「 2014年08月08日 」一覧

心の病気で休職中の人はチェック!復職までに出来ていた方がよいこと

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

心の病気で休職中の人はどうなれば復職してよいのでしょうか?
何をして過ごせばよいのでしょうか?

お薬のんでゴロゴロして、やることがなくなってきたら「そろそろ仕事戻ろうかなぁ」と思って復職。
こうなっている人はマズイ。
再発の危険が高まります。

休職中は文字通り休んでいてはいけないのです。

もちろんうつ状態がひどくてトイレに行くのもつらい、って人はしばらく休んでいた方がよいかもしれません。
しかし、そこからある程度脱したら寝ているだけではいけません。

主治医に聞いても「う~ん、図書館にいってるとか。まぁのんびりすごしなさいよ」くらいしか言われないって人も多いのでは?

復職までに最低限できていた方がよいことってあるんです。

例として・・・
・起床時間、就寝時間が一定
「やることないから昼まで寝てます」っていうのはダメです

・週5日、昼間は外に出て運動や読書等、活動できる
一日勤務できる体力作りは必要ですから。「一日図書館に」って医療関係者から言われることがありますが、実際のところ図書館にこだわる必要はありません。活動できる方が重要です。

・休日も寝込まずいられる
週5日活動したら2日間は寝っぱなし、という状態ではいけません

・病気が改善している
当たり前のことですが、良くなっていないのに復職してはダメです

・心の病気について・直接のきっかけについて対応策をもっている
考え方の癖・行動の癖を見直す、仕事や人間関係の対応策など再発予防のためには必須です

上記のことが調子が悪くても悪いなりになんとかできる程度までになるとよいでしょう。

ここまでする必要があるんだろうか?って思いませんでした?

職場に復職のためのリハビリプログラムがあるからといって、そこで初めてリハビリしようとしてはいけません。
職場での「リハビリ期間」は助走期間という名目はありますが、休まずこられるかどうかチェックしているのですから。
職場の本音は「完全に治ってから復職しなさい」です。
「完全に治る」という言葉自体が「治る」を理解していないということなのですが。

心の病気に理解をしてくれる人ばかりではありません。
職場はリハビリの場ではない、という意識をもちながら、復職準備は何をすればよいのかを考えていきましょう。

休職中自分は何をすればよいか分からないって人は相談してくださいね。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。