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不安が改善された患者さんに何でカウンセリングを受けようと思ったか聞いてみました

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

先日、カウンセリングで改善していった患者さんにインタビューしました。
吐くことが怖くて、食事に行くのに苦労されていた方です。
病院で薬をもらって、多少楽になっていましたが、治りきらず。
薬以外の方法を希望してカウンセリングをうけ、がんばって不安に挑戦し克服されました。

私:どうしてカウンセリングを受けようと思ったのですか?

患者さん:薬をのんでいたこともあって生命保険に入るに苦労したことが大きかったですね。

これって知らない人多いのでは?
精神科系のお薬を飲んでいると生命保険に入れない、入れても料金が高くなることがあるんですよ。
フツーにはいるためには薬を飲まず、良くなって5年以上経ちましたよって証明が必要となることが多いようです。
だから薬に頼らず、なんとかしたいって考える人もいますよね。

私:よく他の患者さんから「なかなか勇気がでなくて挑戦できないんです」っていわれるんですよ。どうして不安なことに挑戦できたんですか?

患者さん:もうやるしかないって感じでしたね(笑)

認知行動療法って、不安なことをやってもらうことが多いんです。
よく「どうやったら勇気でますか?」って聞かれるんですけど、最後は勢い。
それこそ「もうやるしかない」って感じで。
途中でモチベーションについて考えてもらったり整理したりはできますけど、やっぱり決断するのは自分なんですよね。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。