うつとドラマとカウンセリング

臨床心理士の鈴木です。

NHKでやってますね。

「ウツ」についてのドラマ。

マンガで出たものがドラマになっているようです。

「ウツ」についてよく説明されているようなことが、ドラマでも取り上げられています。

もちろん気になることも少しあります。
精神科医役のお医者さんが「ウツ」は早くて3か月、遅い人で2年位で治る、といったこと。
実際は薬だけ飲んでいても2年以上かかる人なんてたくさんいます。

「周囲が気晴らしに誘ってはいけない」というのも良くいわれいることです。
ドラマでは気晴らしに誘って行動した結果悪化しているといった教科書な事例。
気をつけていただきたいのが、「気晴らしに誘う」ことが「ウツ」にとって必ずしも悪化条件とは限らないということです。
気晴らしに誘ってはいけない時に誘うからいけない、ということだと思って下さい。

それに気をつけないと「薬飲んで何か月も十分に休んだけれどもよくならない」といったことに、なりかねません。

それでも、ウツについて全く知識のない方にとっては役にたつでしょう。
あくまでも一つの「事例」とみることが一番役に立つと思います。
あまりこのようなドラマはみたことがないので、とりあえず次回もみてみようかと。

あと素人目からすると藤原紀香と原田泰造というメインの組み合わせは何となく面白い組み合わせなような気がします。

ドラマで出てきたところで気になるところや、補足、一般の方が誤解してしまいそうなポイントがあれば、勝手にこのブログで指摘していきます。

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