「 うつと不安のカウンセリング 」一覧

一人で簡単に出来る!友達にお悩み相談するよりマシな方法

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浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

悩みがあった時、友達に相談したけれど気持ちが晴れないってことありませんか?

話してちょっと軽くなったけれど、解決もしないし、いい方向に向いていない。

 

そりゃそうです。

話したところで現実が変わるわけではありませんからね。

具体的に解決法があればまだよいのですが、悩んでも解決しない問題なんかは難しいところ。

 

下手をすると、友人から望んでいないアドバイスを受けて傷つくこともあるし、悩み相談って微妙なんですよ。

 

もちろんプロのカウンセラーに話ができれば一番良いのだけれど、そんなに頻繁にいけない。

 

そんな方に一人でできる、悩みを軽くする方法について紹介します。

周りに信頼できる相談相手がいない!って方は、お試しください。

 

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ストレスマネジメントの方法 カウンセラーのやっていることも公開

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浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

ストレスをどう管理していけばよいかは大事。

今回はストレスをどう管理していけばよいのかについて書いていきます。

 

ついでに私が感じやすいストレスや対処法も書いてみました。

人に見せたらあんまり私のやつは参考にならないみたいです。

 

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うつっぽい時のマイナス思考を改善する3つの方法

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

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メールを送ったけれど、返信が来ない。

LINEを送って既読はついているけれど返信がない。

 

あなたはこんな時どう考えますか?

 

「嫌われているのではないか」

「自分のことを大事に思っていないのではないか?」

 

こんな風になんでもマイナスに考えていないでしょうか?

 

マイナス思考に悩む人は多いです。

 

そんな人がプラス思考になろうとしてもムダ。

「プラスに考えられない」とマイナスに考えるだけ。

 

ではどうすればよいのか?

マイナス思考の改善には認知行動療法というやり方が役に立ちます。

 

この記事では認知行動療法の考え方をもとにして、メールやLINEで返信がなかったことを例に、マイナス思考をどう改善していけばよいかについて紹介します。

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「重い病気では?」と病院で何度も検査している不安症の克服法

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

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頭痛がすると「脳梗塞では?」と考えて不安。

腹痛があると「ガンでは?」と考えて不安。

 

体の症状をいつも気にして「大変な病気では?」と不安になっている人いませんか?

不安症の人によくある症状です。

 

このような人は症状を悪化させる行動をとります。

それに気づかず、どんどん不安が強くなるのです。

 

今回は体の不安を悪化させる3つのこととその対策についてご紹介します。

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うつや不安を改善するポケモンGOの使い方のコツ

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

 

ポケモンGOやっている人多いですよね。

私はポケモン世代ではないので、同年代ではプレイしている人は多くはありません。

しかし、うつや不安の改善に役に立ちそうだなぁと思ったことがありました。

 

今回はポケモンGOをうつや不安の改善に役立ちそうな3つのことと、どんなことに気を付ければよいのか?について書いていきます。

 

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ココロもメンテナンスが必要な理由

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

カウンセリングを受け、困りごとへの対処法を知り、改善していった時に「いつまでこのような対処法を実践していけばいいのだろう」って疑問に思うことがあるようです。

「フツウの人は対処法なんか意識せずに過ごしているのから」と理由から。

結論としては「実践はできるだけずっと」です。
こういうと残念に思う人もいるようです。
「ずっと対処しなきゃいけないの?心の病気は治らないってこと?」と絶望的になる人も。

治らないとかそういうことではありません。

心も体もメンテナンスは必要ですよね

体の病気だったらと考えてください。
高血圧になったとします。
食事バランスを気をつけて運動もするようになって血圧が戻ったら、また何も気を付けない生活にしていいのでしょうか?
違いますよね。
体のメンテナンスをするためには継続的に、バランスの良い食事や運動が必要です。
「このままずっと、食事や運動に気をつけなきゃいけないのだ。治らない病気なんだ」
「フツウの人は食事や運動に気を付けている人もいるのに」
と、がっかりする人はそれほど多くはないでしょう。
むしろこれまでの生活習慣を振り返り、まずいところは改善努力をしようってなりますよね。

心も同じです。
メンテナンスをしないと、心のバランスは崩れていくものです。
心の生活習慣ってのもあります。
考え方のクセとか行動のクセとか。
悪循環になるクセは変えていって、それを維持することってとっても大切なことなんです。
いったん良くなったから、以前の考え方や行動に戻していいわけではありません。
心のクセも意識していないと、すぐに元にもどりますからね。

心も体もメンテナンスはもともと必要なんです。
だからみんな気分転換とかしようとしていますよね。
カウンセリングで覚えた対処法は、良くなった後もメンテナンスとして実践していきましょう。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


