食器を変えるだけ!食べ過ぎ・飲みすぎを防ぐ方法

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

食べ過ぎ、飲みすぎを減らしてくれる簡単な方法があります。
簡単なので困っている人はやってみてくださいね。

食べ過ぎを防ぐ食器があった

食器を変えてみるのです。
ビュッフェとか大皿で出てくるような料理を食べ過ぎてしまいません?
過食症の対策として、よく「大きな皿に食べ物を大盛りでもらず、小さな皿に少しずつ盛る」とすることがあります。

理由の一つは、大きな食器を使うほど食べる量が増えるから。
心理学の実験で確かめられてるんです。

食事が大皿で出される場合とか、食べ放題のお店に行ったときは、できるだけ小さな器で盛りましょう。
「何度も食べ物をとりに行くのが面倒」の理由で、大皿にたくさん盛ると食べる量が増えます。
小さな器だととる量が減るは想像つきますよね。
だから食べ過ぎのクセがある人は、食器類を小さくすると良いです。
過食症じゃない人にも使えるテクニックですよ。

飲みすぎを防ぐグラスとは

飲み物も食器で一工夫できます。
背は低いけれど間口の広いグラス、細長いグラスでは、間口の広いグラスが注ぐ量が増えるんです。
細長いグラスは高さがあるので「たくさんはいってるなー」って印象になりやすいんです。
間口が広いと「これしかはいっていない」って思ってしまう錯覚。

だからついつい飲みすぎのクセがある人は、細長いグラスで飲むのがおすすめ。

でも、過食症の人は注意してください
食べ過ぎ、飲みすぎの問題は他にも意識しなくてはいけないことも多いです。
しかし、食器類を変えるだけで多少の変化が起こせるって手軽ですよね。
もし、食べ過ぎ飲みすぎで困っていて、これから食器類を買おうとしている人は、小さな食器と細長いグラスを買ってみてはいかが?
過食症の人はダイエットのためにやると悪化しますので注意してくださいね。

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