「 2014年11月06日 」一覧

薬の依存が不安って思ったら

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

「薬の依存が怖い!実際のところどうなの?」
こんな不安を抱いていませんか?

それはお医者さんや薬剤師さんにきいてください、と教科書的なことを書いても「だったら書くな!」というツッコミがきそうです。
しかし、ここで私が薬について説明すると立場的に大問題となります。

そこで基礎の基礎として患者さん向けに東京女子医大が出しているパンフレットがありました。
「安定剤」っていわれ出されているような抗不安薬と、睡眠薬についての説明が書いてあります。
全く知識がない人向けです。
http://www.twmu.ac.jp/PSY/images/image-psy/pdf-psy/suimin-koufuanyaku.pdf#search=’%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%BE%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%BC%E3%83%94%E3%83%B3+%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%8C%BB%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6′

依存についてこのような記述があります。

・ 薬を2 種類以上飲んでいる
 ・薬を6 か月以上継続して飲んでいる
 ・薬を飲み忘れた日にひどく眠れず、不安であった
 ・薬を手元に持っていないと不安である
 ・薬を飲まないと眠れないのではと不安になる
あてはまる方は、これらの薬の依存を生じているのかもしれません。

専門的には「常用量依存」っていわれているものです。

ではどうすれば良いかというと・・・

「やめていこう」という気持ちを固めることが大切です。
安全にやめていくことが出来るように、まず、自分は薬をや
めてもよい状態にあるのかどうかを医師に確認しましょう。
自己判断で、急に薬をやめると「離脱症状」を生じること
があり、注意が必要です。医師の指示のもと、ゆっくりと時
間をかけて減らすことが大切で、数カ月~年単位で減らすこ
とを考えるとよいでしょう

と書いてあります。

依存が怖いからといって、薬を勝手にやめると離脱症状が出て「やっぱり不安」となってもっと依存になることも。
また減らせる状態でもないのに減らしていったら症状が悪化するかもしれません。
薬を減らしたい時はお医者さんに相談しましょう。

パンフレットの最後にも書いてありますが、カウンセリングと組み合わせると良いことがあります。
医療機関に行っても薬以外の対処法を教えられることは少ないと思います。
薬以外にも不安や不眠の対処法を知っておいた方が良いですよね。
カウンセリングにも効果について科学的根拠が示されている方法もきちんとあります。

「いつまで薬を飲んでいればいいんだろう。自分でできる対処法はないかな」
「妊娠を希望しているから、薬以外の方法がないかな」
って思ったらご相談くださいね。

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