「 2009年02月 」一覧

強迫性障害の家族の対応

臨床心理士の鈴木です。

強迫性障害の症状は様々です。
手洗い、鍵がかかっているかの確認を何度もしてしまう、などなど。

強迫性障害には行動療法が効果が認められています。
薬だけでも良くなっていくこともありますが、薬をやめるとまたもとに戻ってしまうことが多いと思います。

強迫性障害の治療は行動療法を行うことで多くの方の症状が軽快していきます。
行動療法という強迫性障害に対しては世界中でその効果が認められている方法を、患者さん側が知っているかどうかで、今後の人生が変わる可能性があります。
「そんな効果が認められている方法なら、どこの医療機関に行ったって必要なら勧められるだろう」と思うのは当然でしょう。
しかし、日本の精神医療の現状は残念ながらそこまでいっていません。
ほとんど治療効果が認められていないカウンセリングを長い間受けている方が多いと思います。

患者さんがお子さんならなおさらです。
よく箱庭をしたり、絵を永遠と描かせるなどを聞きますが、それは治療的効果に対して科学的根拠に乏しい方法です。
まだまだ日本ではそのような方法まかり通っているのが現状です。
患者さん自ら治療に対する正確な知識をもち、それができる治療者を探す必要性があります。

また、家族の対応を変えることにより回復が早くなることがあります。
強迫性障害の患者さんの家族は本人のかわりに確認などの手伝いをしてしまっていることが多いかと思います。
実はこの家族の行動が症状を維持、増大させるものなのです。

一時的に本人は楽になるかもしれません。
しかし、徐々に家族対し何度も確認を要求するようになり、家族も苦しくなります。
その結果、本人もさらにつらくなっているのです。

ですから家族は確認をしてあげる行為をやめなくてはいけません。
いきなりやると本人もつらいので、ポイントをカウンセラーと相談しながらやっていくのが良いでしょう。
このため私は1回だけでも良いので家族にも来談して下さるようお願いすることも多々あります。

強迫性障害で失うのは「時間」です。
多くの時間を、うつや不安を振り払うことに使っています。
それによって日常生活、趣味、仕事ができなくなり、将来への希望がもてなくなります。

何年も悩んでいる方は早めに行動療法を受けることをお勧めします。

うつと不安のカウンセリングご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他院通院中の方、どこにも通院されていない方も受け付けています。


カウンセリングの普及

臨床心理士の鈴木です。

先日、保健所で精神医療関係の専門職、心の病を患っている方、その家族が集まる会議がありました。

「日本の精神医療は50年遅れている」というお話が出ました。

50年はややオーバーなような気がしますが、確かにハード面、ソフト面の遅れは諸外国から比べると否めません。

それと、やはり「心の病」に対するイメージも大きな問題です。

大きな事件が起こったときに、精神障害者がクローズアップされることがあります。
あれは精神障害者に対して歪曲したイメージを与えさせているような報道です。
決して精神障害者の犯罪率が高いということはありません。

心の病は誰でもなりうるポピュラーな病気なのですが、偏見が強いと受診が遅れたり、家族が「気の持ちようでなんとかなる」と考え、適切な治療を受けられないことがたくさんあります。

今回もほとんど臨床心理士の参加はなかったと思います。
もう少し臨床心理士も出てきてほしいですねぇ。

一般の方からみたら、心の病を診るみようなところは当然のようにカウンセリングの専門家がいるし、そのようなサービスが受けられるという印象があるでしょう。
実際はカウンセリングの専門家がいる医療機関は少ないものです。

まして海外のように、効果があるという根拠のあるカウンセリングが実施されている医療機関はごくわずかでしかありません。

今回の会議で残念だなと思ったのは、精神療法についてはほとんど触れられていなかったことや、精神医療に携わっている方でさえ、カウンセリングは「話を聞いてあげる」ことであるとしか思われていないことでした。

