桜への感想

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

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写真は西浦和駅のロータリーにある河津桜です。

今日は良い天気だったので写真をとってみました。

さて、みなさんは桜をみてどう思います?

これは心理テストではないですよ。

こういうのを見て
キレイと思う人もいれば、
なんとも・・・という人もいれば、
花より団子だよね、
という人もいます。

感じ方は人それぞれですからね。

「桜を見てキレイと感じない自分はおかしいのではないか?」
など、周囲と同じ感情じゃなければ、おかしいと思っている人を時々みかけます。

どの感じ方が正常で異常かなんて実際はわからないものです。

自分の素直な感覚を認めることが大事だと思います。

ちなみに私は桜を見ると、出会いと別れの季節だなぁ、出店があったらよいのに・・・、という感想ばかりで、肝心の桜に目があまりいっていないかもしれません・・・。

いろんな感じ方の人がいますが、悩んでいるときはいつもと違う行動をしてみることも大切。

クリニックに電車で来られている方は改札に入る前にロータリーをのぞいてみてはいかがでしょうか?

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


私はほぼ毎日カウンセリングをしています

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

最近の問い合わせで多いことの一つ。

「カウンセラーの鈴木さんは何曜日にいますか?」

答えは・・・基本的に毎日います。

ほとんどのクリニックや病院では、一人の臨床心理士が毎日カウンセリングをやっていることは多くありません。

だいたいは「月曜は○○が担当」となっていると思います。

しかし、浦和すずのきクリニックでは毎日私がカウンセリングを担当していますので、何曜日にきていただいても構いません(日、祝日はクリニックがお休みなので私もお休みです)。

曜日を固定されると融通がきかないから困る!って方には便利かもしれません。

ただし、不定期でいないことがありますので、お問い合わせください。

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親切にしてあげると、親切にされます

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

自分の行いは自分に返ってくる

このような言葉って、いろんなところにありますよね。

人にやさしくすることで、人からやさしくされてくるとか。

いやいや。与えたって返ってこないことはあるよ
と思って人もいるかもしれません。

それもそのはず。

この類の言葉は、ギブ&テイクのような言葉ではないのです。

まぁ、この辺りは私の専門ではないのでこれくらいにして。

心理学的にはこれに近いこととして「返報性の原理」というものがあります。

「返報性の原理」とは贈り物、招待、親切にされた、など恩恵を受けた場合、その人にお返しをしなければならないという人間の傾向です。

心理学の実験で、隣の人にジュースを買ってきてあげた後に、チケットを買ってほしいと頼んだところ、チケットの売上枚数が上がった(実験の内容についてはかなり簡単に説明しています)、というものがあります。

この返報性の原理を利用して、試供品とか、無料プレゼントとか、物を売るために使われていることが多いのです。

もらったら返さなきゃっ、ていうものですね。

悪くいえば人の罪悪感につけこむ、ということでもあります。

これを人間関係に使うとすれば「自分の行いは自分に返ってくる」というのはある程度、心理学的には正しいとも言えるのではないのでしょうか。

また「時間が経つと恩恵を受けた側はしてもらった価値を低く見て、恩恵を与えた側はしてあげた価値を高く見る」という実験結果もあります。

とすると「与えたって返ってこない」ということも、ある意味で心理学的には当たっているのかもしれません。

こんな原理を利用する人なんて信用ならない!と思った人いませんか?

私の印象ですが普段の人間関係で戦略的に返報性の原理を意識して人に親切にしている人って、本当に親切な人が多いです。

一つ頼みたいことがあれば10以上は相手に与えてます。

戦略とわかっていたって、協力したくなります。

そこまでされれば、単なる親切な人にしか思えません。

だから返報性の原理を意識して親切にしようとするならば、中途半端ではなく、徹底的に親切にしてあげると、きっと良いことがあると思いますよ。

ただし返報性の原理は詐欺などにも使われるので、知らない人から親切にされたらご用心を。

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明日のことを考え眠れない人

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

あと一週間で今年度も終わりですね。

4月に新しい状況になる人は「どうなるのだろうか」とドキドキしている人もいるでしょう。

しかし、考えすぎは禁物です。

特に寝る前なんかは。

ベッドの中でついつい考えてしまい、眠れなくなる人は気をつけましょう。

来月のこと、来週のこと、明日のことは、寝る一時前には取り組まないようにした方がよいですね。

どうしても気になる時は、取り組む問題を紙に書いて明日取り組むようにしてください。

決して寝床で取り組まないように。

ほとんどの問題は悩んでも解決しないはず。

せめて明日のことは明日になってから悩みましょう。

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他人からどう思われているか気になる人の注意の方向

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

他人から「自分は変な服装していると思われている」「自分は変な行動をしていると思われている」と考える人っていますよね。

そういう人ってどこに注意が向いていると思いますか?

他人に注意が向いています?

うつむいて「どう思われているのか?」を考えていませんか?

