浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
私はいつも電車で通勤しています。
同じ時間で同じ車両に乗る人ってだいたい同じですよね。
私と同じ車両に乗るある人がいます。
その人は電車にのると、いつも電車の窓を開けます。
寒いし、電車の音がうるさいので、だいたい別の人がたまりかねて窓を閉めるのです。
そうすると慌てて音楽を聴きだし、携帯をものすごい勢いでいじり始めます。
これを毎日繰り返しています。
もしかしたら、電車の空間が苦手なので窓を開けたり携帯をいじったりしているのかなぁと、予想しています(実際はわかりませんが)。
もしも苦手なのであれば、窓を開けたり音楽を聞いたり、携帯をいじったりする行為は、一時的な安心感は得られても、苦手意識は強くなるでしょう。
気をそらそうとすることはさらに不安を大きくさせるからです。
克服するためには音楽を聴くなどの対処をやめて、別の対処の仕方をしたほうが良いです。
間違った対処法をして、ずっと悩んでいる人なのかもしれません。
電車が苦手な方は上述のような対処ばかりしていませんか?
やっていてうまくいかない人は別の対処の仕方を学んでいきましょう。
うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます