プラス思考になれない人が、悩んだ時にやるべきこととは?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

 

物事をプラスに考えることは大切です。

しかし、悩んでいる時はプラスには考えられないものです。

 

多くの人がやたらプラス思考とかポジティブ思考とかにこだわって「プラス思考に変えられればこの悩みは薄らぐだろう」と、考えがちなんです。

最近はやりの認知行動療法をやればプラスに考えられるだろう、って誤解している人もいますがそんなことはありません。

 

プラスに考えられない状態だからマイナス思考なのであって。

マイナス思考時にプラスに考えられないのは当然でしょう。

無理やりプラス思考に考えようとすれば、プラスに考えられない自分を「こんな自分はダメだ」とマイナスに考えるだけ。

 

では、どうすればよいのでしょうか。

今回はプラス思考になれない時はどのような心持ちすればよいのかについて説明します。

悩んでいる時に選択の幅が広まると思いますよ。

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あがり症の私が発表前の緊張で悩まなくなったコツ

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

私は人前で発表することが決まると、その日のことを考えるだけで緊張して憂鬱になっていることがありました。

考えると胸がぎゅーっとし嫌な感覚になります。

「きちんと話せるのか」

「つまらないと思っているのではないか」

「震えてしまって恥をかくのでは」

とか。

 

今でも時々緊張することはあります。

しかし、以前のように何日も前から憂鬱で仕方がないということはなくなりました。

大勢の前での講演会も気楽に引き受けられて楽です。

 

今回は私が大勢で発表する前に感じる緊張への憂鬱感を抜け出した方法について説明します。

このブログで紹介する認知行動療法の技術の一部を使っているので、多くの人に応用可能です。

人前で話すことを一ヶ月前から悩んでいるような人でも、何度も実践していけば少しずつ憂鬱感がマシになってくると思います。

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寝逃げで現実逃避するのはやめたい人へ 寝逃げの代わりに何をしたらよいのか解説

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

嫌な考えが浮かびつらくなって「寝て忘れよう」とする、いわゆる「寝逃げ」をしたことありませんか?

 

寝逃げをして「スッキリ爽快。さぁがんばるぞ」「寝たらリセットされた」と思えるならよいのですが、そうではなければ寝逃げは逆効果です。

悩みが強い時ほど、寝逃げはうまくいかないのです。

 

この記事では、なぜ寝逃げはダメなのか?どうすればよいのかについて説明します。

寝逃げで辛くなっている人は、そこから抜け出す一歩にしてください。

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講演会で強迫症の人から出た質問の答えを紹介します

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

さいたま市保健所主催で、強迫性障害の講演会をやってきました。

一人で約2時間しゃべってました。

 

大宮ソニックシティ市民ホールでやったのですが、定員を超える応募があり急きょ増員。

しかし、それでも多くの方がキャンセル待ち状態で参加できなかったそうです。

自治体が強迫性障害の講演を企画するのは珍しいですからね。

 

質問コーナーでいろいろ強迫性障害の疑問について答えたのですが、他の強迫の方も同じような疑問をもっているだろうと思いましたので、質問の一部を少し内容を変えてこのブログでも書きます。

強迫で悩んでいる方は参考にしてください。

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パニック障害の人が歯医者に楽に行けるようになるコツ

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

歯医者はパニック障害の人にとって苦手場面の代表です。

虫歯で治療したくても、出来ないでいる人も多いでしょう。

 

そこで今回は、パニック障害の人が楽に歯医者に通えるようになるための方法について説明します。

歯医者にいくことをいちいち不安に思わなくなる一歩となるでしょう。

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ネットで病気を調べて不安になっている人の対処法

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

心の病気や体の病気をネットで調べて不安になってはいないでしょうか?

気になって調べていくうちに、どんどん不安になって「あーだったらどうしよう」など一日中考えているはめになっていないでしょうか?

うつで悩んでいるなら、ずっとうつに関する情報や、ブログ、体験談ばかりが自由時間の大半を占めていないでしょうか?

 

ネットに限らず病気への知識を得ることは重要です。

しかし、調べることが過度になると、症状がどんどん悪化していくこともあるのです。

 

この記事ではネットで病気について調べて不安になっている人の対処法について書きます。

 

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【無料】強迫性障害の講演会をさいたま市でやりますよ!

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

さいたま市保健所主催で強迫性障害の講演会をやることになりました。

講師は私。

なかなか強迫性障害の講演会ってないんですよね。

うつ病や統合失調症などは、毎年のように開かれるんですけど。

自治体が主催する講演会で強迫性障害をやるってとっても珍しいのです。

 

しかも無料です!

ただし参加条件があります。さいたま市在住か、市外在住でも勤務しているか通学しているか、いずれかが条件です。

また、さいたま市保健所への電話による申し込みが必要です。

先着100名なので、参加ご希望の方はお早目に。

 

強迫性障害には認知行動療法が一番効果があるのに、さいたま市でやっているとこはかなり少ないです。

この機会に、強迫性障害への薬以外の対処法を学んでみませんか?

 

講演の内容や詳細は以下の通りです。

 

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強迫性障害の治療期間ってどれくらいかを説明します

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

強迫性障害の治療期間はどれくらいかかるのか?

もちろん、人によって違います!って結論なのですが、「だいたいみんなどれくらいかかっているのかなぁ」ってこと知りたいですよね。

そこで、統計的なことはちょっとわかりませんが、どれくらい治療に時間がかかるか?

強迫への効果が実証されている、薬と認知行動療法でざっくり説明していきます。

これから治療を受けようと思っている人は参考にしてください。

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対人恐怖症で雑談ができない人が改善が必要な2つのこと

こんにちは。鈴木です。

 

雑談が苦手で対人関係を避けてしまう。

友人関係、職場、学校、いろいろなところで起こります。

好きで一人でいる人は良いのですが、本当は誰かと話して交流したいのにできないって人はつらいですよね。

孤独になりやすく、気分も落ち込みやすいでしょう。

特に対人恐怖症の人で雑談が不安で悩んでいる人も多いです。

 

この記事では、対人恐怖症で雑談が苦手な人が考えがちな思い込みの2つのパターンと改善策については説明していきます。

雑談が得意!といかないまでも、今よりも楽に人と話ができるようになるかと思います。

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そのストレス発散方法は逆効果!間違った4つのストレスへの対応

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

ストレスがたまると「発散したい!」と思いますよね。

ただ、発散方法を間違うと逆効果になるのです。

 

今回は「やってはいけない」ストレス発散法を4つ挙げていきます。

代わりとなる方法もご紹介するので、ストレス発散で悩んでいる方は参考にしてください。

 

 

 

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