恋愛に「じらす」は必要か?心理学的恋愛必勝法

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

恋愛において「じらし」って効果があると思います?
デートに誘われた時本当は行きたいけれど
「すぐに誘いにのるとダメ。もっとじらして相手の気持ちを高めなきゃ」とか。
メールやLINEの返事をすぐにせず、もったいつけるとか。

昔から恋愛については「じらし」は有効ってアドバイスしている人がいました。
私はそれって違うんじゃないかなぁって思ってたんですよ。
だって、好きならじらすよりはデートにいった方が親密になれますからね。
それに面倒だし。
じらしだろうが、なんだろうが、ダメになる時はなるんですよ。

やっぱり「じらし」は効果がなかった!

時間はすぎ、あまり恋愛がどーこーとか、駆け引きとかどーでもよい歳になりました。
もやもやしているので、心理学的にはどーなのよ、って調べてみたら・・・

やっぱりじらし効果はNOなんです。
心理学の実験からは。

「ちょっと忙しくて・・・」
「他の人にも誘われていて・・・」
じらし効果は対して意味がないんです。
まぁ、相手がそういうの好きなら別でしょうが。

「じらす」よりも「冷たそうだけど実は親しみやすい」を目指そう!

「だってちょっとクールでミステリアスな女ってもてるっていうでしょ!」
そんな声が聞こえてきそうです。
確かにそういう印象は大事という研究も。
男性への調査ではそういう女性の方が口説いた時の満足感は高いのだそう。

ただし「じらす」必要はないってこと。

冷たそうでこだわりが強い。そんな風に見せかけて、誘いにはのる。
「心を開かなそうな私が、あなたには心をひらいているんですよ」ってイメージ。
心理学的にはこのギャップを利用しろってことですかね。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。