パニック障害と運動

臨床心理士の鈴木です。

パニック障害に認知行動療法は有効であることはお話してきましたが、それ以外にやると良いことについて。

「なんだ・・・そんなことか」
「またか」
「もっといい方法ないの?」
と思われそうなことですが・・・。

そうです。

規則正しい生活です。

パニック障害の人はだんだん生活リズムが崩れ来る人も多いのです。

実は睡眠、食事、運動など規則ただしい生活を送ることが改善につながります。

特に運動はそうです。

パニックの方は自分の体調を過度に気にしたり、動悸を等を恐れることで運動を控える傾向があるます。

運動をすることで病的な傾向が改善されていくという研究もあるので、「動く」ということは非常に重要なのです。

結局は、不安な場所を回避したり、水を飲んだり、ガムをかんだり、音楽を聴いたり、リラックスするだけではよくはならいから、動きましょうよ、ともとれますが。

私の印象としては実際に運動をやり始めた患者さんって良くなってきている人が多いですよ。

運動と張り切らなくても、少し歩いてみる、ウィンドウショッピングしてみる程度から始めてよいでしょう。

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