診察で言いたいことが伝わりにくい時は

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

精神科・心療内科に通っている方で自分の症状をお医者さん話す時に、何をどう話したらよいのかを迷ったり、話すことを忘れてしまうことってありませんか?

また初めて診察に行こうしたときにどんなことを話せばよいか不安な人はいませんか?

お医者さんの診察は限られた時間で話さなくてはいけなことが多いので、きちんと自分の症状・聞きたいことなどを伝えることが大切です。

そのためにはまず診察で話すこと・聞きたいことを事前にメモしていくことをお勧めします。

また症状についてメモしたり話したりする時のコツがあります。

それはできるだけ具体的な症状でとらえること。

例えば
「うつがひどかったんです」
「パニックでつらかったんです」
っていうと、長年お付き合いのある人は別ですが、うまく伝わらないものなんです。

「うつ」も含めて精神科系の病気は症状の集まりともいえるので「あなたのうつってどんな症状?」となります。

うつであれば
・寝つきが悪い
・一日中マイナスのことばかり考えている
・食欲がない
・何をやっても楽しくない
など。

パニックであれば
・動悸
・吐き気
・過呼吸
・症状がでたことでどんなことができなくなっているか
など。

病名ではなく、具体的にどんな症状があったのか、どんなことで困っていたのかをメモしたり話したりしましょう。

そうすることで言いたいことがスムーズに伝わりやすくなりますよ。

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