休日にやることなくて落ち込んでしまう3つのパターンと対処法

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

ゴールデンウィークなど大型連休はどのように過ごしますか?
悩みが多い人は気をつけたいことがあります。
落ち込みやすい休日の過ごし方ってあるんですよ。

休日に落ち込みやすい3つの行動パターンを書いたので、あてはまる人は変えていきましょう。
対処法を一つでも行動に移してみてください。

①やる気が出ないから家で何もしないでいる

ゴロゴロするのが好きな人は良いですよ。
しかし、ゴロゴロしていたら嫌なことばかり考えて落ち込むことが多いんですよ。
こんな感じで。

やる気がでない
→ゴロゴロ
→嫌なことばかり考える
→落ちこみ、もっとやる気がでない

やる気って待っていてもあんまり出ません。
寝込むよりはマシかなーってものをやっていくと、少しずつやる気が出てきます。
例えば寝込んでいるよりコーヒー一杯飲んだほうがマシ程度からでも良いので。
このあたりはこちらの記事も参考にしてください。
うつでやる気がなくても動けるようになるコツ

②ストレス解消のつもりが、ストレスがたまるようなことばかりしている

ストレス解消といって、酒、たばこ、買い物、ギャンブルをやると逆効果です。
一時的には良くても、長期的にはもっとストレスがたまる方法なんですよ。
お酒や買い物が必ずしもダメではありません。楽しくやっているのであれば。
嫌な気分をごまかすとか、現実逃避目的なら、依存的になるので注意しましょう。

お酒飲んでしまう方はこちらの記事も合わせ読んでみるとよいかと。
料理を作りながらの飲酒・・・気分を落ち込ませる飲み方ですよ

③ネットで病気や悩み事の検索ばかりしている

どうしても調べたくなりますよね。
でも休みの日にネットでそんなことばかり見ていたら、その時間ずーっと悩み事を考えていたことになります。
もっと落ち込んだり、不安になったりしていませんか?
あんまり病気や悩み事については調べすぎない方がよいです。

ネットをやるなら、楽しいことを調べるとか、好きな人と連絡をとるとか、ワクワクするようなことで使いましょう。

こちらの記事も参考に。
不安が強い人に共通する行動パターン ネットをみると不安になる

連休中どうしても何をやればよいかわからないって人におすすめのこと

お金を使って何かやるなら、モノではなくコンサートや旅行、誰かと食事など「体験」に費やすのがおススメ。
大型連休だとどこにいっても混んでいるので難しいかもしれませんけど。
参考記事
心が満たされない人はお金で幸せを買おう

または人のために何かやるとかもいいですよ。
参考記事
ストレスに強くなる簡単な方法

この連休中自分を変えたい!って人は、いつもと違ったことしましょう。
何でもいいです。
いつも入ったことのない店に入る、道をいく、お金を使う、とか。
これについてはこちらに詳しく書きました。
簡単にできるうつや不安に強くなる方法

どれも幸福感が上がりやすい行動です。
何もやらないよりはずっといいです。

ここに書いてあるものを一日一つでも良いので、実践してみてください。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


幸せだから笑うのではない 笑うから幸せになれるのだ

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

笑う門には福来る。
笑っている人には自然に幸福がやってくる、ってことわざ。

これは心理学の研究でもそのような結果が出ています。

「楽しい、幸せだから笑いが増えるのでは?」って思いませんでした?
ところが笑顔にするだけで、幸福感が上がるという研究結果なんですよ。

笑顔を作るだけで幸せ感がアップするんですよ。

暗い時には暗い表情や引きこもるといった消極的な行動をするものです。
そうすると、気分が落ち込み、さらに引きこもり、楽しいことは少なくなります。
つまり暗い表情や行動をするともっと暗くなるといえます。

ことわざも科学的なところがあるんですね。

以前、行動を変えるだけで自信がつく方法をについて書きました。
・今すぐ自信をつける方法!

うつも行動を変えるだけで、良くなる可能性が高くなることもわかっています。
・うつでやる気がなくても動けるようになるコツ

表面的なことを変えるって、とっても大事なんです。
よく「表面だけを変えたって根本的には変わらない」っていう人いますが、それは間違い。
世界中の研究では逆の結果が出ているのですよ。
暗い表情したり、引きこもる行動をしたりしても楽になるわけじゃないですよね?

