公認心理師

表題の件ですが、いままで心理職の国家資格化の動きはあったのですが、ながらく実現せずにました。それが2015年9月9日に公認心理師法が国会で成立し、2017年9月15日に施行されたことで、2018年9月に第1回の試験が行われます。
ところで公認心理師の受験科目に「関係行政論」という科目があり、主に心理職をとりまく法律が出題されるということです。これまであまり私が触れてこなかった分野なので、遅ればせながら勉強しなくてはいけないと思い、テキストを購入しました。
テキストには法律がどのような歴史を経てできあがっていったのかの概要などが書かれていて、とても面白かったです。
法律を知るということで、普段の臨床の実用的な面に役に立つのはもちろんですが、当時の時代精神が法律に現れていたり、あるいは逆に法律によって我々の時代精神が規制されたりするようすが、行間から読み取れるのです。
すなわち、法律というのはその時代の人々の集合的な心が結晶したものだという側面もあるように思え、心理学を学ぶものとしてはやはりこちらの側面のほうに魅力を感じざるをえません。
「関係行政論」という科目にはいままであまり興味を持てなかったのですが、この機会に学ぶことができてよかったと思いました。なんでも興味を持って取り組んでみると、おもしろいものなのかもしれません。