うつ病の認知行動療法のおすすめ本

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

時々
「うつ病の認知行動療法でお勧めの本ってありますか?」
って聞かれることがあります。

色んな書籍が出てますから、迷うかなぁとは思います。

人によって合う・合わないがありますしね。

本はたくさんありすぎるので、選ぶ時の3つのポイントを。

・日本人が書いている
どうも日本語訳になっているのは、訳が分かりにくかったり、例とかが欧米っぽいので実感がわきにくい・・・かも。
ただ、新しく入ってきたものだったりすると日本人の方がわかりやすく書いているものがないことがあります。
その時は仕方ないですね。

・それほどボリュームがない
分厚い本は途中で挫折する可能性が高いです。特にうつ状態の時は当然ですよね。

・患者さん用のワークブックになっている
時々専門家用のものを買っている人がいますが、それはしない方がいいです。
ワークブック形式だと少しずつ順を追ってすすめていけるのでいいですよ。

あくまでも私が考えるおすすめポイントなので、参考程度にしておいてください。

認知行動療法の一般向けの書籍は、中身にそれほど大きな差はないような気がします。

読みやすいな~と思ったものをチョイスしてみると良いでしょう。

次回は、あまり一般の方には知られていない?うつ病の認知行動療法での私のおすすめ本を紹介します。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


パニック障害の治療

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

だんだん暑い季節が近づいてきましたね。

パニック障害の方なんかは暑いところが苦手な人も多いのではないでしょうか。

あのモアッとした空気が嫌!という話をよく聞きます。

パニック障害の治療法としては認知行動療法が代表です。

インターネットが普及している時代なので知っている人も多いと思います。

少しずつ苦手な場面や感覚に挑戦したり、考え方を学んでいったりします。

自分で不安場面に挑戦している人は注意です。

・気をそらすことばかり考えている
・不安を下げることばかり考えている
・携帯電話・フリスク、音楽を聴くことで紛らわそうとしている

これらのことをしている人は、なかなかよくならない可能性があります(全てではありません)。

何度かこのブログでも書いてきましたが、気をそらそうとする一連の行動は不安に慣れていくのを邪魔することがあるのです。

気をそらしながら不安場面に挑戦している人で
「気をそらそうとしなかったら、どうなるか?」
の答えが、
「とても耐えられない」「怖くてそんなことできない」
ということであれば、それは気をそらすことが悪化要因になっている可能性があります。
気をそらそうとすることをやめていかなくてはなりません。

あなたは大丈夫ですか?

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。