「 2013年05月16日 」一覧

メールはすれ違いやすい

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

私はスマホにしてからも、充電は2~3日に一回です(普通の携帯の時は週に一回)。

ほとんど使いこなせていないに違いありません。

人に用があれば会って話をするし、メールも短くすましてしまう。

LINEもFBもツィッターもしません(今後はわかりませんが)。
そもそもシステムがわかっていませんしねぇ・・・。

ブログは長文が多いのでPCでないと面倒でやりたくない。

多分、多くの人が「人とのつながり」「共有」に使っている部分を使っていないのでスマホの充電がもつのかなと。

完全に時代とは正反対をいっています。

しかしですね、むしろこんな時代だからこそ、生の人間関係で大事なんじゃないかなって思うんです。

本当の寂しさって、デジタルというかバーチャルの部分で埋め合わせはある程度できるけれど、やっぱりそれだけじゃ足りないんです。

生の関係は煩わしいし不便なこともあるけれど、そういうことからいま流行りの「絆」って生まれるんじゃないのかなと考えています。

まぁ、私が単に機械を使いこなせないだけの言い訳でもありますが・・・。

さて、今回メールにちなんだ話題。

友人にメールをしたけれど、なかなか返信が来ない。

あなたならどう思います?

・「何かマズイことしなかな」
・「嫌われているのかな」
と感じて悩む人が多いようです。

特に若い世代は気にされるような気がします。

メールがこない他の要因をなかなか思いつかないこともあるでしょうね。

例えば
「忙しいのかな」
「気づいていないのかな」
「すぐに返事してこないタイプの人かな」
「ちょっと忘れているのかな」
とは、考えにくいようです。

メールは便利な手段ですが、返信までの時間や細かいニュアンスが伝わらなかったりですれ違いになることもあります。

解釈のズレで、悩むきっかけになることも多いようです。

解釈の幅は広げて考えていきましょう。

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