美容室の会話が苦痛

臨床心理士の鈴木です。

髪を切りにいくと、いつもアシスタントの人がまず髪を洗ってくれます。

私はその時の会話があまり好きではありません。

だいたいどの人も
「今日はお仕事ですか?」
「今日は天気が○○ですね」
「これから何をするんですか?」
と聞いてきます。

恐らくアシスタントさんは今日私がお仕事かどうかや、これから何をするかなんて興味がないでしょうに・・・。

興味がないから、私が普通に答えるとだいたい話は続きません。
会話を続けるためにはこちらが進んで話さないとうまくいかないのです。

私はあまり無言でいることが気にならないので「いつものこと」と思い、答えるものは答えてそのままでいることが多いです。

それにしても、もう少しあの表面的な会話はなんとかならないかな。
徹底的にアシスタントさんの会話の技術をあげてもらうとか。
せめて聞く内容のバリエーションは増やしてほしいです。

髪を切りに行ったときの会話が苦手な方もいませんか?
私のところで受ける相談で多いのは
「無職なことを言いたくない」
「会話が続かないと変なやつだと思われるのでは」
「つまらない人だと思われるのでは」
「他の人だと会話がはずんでいるのに自分だとはずまない・・・」
などなど。

人からどのように見られるか気になる人です。
社交不安障害の方が多いのかもしれません。

髪を切りに行くたびに苦痛になります。
髪は切りにいかなくてはいけないので、ずっと悩んでいるのも大変です。

美容室がもう少し楽な空間でありたい、という人はご相談くださいね。

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