カウンセラー自身のストレスチェックを大公開 さらに専門家に相談してみた!

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

健康診断の結果がかえってきました。
ストレスチェックの結果も出ていたので公開します!
カウンセラーがストレスチェックをやったらこうなりました。

「ココロと体に現れたストレス反応へのアドバイス」ではこのように書いていました。

①活気
「活気がないようですね。原因を見つけて専門家の相談することも良策です。」

②イライラ
「多少イライラすることがあるようです。イライラの原因を取り除くか、やり過ごすようにしてください。まずは冷静になりましょう」

③疲労感
「かなり疲れているようですね。適切に対処する必要があります。」

④不安感
「緊張や不安感をお持ちですね」

⑤憂鬱感
「憂鬱な状態ですね」

⑥身体愁訴
「頭、首、肩、腰系など胃腸系に調子の悪いところがあるようですね」

「おいおい、カウンセラーがこんな結果でいいのか?」って思いませんでした?
ちなみに私はうつでも不安に悩まされているでもありませんが、ストレスチェックを自分の感覚でやるとこうなります。

だって「一日の大部分を活き活きしてます!」って人ってそんないわるわけないじゃない。
以前にも書いたように、ストレスチェックって多くの人がストレスたまってますよ~、って出る仕組みになってるんですよね。
不健康な人を見逃さないってメリットはありますが、健康な人まで病人扱いしてしまうデメリットがあるです。
これってどこまで役に立つのだろう。
ストレスチェックはもう少し改善の余地はありそうですね。
やったストレスチェックはこれ。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/kouhousanpo/summary/pdf/stress_sheet.pdf

「ストレスの原因についてのアドバイス」はこのように書いてありました。
「現在あなたは多くの仕事上のストレッサーに囲まれており、このまま放置すれば心身の健康をそこなう恐れがあります。一人で抱え込まず、周囲の人に相談しながら、問題点を整理して解決の糸口を探っていきましょう」。

これだけみると「どんだけひどい職場なんだ」って思いますよね。
誤解のないように言っておきますが、仕事が嫌だとは思ってないし、それほどダメな職場じゃないですよ。
あんまりあたってないなぁ
ここで「実は隠れたストレスが・・・」とか、考えだすと、結局悪いことばかり考えるんですよね。
だから違うなぁって思ったら考えすぎないのも手だと思います。

それにこんなアドバイスされても・・・。どうすればいいんだ!
専門家に相談しましょうって。

というわけで、せっかくだからこのストレスチェックをもとに専門家に相談してみることにしました。
誰にしようか。
一応私も専門家だけど・・・そうだ、院長にしよう。

:ストレスチェックでこんな結果でたんですよ。専門家に相談してみましょうって。どうしたらいいですかね。

院長:自問自答したら~。自分で鏡を映しだすようにさぁ(笑)

:自分で考えろってことですね・・・

まぁ、私が相談するとみんなこんな感じになります。

もちろん、本当に悩んでいる人はストレスチェックをもとに相談しにいきましょうね。

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