「 2012年07月 」一覧

7月病?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

よくよく考えたら今日から7月ですよね。

4月から新しい環境になった人はそろそろいろいろ変化が出てきている人がいるでしょう。

よく5月病なんていって、5月が危ないといわれていましたが、そうでとも限りません。

企業にもよりますが、4月入社で研修期間にはいり、そこで理想と現実とのギャップを感じている人が、今くらいの時期に悩みを抱えやすい・・・と言われているようです。

よくよく考えるとこういうことって、年中あるような気がしますが・・・。

あまり気にしすぎてもいけませんが、こういう時は心身の変化に気づいていくことが、心の病気の予防必要です。

対策としてはいろいろあると思いますが
・一人で悩まないこと
が、結構重要なんじゃないかなと思います。

身近な人やそうでない人も含めて様々な意見を聞いてみるとよいかもしれません。

一人で悩んでも同じところをグルグルまわっているひとは特に。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


心穏やかにいるためには③

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

前回の続き。

自分の考えていることを観察するときのコツは「良い」「悪い」「正しい」「正しくない」と判断しないようにすることです。

できるだけ状況を認識するだけにして、判断をさけるのです。

判断しているときは心が浮き沈みします。

また「こんなことを考えてはいけない」ということも避けます。

「判断してしまった自分はダメなやつだ」は「判断」です。

なかなか判断しないって難しいものなんですよね。

どうしても判断したくなる。

白黒判断するべきだ、はっきりしないとなんとなく不安、となるかもしれません。

しかし、そうしてきて本当によかったですか?

判断しなくても物事がすすむことはたくさんあります。

ただただ「見ただけ」「考えただけ」「感じただけ」に収めておきましょう。

ちなみに常に判断しないでいられることは不可能です。

判断していることに早めに気づき、浮き沈みを小さくしていいくようにした方が良いでしょう。

ここまで読んで「難しい」「こんなとことなんかできない」という「考え」「判断」が出てきたら、「そんな風に考えているんだな」とそのままにしておきましょう。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
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