もっと臨床心理士がカウンセリングに対する啓蒙活動を行っていく必要性あるのでしょう。

日本が欧米並みの精神医療サービスを提供できるようになるのはいつになることでしょうか・・・。

やはり、がんばって勉強会などを通して効果のあるカウンセリングを広めていかなくては。

うつと不安のカウンセリングご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
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他院通院中の方、どこにも通院されていない方も受け付けています。


はじめての画像

臨床心理士の鈴木です。

プロフィールのところに画像を載せてみました。

機械が苦手な私ですが、適当にやったらできてしまいました。

感慨深い・・・。

写真はうちのクリニックの外観の一部です。
平成19年の終わり頃に新しくできました。
外来の診察室とカウンセリングルームがあります。

それと写ってはいませんが、奥にデイケアや待合室など3階建てのピンクの建物があるので、初めて来る方はそちらを目印にした方がわかりやすいかもしれません。

写真は私の古い携帯で撮ったもの。
空の青が作ったような色になってますね。

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うつと不安に悩む時間

臨床心理士の鈴木です。

「今までの数年間はなんだったんだろう。もっと早く来ればよかった」

カウンセリングを終えられた方から最もよく聞く感想です。

日常生活のあらゆることに不安を抱き、10年以上一人で外出できなかった方が、カウンセリングに来て3ヶ月くらいで日常生活に支障がない程度になった例もあります。

私のところにくるパニック障害や強迫性障害の患者さんは、発症してから数年経っている方がほとんどです。
精神科、心療内科に受診し、お薬は飲んで楽になることもあるけれど、何年間も自由に自分で行動することができず、仕事や趣味、楽しみなど、自分の人生を生きられずにいます。

だんだん「こんなものなのかなぁ」と思うようになり、人生に希望が持ちづらくなるのです。

人間一人ひとりに割り当てられた時間は無限ではありません。
限りある人生の大切な時間をうつや不安にならないようにするための対処(引きこもる、不安な場面をさける、嫌なことについて解決しようと考える)に費やして良いのでしょうか。

早めに適切なカウンセリングを受けて、自分の人生を歩んでみましょう。

うつと不安のカウンセリングご希望の方は
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他院通院中の方、どこにも通院されていない方も受け付けています。


カウンセリング部屋のイメージ

臨床心理士の鈴木です。

私は現在の携帯電話を4年ほど使っています。

さすがにデザインが古いことは目で見てわかりますが、たまにしか来ないメールと通話、携帯サイトはどうしても必要な時に調べ物をするくらいにしか使わないので不便を感じません。

ワンセグがあっても確実に使わないでしょう。
テレビなら家でみるし、カメラはデジカメ、サイトはPCで見た方が便利。
それぞれの家電も最低限しか使いませんが・・・。

これは私が機械に弱いせいもあります。

私のブログを見て気がついているとは思いますが、写真がありません。

理由は写真の載せ方がわからないから。
多分お部屋の様子なんかがわかると、他院通院中の方とか、どこにも通院していない方にとっては安心感があると思うのですが。

せめて言葉で伝えると・・・シンプルなお部屋で、部屋の色は清潔をイメージとした白を基調としております。
これからあなたの「人生」はいくらでも自分で塗り替えられるといったイメージも。
家具類は木の温かいぬくもりが伝わるようなものでそろえています。

うちに来たことがある人がみれば、「ものはいいようだな」と思うかもしれませんね・・・。

うちの職員に写真の載せ方を聞きましたが、聞いただけだとよくわかりません。
いつかカウンセリングのお部屋の写真をブログに載せよう、と思い数ヶ月経ってしまいました・・・。

新しい携帯はタッチパネルやら音の質が良いやら出ているようですが、まったく必要ないのでもう少し初期費用は安くなってほしい。
デザインは美しく、機能はシンプルでわかりやすく、余計なものがついていなくても良いからもう少し安い携帯を望んでいる人って結構いるような気がするのですが・・・。

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