うつむいて考えているということは注意は自分にいってます。

つまり、他人からどのように思われるか気にっている人は、実は他人ではなく自分に注意が向いているのです。

自分に注意が向いているので、どんどん妄想が広がっていきます。

ですから注意の向け方を変えていかなくてはいけません。

これは少し練習が必要となりますが、注意の向け方一つで変わってくる人がたくさんいます。

人の目が気になる人は、気になっている時にどこに注意がいっているか、自分を観察してみてください。

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どう人を動かしたらよいのか?の講演

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

今日は、都内にある企業で講演をやってきました。

都心にあるキレイなビルのオフィス。

いつもクリニックでのほほーんとやっているので、雰囲気の違いを感じますね。

こんなビルでカウンセリングができたらかっこいいかもしれません。

講演の中身はメンタルヘルスというわけではなく、人をどうしたら説得できるのか?動かすことができるのか?についてです。

出席者のほとんどが部長以上。

少し緊張します。

ここでもきちんと科学的根拠のある心理学的技術をお話してきました。

企業においてどう部下を動かしたらよいのか?どうすれば人間関係がうまくいくのか?は結構重要な問題です。

叱咤激励のみに偏りがちな指導が多いと思います。

そうすると人間関係がぎくしゃくしていきますし、メンタルヘルスの問題もできてきますし、企業にとってはものすごい損失なのです。

大企業を中心にメンタルヘルスの問題に力を入れてきているところが多いですね。

これからは、うつ病に対してどう接するか?だけではなく、どうしたらうつ病が少ない職場にできるか?という予防的観点が重要です。

予防的観点については、まだ取り組みがされていない企業が多いです。

ただ先駆的な考え方をしている方がトップにいると、そこを取り入れているし、うまくいく印象です。

やっぱり組織は「人」が重要なんだなぁ、ってつくづく思いますね。

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再発の兆候には

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

3月も終わりになってきました。

症状が改善され、春とともに新しい一歩を踏み出した人が何人もいました。

しかし、良くなったとしてもしばらくは油断しないことが肝心です。

気分や不安の波は必ずあります。

自分なりの再発の兆候はおさえておくことが必要です。

ダメになりそうな時、身体、考え方、行動などはどうなっていくのかは最低限チェックしておきましょう。

もちろん、その時はどうしたらよいかも、事前にわかっておくことも重要です。

カウンセリングを受けている方はそのあたりをやるのでわかっているのですが、そうでない人は、必ず再発の兆候とどうすればよいかの対処を理解しておきましょう。

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交渉するのはいつが良い?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

ランチョンテクニックって知っていますか?

食事をしながら人と交渉するとうまくいきやすいのです。

食事=快楽ということができ、一般的にはポジティブなもととらえられます。

食事とその時の話した内容が結びついて、話した内容がポジティブに感じられるそうです。
パブロフの犬の原理と似ています。

ランチョンテクニックは心理学実験で確かめられています。

政治家さんが料亭とかで何かやったり、企業などで接待をするのはその効果を狙っていると言えます。

世界中で行われている有名なテクニックですね。

ということは、何か交渉したい時は食事中にすると良いことになるのです。

しかし私の場合、学会などで製薬会社さんが主宰するランチョンセミナーに何回出ても、主催した製薬会社さんを思い出せません・・・。
セミナーの内容も・・・。
もの覚えが悪い私にはランチョンテクニックは効きにくいのでしょうか・・・。

まぁ、いろんな要因があると思いますので絶対効く!ということではありません。

理屈としては、おいしくない食事が出たら逆効果になるのでご注意を。

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躁状態のエピソード

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

うつ病だと思って、お薬を飲んでいても、なかなか良くならない人の一部に双極性障害(躁うつ病)の人がいます。

気分が落ち込んでいる時期と妙に元気になっている時期がある人です。

躁状態の時は調子が良いと思っているので、なかなか精神科受診に結びつかなかったり、主治医に対して「大分よくなりました」という報告をしてしまうことがあります。

双極性障害かなっと思った時は、生活史を振り返ってみるとそれらしいエピソードがあることがあります。

例えば
・学生時代に自転車で日本一周いってきた
・眠らなくても平気な日が続いたことがある
・買い物で借金がふくらんだことがある
・あちこち仕事に手をつけて休日も仕事をしている
・ハイテンションになり、話し続けたら止まらない
・急に攻撃的な発言が増える
など。

これらの症状があったからといって、双極性障害であるということではありません。

ただ、うつ病治療をしていてなかなか良くならない人で、当てはまる場合は一度主治医に相談してみてもよいかもしれません。

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昼寝はほどほどに

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

今日は日曜日。

ついつい休みの日はお昼寝をしてしまう私です。

企業なんかでも、昼寝を推奨しているところが多いみたいですね。

昼寝をすることで仕事の効率が上がることがもあります。

しかし、不眠で悩んでいる人は注意となります。

以前も書きましたが、昼寝をしすぎると夜眠れなくなる可能性があるからです。

昼寝は15時前の30分以内としてください。

どうしても眠い時は、横にならない、外出する、何かを飲む、誰かとはなす、あとは・・・気合いです。

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