当たり障りのない話ばかり・・・疲れませんか?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

自分の話をするのが怖い。
だから当たり障りのない話をする。
これって対人恐怖症の人によくある考えです。

自分の話をすると「嫌われるのでは」「バカにされるのでは」と考え、いつも表面的な話をする。
個人的な話をふられると、ごまかす。

嫌な人に対してはそれでいいと思うんですよ。
しかし、それを全部の人にたいしてやってしまうと問題に。
だいたい人と話すのが嫌になってきます。
気をつかうので疲れるんです。

表面的な話だけだと仲良くなれないので孤独感が強くなります。
自分の話をするのが怖いって人は、別に話したくないワケではなく、話すのが怖いだけ。
本当に一人でいいってわけではない人がほとんど。
一人で良いって人は孤独感で悩みません。

こういう人は少しずつ自分の話をしていく練習をすると良いでしょう。
「嫌われるのでは」「つまんないやつって思われるのでは」と不安で仕方ないかもしれません。
でもそこで一歩踏み出しましょう。
話してみると、だんだん話しても大丈夫だと思えるようになってきます。
一回だけでなく、繰り返しの練習が必要ですよ。

間違っても「自信がないのが原因だ。自信がついたらやろう」なんて思ってはいけません。
自信は練習したあとについてくるので。

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