夜になると感情的になってしまうワケ

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

クリスマスの夜に「こんなリア充のイベントなんてなくなってしまえ」ってイライラしている方。
夜に話し合いをするとすぐにイライラしてケンカになることってありません?
夜になると極端に良い方に考えたり、悪い方に考えたりすることありません?

それは脳が疲れているからかもしれません。

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夜になると感情的になってしまう

私もついつい夜更かししちゃんですよね。
患者さんには「そんなことしないで早く寝ましょう」っていってますけど(笑)
誘惑に弱いんです。

脳って時間が経つと疲れてくるんですよ。
疲れると感情のコントロールも難しくなってくるんです。
酔っぱらっているようなもの。

だからちょっとしたことでイライラしたり、悲しくなったりします。
次の日になると「なんであんなことやっちゃんたんだろう」って思うことありませんか?
昔から「夜に書いた手紙は、朝に見直してから出そう」と言われています。
それほど夜は感情的になりやすいんです。

夜になるとやりたいことがたくさん出てきて、ネットがやめられなかったり、ゲームがやめられなかったりしていませんか?
早く寝ないとダメなのはわかっていても、欲求をおさえられないのです。
それで次の日は寝不足に。

ダイエットしている人は夜に食べたくなりませんか?
昼間はなんとかごまかすことができても夜は理性が弱まっています。

夜になると異様にさみしくなったりしません?
それも脳が疲れているせいかも。

疲れている夜はさっさと寝ましょう

夜など疲れている時は、理性的なことをすることには向いていません。
だから何か重要な話し合い、感情的になりやすいことは、昼間がおすすめです。
夜に旦那さんへの文句をいってはいけません。

クリスマスの夜にさみしさが強くなっている人、夜に余計なことをやってしまう人は、できるだけ刺激を避けて早めに寝た方がよいです。
寝る直前までスマホを見ていると刺激になり、どんどんのめりこみ歯止めが利かなくなります。
嫌なことも考えやすいです。

でも、夜になるとなんかやりたくなるんですよねぇ。
あ、早く寝ましょう。

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