「 2011年06月03日 」一覧

うつの悪循環

臨床心理士の鈴木です。

「うつ」になったとき、当然お薬がでます。
特に最初のひどい時はお薬と休養が一番良いです。
無理に身体を動かそうとせず、ゆっくり過ごすと自然に回復してきます。

ところが数ヶ月以上経っても変わらないことはないでしょうか?
不安になったら頓服を服用する。
イヤなことが思い浮かべば、眠って考えないようにする。
身体はだるいので家の中に閉じこもる。
このように「安静」にしていれば一時的には楽になるのかもしれません。

しかし、休んでいる間はイヤなことがさらに思い浮かぶものです。
だんだん効かなくなってくる頓服。
なかなか良くならない「うつ」。
先の見えない現状。
目にうつる人と比較。
元気だった頃の自分との比較。
プラス思考に考えられる方法を探そうとするが考えられない自分に落ち込む。

このようにしてさらに「うつ」に囚われます。
そうすると、また同じことを繰り返す・・・。

どのようにすればこの悪循環から抜け出せるのか。
この悪循環から抜け出す方法を提供するのがカウンセリング(認知行動療法)です。
一時しのぎの安心からの離脱や、だるさ・イヤな気持ちに囚われずやりたいことができるようにする援助をしていきます。

「いつまでも悪循環にはまりたくない」と思ったら、カウンセリング(認知行動療法)を受けてみてはいかがでしょうか。
少なくとも良くなるヒントは見つかると思いますよ。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他院通院中の方、どこにも通院されていない方も受け付けています。