考えてもなーんも解決しません。

ちなみに私は小学生の時、なぜか笑顔を意識したことがあります。
結果としても「何、ニヤニヤしてんの?」と言われ、なんかなめられているようになったし、幸福感はありませんでした。
むしろ悲しい気持ちの時も他人にわかってもらえないような気がして損した気分になったことも。
笑う門には福来るってウソじゃん!って思っていました。
でも、いつも笑っているおかげで、話しかけやすいって人もいたのかもなーって思ってます。
少なくとも絶望感ただよっていたり、ムスーっとするよりはよかったのかもしれません。

大切なのは続けること。
これが難しいんですよね。
暗い時に笑顔を作るって、疲れちゃうし。
幸福感あげるぞーって張り切っちゃうと続きません。
暗い顔しているよりはマシかなぁって思って、気楽に笑顔を意識してみるといいですよー。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


ストレスが心の病気の原因ではないこともあるのです

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

知ってました?
心の病気のきっかけはストレスとは限らないってことを。

病気になると、症状が出た時期に「何か悩み事あったかたなぁ」と考えがち。
で、「これかも!」と無理やりストレスと症状を結びつけるのです。

もちろん、上司から怒られ続けてウツになったとか、はっきりしているものもあります。
その時はストレス状況から離れたり、改善したりすることは必要でしょう。

しかし、実際は大きなストレスとは関係なく症状が出たり、悪くなったりすることがあるのです。
生理・出産・年齢などホルモンバランス、体の病気、薬の影響などなど。
また特定できないものも。

このため無理やりストレスと結びつけなくても良いのです。
ストレスのせいにすると、悪者探しが始まります。

「実は家族関係がストレスだったのでは」
「職場がストレスだったのでは」

ストレスなんて探そうと思えばいくらでも探せます。
全く関係ないかもしれないのに。

さらに
「幼いころの親子関係でこうなったのでは」
「自分に自信がないのが原因では」
「私はアダルトチルドレンだ!」
となると、自己啓発系の変な方向に行きます。

症状を改善するのにそういうのはほとんど関係ないです。
どうしても自己啓発系が好きな人は症状を治してからやることをおすすめします。

無理やりストレスと結びつけると的外れな治療になりやすいので注意をしましょう。

ストレスが関係ないとすればどうすれよいのか?

ストレスと結びつかないと時は、その他の要因もさぐります。
薬だったら薬の調整が必要だし、ホルモンバランスだというなら波の特徴をしていくことが大事だし、体の病気だったら体を治すことが優先だったり。

原因が特定できなくても治療していくことは可能です。
うつでもパニックでも強迫でも対人恐怖でも、悪循環になっていることがあります。

うつ→寝込む→嫌なことばかり考える→うつの悪化
パニック発作→不安な場所を避ける→パニックの悪化
強迫観念→強迫行為(手洗い、確認など)→強迫の悪化
人前で緊張→人前避ける→もっと緊張するようになる

こういう悪循環を把握して、マズイところを改善していくと、症状が良くなることがわかっているのです。
ストレスは何かと考えるより、悪循環は何か?と考えた方がよっぽど治療的です。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


心療内科に通院してる?多分精神科ですよ

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

精神科と心療内科の違いって知ってますか?

うつとか不安とか「心の病気」と言われているのは精神科が専門です。
多分、このブログを診ている人は精神科の分野にはいります。

胃潰瘍とか体の病気だけれどその背景に心が絡んでいるとか、身体面が主で背景に心が絡んでいるのが心療内科の専門。
基本は内科の一つの分野ってイメージしてもらえるとよいかも。

多分あなたは心療内科じゃなくて精神科のお医者さんにみてみらっています

多くの心の病気の人は「私、心療内科に行ってます」って言います。
確かに病院は心療内科をかかげているかもしれません。
しかし、実際に診ているのは精神科のお医者さんであることが9割くらいです。

理由の一つが「精神科は重い人がいくことろ」「心療内科は軽い人がいくところ」と間違ったイメージが一般の人に多いためと言われています。
あと精神科ってイメージがちょっといきにくいからとか。
通院している病院が「精神科・心療内科」と看板にあったら、「精神科いってます」っていうより「心療内科いってます」って、言いたくなる人いません?

だからきてもらいやすくするために精神科を全面に出さず、心療内科とかかげているところが多いのです。
最近では精神科とかかげず「こころの診療科」とか柔らかいイメージにしているところとかもありますね。
普通の精神科なんですけど。

実際のところ先述の通り心療内科をかかげていてもほとんど精神科のお医者さんなので、精神科か心療内科か?と看板の違いをそれほど意識する必要はないかと思います。

心療内科の専門の先生のところにいっても心の病気はみてもらえますし、仮に違うと判断されれば他を紹介してもらえます。

個人的には精神科の言葉のイメージが悪いのでもう少し別な名前にしたらいいのにって思いますけどね。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
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