先延ばしをしなくなる方法

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

運動をやるとか、勉強をするとか、不安なことに挑戦するとか、そんなに進んでやりたくないものをやる時。

ついつい先延ばしになってしまっていませんか?

そんな人向けの心理学的対処法の一つ。

目標を具体的にする。

「明日は運動しよう」
「明日の午前中は勉強しよう」
という目標設定ではいけません。

曖昧だから。

「明日の9時に〇〇まで走る」
「明日の10時に英語の〇〇ページから〇〇ページまでの問題を解く」
のような具体的な目標設定をしましょう。

心理学の実験では曖昧な目標より具体的な目標設定をした方が、実行する確率が上がるという結果が出ています。

いつ、どこで、どれくらいするのかをできるだけ具体的に考えていくのがポイントです。

その時に起こりそうなアクシデントはあるか?その対処法は?まで考えられるとよいでしょう。

さらに、目標を文字として書いてそれを人に見せると行動しやすくなるかもしれません。

この方法はカウンセリング(認知行動療法など)で練習をしている人にもつかえますね。

目標を具体的に考えるのが面倒だ・・・って人は、目標を立てるにはどうしたらよいか具体的に考えましょう。

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