないでしょう。

不安に対して一時しのぎの対処をすることは不安を大きくさせる作用があるからです。

また生活がだいぶ狭まっているのがわかりますよね。

パニック、社交不安の人に多い印象はあります。

当てはまる人はひどくなる前に治療を受けましょう。

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強迫性障害に「一回だけ・・・」はダメなことが多い

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

9日から11日まで、長野県の松本市に行っていました。

毎年恒例、行動療法の専門家が集まり、2泊3日で行動療法の合宿みたいなものが開催されました。

大の大人が旅館を貸切り、外出もせず、3日間一日中行動療法の事例検討をしていくという、知らない人から見れば怪しげな集まりになります。

もちろん中身はちゃんとしていますよ。

一般の方でも知っているかなり有名どころの人達が集まって豪華なメンツです。

今回は強迫性障害についての議論が多くありました。

具体的な内容は書けませんが、多くの強迫性障害の人が気をつけた方が良い点がはなされていました。

このブログでも書いていますが、例えば汚いと思い1時間手を洗っていた人が
「50分だけにしよう」
という練習をしていてもなかなかうまくいかないものです。

手洗いが短くなっても途中で限界がくるでしょう。

このやり方は行動療法でよくやっている「暴露反応妨害」ではありません。

結局手洗いをしているということは、不安なことにさらされていないから。

50分は強迫行為をしているので、不安なことにきちんと直面していないのです。

「ちょっとだけなら普通の人でもやっているからいいだろう」

という考えではダメなのです。

思い当たる方は注意してくださいね。

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がんばらないと良くならないことも

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

よく心の病気になると
「がんばらないようにしましょう」
と言われることが多いでしょう。

うつなんかだと頑張りすぎて、悪化する人もいますしね。

しかし・・・本当に何もせず頑張らずで良くなっているかどうかです。

ゆっくり休んでよくなるならそれでよいのですよ。

良くなっていない人も多いハズ。

休んでいると嫌なことばかり考える。

考えているともっと抑うつ的になる。

抑うつ的になるともっと休むことになる・・・の悪循環です。

となると、何かかしらをがんばらなくてはいけないわけです。

がんばる、がいやなら「ソコソコやる」でも構いませんが、とにかく行動を変えていかなくてはいけません。

ここで重要なのは何を頑張るかです。

頑張りすぎて心の病気になったのなら、そこを頑張ってはいけません。

今よりも元気になるために頑張るポイントがあるのです。

ゆっくり休んでいるだけで本当に良いのだろうか、と思っている人もいるでしょう。

特に何ヶ月も良くなっていない場合は休んでるいるだけではダメなことが多いのです

頑張るポイントを専門家と相談しながら元気になっていきましょう。

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薬以外の方法も有効です。

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

カウンセリングに来る人の理由はいろいろですが、その一つは
「薬に頼りたくない」というもの。

特に不安障害や摂食障害の人が多い印象です。

こんな方がカウンセリング(認知行動療法)を受けると有効な可能性があります。

・頓服がお守り代わりになっている人
・予防のため頓服を使用している人

頓服使用してどうなりました?

一時的に安心して「いつかよくなるのかな」と思って、ずっと飲み続けているのではありませんか?

薬がないと不安になっていません?外出前は薬をもっているか入念にチェックしていません?

ちょっと依存しているのではありませんか?

頓服を使用をして不安なことができたからといって、よくなっているわけでは必ずしもありません。

使用しなかったら元に戻る可能性が高いハズです。

こういう人は、根本的に治していかないとずっと不安なままです。

パニック、社交不安障害、強迫性障害は不安に慣れていく練習(認知行動療法)が薬物療法と同等またはそれ以上の効果があります。

頓服の使用は不安に慣れていく練習を邪魔すると言われています。

頓服が役に立つこともありますがずっと薬を飲み続けたくない、という人もたくさんいますよね。

薬以外の方法を試したいと思ったら、カウンセリング(認知行動療法)を受けにいきましょう。

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天気とクレームの心理

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

雪はみなさん大丈夫でした?

雪は思ったほどではなかったのですが、朝の通勤ラッシュは大混乱だったところが多かったのでは。

私も電車にのっていましたが殺気がただよってましたね。

電車のドアが開くと大声で
「押すなってつうの!」
と怒っている人がいました。

う~ん、朝から雰囲気がよくありません。

イライラするのは電車の中じゃないこともあります。

変わったところで言えば、テレビで天気予報を伝えるアナウンサー。

その人はだいたい原稿を読み上げているだけなのですが、クレームがくることがあります。

天気が悪いとそのアナウンサーのせいにしてくる視聴者がいるのです。

これは昔からあること。

心理学的な一つの解釈として、「天気が悪い」ということと「アナウンサー」が結びついてしまうというもの。

悪いことを伝えていると、その人に対して悪い印象を人は持ちやすくなるのです。

アナウンサーにしてみればとんだいいがかりです。

アナウンサーを責めるのはやめましょうね。

ということは・・・晴れの日が多い地域のアナウンサーは好かれやすいということになりますかね。
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他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます


パニックと運動

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

パニック発作を恐れるあまり、体を動かすことをしない人がいます。

「動いて動悸や息苦しさが出てきたらどうしよう」
という感じで。

運動が怖い、ということになります。

このような人が運動を避けていると次第にパニック発作への不安は強くなります。

運動が怖い人は、運動していくことが治療につながってきます。

不安を起こすようなことをしていくのです。

繰り返すと症状が改善されてきます。

運動には抗鬱効果があるといわれていますし。

ここまでくると
「でも・・・症状がでたらどうしよう」
と思うわけです。

症状がでるのを恐れていてはなかなかよくなりません。

症状が出ても対処できるようにならなくてはいけないので。

運動をしながら症状への対処も学習していきましょう。

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